葉山の海はどんな海?都心から近い人気ダイビングエリアを潜る
神奈川県葉山町。
都心から車で約1時間30分というアクセスの良さでありながら、筆者がこれまで潜ったことのないダイビングエリアでした。
実は、葉山をリゾートバイト先に選んだ理由の一つが、「葉山で潜ってみよう」でした。
関東周辺には静岡・伊豆半島、千葉・房総半島、神奈川・三浦半島と数多くのダイビングエリアがあります。
三浦半島では城ヶ島で一度潜ったことがありますが、葉山は今回が初めて。
そこで2026年7月30日(木)、ダイビングショップNANAを利用し、葉山の海を潜ってきました。
現地でスタッフから聞いたのは、「日本一過酷なビーチエントリーです」という一言(笑)。
今回は、その「日本一過酷なビーチエントリー」と言われるビーチポイント「権太郎岩」と「170度の根」を潜りました。
日本一過酷と言われるビーチエントリー?
日本一過酷なビーチエントリーらしい葉山のビーチダイビング。
道路から階段を降りて、海辺にでます。

目指すエントリー口は、このようなちょっとした岩場的なところを、約200mほど歩きます。

ダイビングショップNANAのスタッフが葉山ビーチを検証したYouTubeが参考になります。
さて、本当に日本一過酷なのか?
スタッフの話によると、実際に「ビーチを見て、ボートに変更したゲストはいる」とのこと。
筆者が思うに、年齢的な側面を除くと、このビーチエントリーが苦手なのは、関西系ダイバーに多いのかも。
関西はボートダイビングが中心のエリアが多く、ビーチエントリーの機会は関東ほど多くありません。
しかもセルフダイブも少ない。
それに比べ、関東ダイバーの主戦の伊豆は、大瀬崎、井田、IOP、富戸、稲取などビーチそしてセルフダイブの宝庫。
つまり、ビーチエントリーに慣れているんですよね。
っで筆者はどうかって?
そりゃあ余裕ですよ(笑)
伊豆はもちろん、剣山のような琉球石灰岩の上を歩いてエントリーする残波岬や、何メートルもの崖を降りて海へ向かう辺戸岬でも潜ってきました。


そんな筆者にとって葉山のビーチエントリーは、「日本一過酷」と言われるほどではありませんでしたね(笑)
天候・海況
この日の天候は晴れ。
陸上から茅ヶ崎方面を見ると、江の島と富士山を望めました。

海況は風や波もほとんどなく、非常に穏やかな凪。

ビーチエントリー・エキジットもスムーズに行えるコンディションでした。
| 2026年07月30日(木) | |
| 天気 | 晴れ |
| 気温 | 34℃ |
| 風向き | 南 |
| 潮 | 大潮 |
| 満潮 | 04:28/18:41 |
| 干潮 | 11:29/23:52 |
| 波高 | 凪 |
ダイビングログ
権太郎岩
1本目のポイントは権太郎岩。
この日の透明度は、残念ながら3~5mほど。
ご覧の通り、みそ汁のような濁りの中を進んでいきました。

トンネルの向こうに広がるのも、青ではなく緑の景色。

透明度が悪くても、多くの生物を観察できるのがダイビング。
逆さで顔を出しているイワアナコケギンポ。
穴から顔を出している時、逆さなのは気にならないんでしょうかね(笑)

南国を感じるハコフグの幼魚。

ウミウシも豊富。
サキシマミノウミウシ。

2025年4月に終息した黒潮の大蛇行の影響で、葉山の海にも変化があったそうです。
ガイドによると、以前は見られなかったソフトコーラルが根付くようになったとのこと。

潮の流れが元に戻ったので、以前の葉山の海にもどるのでしょうかね?
| ポイント名 | 権太郎岩 |
| エントリー/エキジット | 08:51→09:49 |
| 潜水時間 | 58分 |
| 水温 | 27.2℃ |
| 最大水深 | 11.8m |
| 平均水深 | 7.2m |
| 透明度 | 3~5m |
権太郎岩
170度の根
2本目のポイントは170度の根。
まだハッチアウト前のアオリイカの卵がたくさん見かけます。

卵の中でアオリイカの幼魚が元気に動いています。

ちょうどハッチアウトの瞬間にも出会えました。
大自然の中へ飛び立っていきます。

砂地で遠くを眺めて、まぁ5mぐらい先が見える感じ。

70cm級の立派なヒラメは、なかなかの迫力。

透明度こそ今ひとつでしたが、2本とも葉山の海らしい生き物との出会いを楽しめたダイビングでした。
| ポイント名 | 170度の根 |
| エントリー/エキジット | 11:01→11:56 |
| 潜水時間 | 55分 |
| 水温 | 27.4℃ |
| 最大水深 | 11.4m |
| 平均水深 | 8.2m |
| 透明度 | 3~5m |
170度の根
お世話になったショップ・ダイビングショップNANA
今回お世話になったショップは「ダイビングショップNANA」。
2008年7月7日に葉山で開業したダイビングショップNANA。
「海を通してみんなで幸せな時間を共有する」をコンセプトに掲げ、葉山をホームグラウンドとしてビーチ・ボートダイビングを開催しています。

筆者がお世話になったビーチダイビングも、他のゲストがお世話になったボートダイビングも、ショップへは8時集合。
2ダイブを終え、海から戻ってきたのは12時過ぎでした。
その後は器材を洗い、ショップでランチを食べながらログ付け。
解散は14~15時頃なので、都心から約1時間30分というアクセスの良さもあり、比較的早く帰宅できるのも葉山ダイビングの魅力ですね。
ランチはお弁当ではなく、ショップで手作りした丼物やカレーなどを提供しています。
価格帯は900~1,400円。
今回は「カツオたたきガーリック丼」を注文しました。

ニンニクの風味が効いたカツオのたたきは、ご飯との相性も抜群。
2ダイブ後ということもあり、あっという間に完食しました。
まとめ・感想
っという感じで、神奈川県葉山町で初めてダイビングを楽しんできました。
実は葉山をリゾートバイト先に選んだ理由の一つが、まだ潜ったことのない葉山の海。
今回ようやく、その目的を一つ達成できました。
透明度は3~5mと決して良いコンディションではありませんでしたが、ハコフグの幼魚やイワアナコケギンポ、アオリイカのハッチアウトなど、多くの海洋生物との出会いを楽しめましたね。
また、「日本一過酷」と言われるビーチエントリーも、実際に潜ってみると筆者にとっては思っていたほどではありませんでした(笑)。
もちろんダイバーの経験や体力によって感じ方は異なると思いますが、一度経験してみる価値は十分あると感じます。
そして何より魅力なのが、都心から車で約1時間30分というアクセスの良さ。
朝から2ダイブを楽しみ、ショップでランチやログ付けを済ませても、14~15時頃には帰路につけるのは葉山ならではの魅力ですね。
おわり

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