和菓子の伝統を守り続ける店「結喜(ゆうき)」は大津市北部の琵琶湖のほとりに位置し、滋賀県大津市のJR湖西線和邇(わに)駅から徒歩約7分で行けるところにあります。
熟練の職人が厳選した素材と技術で作り上げるあんぱんはまさに絶品。
和菓子の新たな魅力を発見できるあんぱんがたくさん揃っています。
住所 | 〒520-0524 滋賀県大津市和邇今宿825−1 |
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営業時間 | 9:00~18:00 |
定休日 | 不定休 |
支払方法 | 現金、PayPay |
TEL | 077-548-7722 |
アクセス | JR 湖西線 和邇駅より徒歩約7分 |
駐車場 | 有り |
公式サイト | |
食べログ | 食べログ |
今回は6月下旬に和菓子職人が作った「結喜」のあんぱんレビュー記事となります。
では、食べてみよう
多彩なあんぱんが並ぶ店内
「あんぱんだから、それ程種類はないだろう」と思って入った筆者の想定を超える多彩なあんぱん。
店内に多種多様なあんぱんが並んでいました。
あんぱん一つずつビニール包装されていますが、別の日行くとビニール包装されていませんでした。
これには理由があります。
焼きたてでビニール包装すると、あんぱんが袋内で汗をかいて、水滴が発生するから。
従って少し冷ましてから、一つずつ手作業でビニール包装をします。
何種類もある季節の果物や野菜の餡を練り込んだミニ食パン・コロコロ。
姿を変えてラスクとしても販売されています。
実食レポート
お店の前にはテラス席があり、ここで食べることができます。
空の下での食事って美味しいですよね。
一つだけテラス席で食べてみました。
つぶあんぱん 180円(税込)
あんぱんの定番中の定番「粒あん」。
迷ったときは先ずは餡の美味しさを堪能するために、定番の一つ「こしあん」から攻めてみました。
小豆の豊かな風味とほのかな甘さが絶妙に調和し、口の中で広がる自然な旨味。
ほろっと崩れる食感が心地よく、一口ごとに手作りの温かみを感じられた粒あんでした。
よもぎ塩つぶあんぱん 220円(税込)
生地にたっぷりよもぎが練り込まれ、甘さを引き立てる塩つぶあんが包餡された「よもぎ塩つぶあんぱん」。
よもぎとつぶあんのコンビはよもぎ餅などの和菓子の定番中の定番。
姿を洋のパンに変えてもその美味しさは変わることのないコンビでした。
ほうじ茶あんぱん 220円(税込)
ほうじ茶をパンの生地にねりこんだほうじ茶あんぱんは、ほうじ茶の香ばしい風味を感じる和洋折衷のあんぱん。
ほうじ茶のほろ苦さとあんの程よい甘さが絶妙に調和し、一口ごとに深い味わいがあり、和の趣が感じられるあんぱんです。
苺大福あんぱん 220円(税込)
普通のあんぱんにしか見えない外見。
苺大福がつつまれているのか?
想像力を刺激してくる苺大福あんぱん。
開けてみると、餡を包みこんだ苺大福餅をパンでくるんだ姿がでてきました。
苺と滑らか餡が混ざり合い、ふんわり生地で包んだ贅沢なパン。
苺の甘酸っぱさと餡の上品な甘さが絶妙に調和し、一口ごとにフルーティな味わいが口に広がり、パンの生地が口の中を中和させてくれる為、後味スッキリのあんぱんでした。
よもぎ大福餅あんぱん 220円(税込)
生地によもぎをたっぷり練り込んだパンで、よもぎ大福餅を丸ごと包み込んだあんぱん。
写真では分かり難いですが、よもぎが二層になっています。
味は同じで食感が全く異なる餅とパンのコラボにたっぷり入った粒あん。
パンと言うより和菓子と言っていいくらい、和を感じるあんぱんでした。
わらび餅ソーダ・マンゴー 500円(税込)
結喜にはわらび餅を使用したわらび餅ドリンクがあります。
ドリンクはソーダ、ラテ、紅茶、ルイボスティー、わらび餅はオレンジ、レモンなどいろんな味付けのわらび餅を選ぶことができます。
筆者が選んだのは、暑い日の屋外にぴったりなスッキリするソーダと南国フルーツの代表マンゴー。
ストローは太目なので、わらび餅もストローで吸い上げることができます。
わらび粉を感じるますが、ソーダと一緒に飲む?食べる?ので、クドさはありません。
おっきいタピオカって感じで、美味しく飲み干しました。
大福餅専門店 団喜
隣接する大福餅専門店「団喜」は結喜の元となるお店です。
こちらで鍛え上げられた和菓子職人が、結喜のあんぱんを作っています。
大福餅マンゴー 120円(税込)
マンゴーの甘味がたっぷり入った南国の味の大福餅。
大福餅ブルーベリー 120円(税込)
さっぱりとした甘さでブルーベリーの香りが広がる大福餅。
まとめ・感想
っという感じで「結喜」のあんぱんを食べてみました。
この日は「ドライブインわに」でランチを食べた後にも関わらず、「和菓子職人が創るあんぱん専門店」の特に「和菓子職人が創る」に惹かれ立ち寄りました。
「あんぱん専門店」だけだったら立ち寄っていなかったでしょう。
今回はどちらかと言うと和風テイストのあんぱんを選びましたが、どれも美味しくパンと和菓子の融合を感じるあんぱんでした。
これまで筆者は、パン屋さんであんぱんを選ぶことはほとんどありませんでしたが、今回であんぱんを選ぶことが多くなりそうです。
おわり
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