皆生温泉は鳥取県西部に位置する第二の都市・米子市にあり、海中から湧き出している温泉は、鳥取県下一の湧出量を誇っています。
温泉が発見されたのは明治初めの1900年。
引用元:米子観光ナビより
その昔、皆生海岸はイワシやアジの好漁場として、とても漁業が盛んであったこともあり、最初に発見したのも、浜辺で漁をしていた地元の漁師で、泡が吹き出ているのを偶然にも見つけたそうです。
そこから1世紀以上、海中より湧き出す湯は、今では山陰屈指の名湯として語り継がれています。
美保湾海底から湧く湯は県下一の湧出量。
そんな山陰屈指の名湯「皆生温泉」は人口約15万人の米子市にあり、その周辺の観光地も比較的に近いため、周遊と言う面でも非常に便利です。
さかなと鬼太郎のまち「境港」まで約19km
絶景最強「米子城」まで約5km
日本で3番目に国立公園となった「大山」まで約20km
現存12天守・国宝5城の一つ「松江城」まで約40km
縁結びの神・福の神として名高い「出雲大社」まで75km
筆者は2022年4月中旬、皆生温泉に宿泊して、米子、境港、松江城を周遊してみました。
車は必須 電車での周遊は楽しみ半減
地図で見てもらうと分かるように、中海を挟んで皆生温泉・米子・境港・松江があります。
筆者の感覚では、ぐるっと一周するだけなら3時間もあれば十分でしょう。
ただし、これは車移動での話。
電車・バスの公共機関では周遊は正直厳しいですね。
境港・米子・松江はJRで繋がっていますが、東京大阪のように電車がバンバン来るわけではありませんし、境港から美保関やべた踏み坂こと江島大橋に行く方法はバスやタクシーになります。
バスも本数や路線が少ないですし、タクシーは流しなどもないでしょうから、行けたとしても1日仕事になるでしょう。
境港・米子・松江の主要部だけなら公共機関もありですが、楽しみが半減することは間違いないですね。
ちなみに境港ー美保神社のタクシー料金は約3,500円程度、ベタ踏み坂を渡ることのできる八束コミュニティバスは(境港ーベタ踏み坂-亀尻集会所)200円ですが、日祝運休と言う観光客泣かせですけどね(笑)
米子、境港、松江周遊は公共機関より車
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周遊の起点地は皆生温泉がお勧め
米子や松江では駐車場無料のホテルが少ない為、周遊する起点の宿泊先は皆生温泉をお勧めします。
ただし、皆生温泉では徒歩圏内での飲食店はすくないので、宿泊施設での食事がメインとなるでしょう。
地元の飲食店を楽しみたい方は、米子、松江、境港の方がお店が豊富なので、そちらの方が良いでしょう。
島原~皆生温泉の居酒屋
皆生温泉の数少ない居酒屋の島原は、気の良いおばぁ二人が切り盛りするする居酒屋。
なので、料理に時間がかかるむねの説明を受け、納得してからの着席になります。
全てのお客さんに確認をとるから、この時だけではないと思うよ
先客の料理の出具合を見て、「食べ飲み」は厳しいと思い、ご飯ものと待つ間のビール1本に的を絞りました。
ほとんどの席に料理が、なかったからね
初見の店で迷ったときは、一番上のメニューが無難と考える筆者。
つるはし丼なるものを注文。
おばぁに「つるはし丼」の意味を聞いても「昔からさー」みたいな感じで、意味は分かりませんw
つるはし丼の実食
野菜たっぷりでヘルシーさ感じる第一印象。
野菜の中からはキムチと辛口のごま油で和えた感じのひき肉が出てきます。
ビビンバのように「半熟たまごを割ってかき混ぜて食べる」のが、つるはし丼の食べ方。
野菜とたまごで、キムチの辛みは緩和され、混ぜれば混ぜるほどうま味が増してきます。
海鮮を狙って食べに行ったけど、つるはし丼は正解でした。
米子、境港、松江の周遊を楽しむなら2泊3日以上ほしいところです。
皆生温泉へのアクセス
車
中国地方や近畿圏であれば、車でのアクセスがベター。
マイカーがない方は、電車もしくは高速バスで米子を目指しましょう。
飛行機
飛行機利用は米子鬼太郎空港もしくは出雲縁結び空港になります。
米子鬼太郎空港は皆生温泉まで車で約20分と近いもですが、羽田便しかもANAしかないので、JALマイラーには悲しいところ。
出雲縁結び空港からは羽田便はANA、JALともあり、他に仙台、静岡、小牧、伊丹、福岡便があります。
ただし皆生温泉までは、1時間半はかかりますので、観光しながら皆生温泉を目指すことになるでしょう。
電車
新幹線で岡山まで行き、特急やくもで米子まで行きます。
岡山ー米子は2時間15分前後かかります。
関東からであれば寝台特急サンライズ出雲も良いでしょう。
東京発 21:50
横浜発 22:15
熱海発 23:23
沼津発 23:39
富士発 23:53
静岡発 00:20
米子着 09:03
松江着 09:29
筆者も東京出雲間を利用しましたが、快適に移動できました。
周遊を楽しむなら2泊3日はほしい
周遊を楽しむなら、最低でも2泊3日はほしいところですね。
、観光場所は城、神社、水木しげるロード、酒蔵など盛りだくさんあるので、1泊2日では回り切れませんw
周遊する日程は、到着日半日、2日目は終日、3日目半日となるわけですが、
みたいなスケジュールになるでしょう。
他に酒蔵もあるし、時間がいくらあっても足りないよ
まとめ・感想
皆生温泉は冬の味覚・カニをはじめとした海鮮と温泉のセットと言うイメージがありますが、実は日本トライアスロンの地として有名です。
トライアスロンがあるってことは、泳げる海があるってことです。
皆生温泉は約20kmにわたって弓のように弧を描く海岸線・弓ヶ浜にあり、皆生温泉前は皆生温泉海遊ビーチなんです。
また海水浴場ではないビーチでは釣りもできるそうです。
冬はカニ、夏は海水浴そして海辺のドライブなど楽しめる皆生温泉は、連泊して山陰を堪能できる温泉地でお勧めです。
おわり
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