沖縄のソウルフードの一つ山羊料理。
一般的にはヤギ刺しの他はヤギ汁、ヤギそばなどの汁物が主流ですが、焼き料理はちーいりちゃー(ヤギの肉や内臓、血液を炒め煮にした沖縄料理)ぐらいしかありません。
またヤギバーガーやパスタ、雑炊などありますが、ヤギ汁、ヤギそば、ヤギ刺しのように見かけることはほとんどありません。
札幌でジンギスカンを食べ歩いていた筆者は、「羊ならジンギスカンのような焼肉があるのに、なぜ山羊の焼肉はないのだろう?」と疑問に感じていました
ところが、たまたま那覇で滞在していた際に、「創作山羊料理 山原食いなぁ」という店の看板を見つけ、疑問が解消されました。
なんと、ヤギ焼肉が提供されているのです!
しかも北海道ジンギスカンを意識してるしwww
ここでは、私が2023年5月に訪れ、ヤギ焼肉を堪能した経験を紹介します。
では食べてみよう
創作山羊料理 山原食いなぁ
「創作山羊料理 山原食いなぁ」国道58号線の西側、波之上宮に近い那覇市西にあります。
創作山羊料理と言うだけあって、いろんな山羊料理があります。
しかしヤギ焼肉は別格、単独扱いになっていますwww
山羊刺し 1,600円(税込)
ヤギ焼肉の前、まずはあっさりしたヤギ刺しから攻めていきます。
新鮮なヤギの肉は独特の風味がありながらも、臭みは少なく、さっぱりとした味わいです。
一口噛むと、口の中に広がる肉の豊かな風味が感じられ、刺身ならではの生の食感もあり、歯ごたえが楽しめます。
全くダメな人もいますが、筆者は全く問題ありませんwww
ヤギ焼肉セット(赤身、ミックスホルモン、野菜)3,000円(税込)
山羊刺しの次はメインディッシュのヤギ焼肉を頂きます。
食材が運ばれる前に、焼肉用の鉄板が運ばれてくるのですが、その鉄板が何となくジンギスカン鍋に似ていませんか?
ジンギスカン鍋は円錐状ですが、こちらはかなり緩やかです。
こちらがヤギ焼肉セットとタレ・薬味。
単品だと2,000円(税込)と、なかなか高額な肉、赤身。
やはり沖縄では、ヤギは高級食材だと、改めて感じますね。
レバーやせんまい等いろんな部位が入っているミックスホルモン。
山羊と言われなければ、ちょっとわからないぐらい、赤身もホルモンも山羊臭がありません。
まずは赤身から実食。
ヤギ汁が苦手な人でも、おそらくイケるんじゃないかな?
特別感はなく、ある意味普通の肉www
次はホルモン
これも臭くなく、普通のレバー。
レバニラ炒めに使っても問題ないでしょう。
ジンギスカンの羊肉との違いは、羊肉は切り方が弾力を感じる厚目で、山羊肉は嚙み切りやすいスライス状の切り方。
羊肉は脂身も含んだ肉ですが、山羊肉は脂身が全くない赤身。
したがって、羊肉より山羊肉の方があっさりしていました。
初めてのヤギ焼肉でしたが、山羊臭はなく、牛肉、豚肉、羊肉よりもあっさりで、とても食べやすい焼肉でした。
山羊串 2本 700円(税込)
味付けは塩の山羊串の食感は、コリコリした砂ずりのような歯ごたえで、脂っぽさが全くなく、とても食べやすい串焼きです。
テグタン:ピリ辛山羊出汁クッパ 800円(税込)
焼肉での筆者のシメは、だいたいクッパを選びます。
山原食いなぁでは、クッパではなくテグタンになるので、辛いスープになりますが、辛口好きの筆者は全く問題ありません。
メニューにはピリ辛とありましたが、かなりの辛さがありました。
辛さの方が強いので、これまた山羊臭は感じられませんでしたね。
まとめ・感想
っという感じで、「創作山羊料理 山原食いなぁ」で山羊料理を堪能しました。
初見だったヤギ焼肉をはじめ、山羊刺し、山羊串、テグタンの全てが美味しく、大変満足するソロ焼肉は、まさに山羊料理のフルコースを食べたようでした。
最近の山羊料理は臭みが非常に少なく、今回も山羊臭はほとんど感じませんでした。
「創作山羊料理 山原食いなぁ」には、他にもいろんな山羊料理があるので、全品制覇したく再訪したいお店ですね。
おわり
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