米沢城跡に広がる、上杉神社の境内を歩く
多くの戦国武将のゆかりの地山形県米沢市。
今回参拝した上杉神社に祀られている上杉謙信を筆頭に上杉景勝、直江兼続、前田慶次、伊達政宗など名だたる戦国武将が過ごした城下町です。
その上杉神社は米沢城跡に鎮座し、戦国最強と謳われた上杉謙信公を祭神として祀っています。

また、境内には米沢藩中興の名君として名高い上杉鷹山公を祀る松岬神社もあり、米沢を代表する歴史スポットとして多くの参拝客が訪れます。
この日は、かみのやま温泉からリゾートバイト先の福島県白河高原への帰路の際、上杉神社に立ち寄り参拝してきました。

今回は2026年3月上旬、歴史の息吹を感じながら、米沢城跡に広がる上杉神社を参拝してきました。
上杉神社参拝
駐車場は松が岬おまつり広場東駐車場(無料)を利用
上杉神社の一般向け駐車場は、「松が岬おまつり広場駐車場」となります。。

上杉神社は松が岬公園内の米沢城址に位置します。
今回筆者は上杉神社に最も近い松が岬おまつり広場東駐車場(無料)を利用しました。

松が岬おまつり広場東駐車場には、「観光と旅のキーステーション上杉城史苑」があります。

飲食コーナーも充実している
上杉城史苑は、山形の特産品やお土産が豊富に揃うだけでなく、食事も楽しめる便利なスポットです。参拝の行き帰りに立ち寄るのにぴったりの場所ですね。
上杉鷹山を祀る松岬神社
駐車場から上杉神社へ向かうと、右手に「中興の名君」上杉鷹山像が現れます。

上杉鷹山の名言といえば「為せば成る、為さねば成らぬ、何事も、成らぬは人の為さぬなりけり」。
「どんなことでも努力すれば実現できる。逆に、何もしなければ実現しない」という意味の言葉として知られています。
筆者がサラリーマン時代だった1990年代後半頃。
失われた30年とも言われる不況の中、米沢藩の財政を立て直した上杉鷹山がフォーカスされ、多くの書物を目にしました。
もちろん筆者も何冊か読みましたが、現在気になる書物はこちらですかね。
アメリカ第35代ケネディ大統領が、生前日本人記者団との非公式の記者会見で「最も尊敬する日本人は誰ですか?」と質問されて、「上杉鷹山」と答えたと逸話があり、近々読んでみようと思っています。
さらに参道を進むと、松岬神社が現れます。

1902年(明治35年)、上杉神社に上杉謙信とともに祀られていた上杉鷹山が松岬神社に分祀されました。
御祭神は上杉鷹山の他、後に合祀された上杉景勝、直江兼続、細井平洲、竹俣当綱、莅戸善政と6柱。
社号は米沢城の別所「松岬城」に由来しています。

御朱印は上杉神社の社務所で頂けます。

御朱印には鷹山の明言「なせば成る」と書かれています。
上杉謙信を祀る上杉神社
松岬神社からさらに参道を進むと、舞鶴橋が見えます。

上杉神社は米沢城本丸跡に建立されており、舞鶴橋は城の堀を渡る橋ということになります。
舞鶴橋を渡り、参道を進むと上杉謙信、上杉景勝と直江兼続、上杉鷹山の像が現れます。



戦国を駆け抜けた謙信・景勝・兼続は勇ましい甲冑姿、一方で江戸時代中後期に藩を立て直した鷹山公は穏やかな袴姿。
並べて拝見すると、その時代背景の違いがよくわかります。
像を眺めながら進み、上杉神社鳥居前に行きます。

鳥居をくぐり、まずは手水舎で清めます。

水が虎の口から出てくる手水舎。
上杉謙信は「越後の龍」、そのライバルの武田信玄は「甲斐の虎」なので、虎でなく龍でもと思いましたが、上杉謙信の本名は長尾景虎。
そのことから虎なんでしょうか?
実際の由来は分かりませんが、そんなことを考えながら手水舎を眺めていました。

清めた後、二つ目の鳥居をくぐり、いよいよ本殿へと向かいます。

上杉神社の御祭神は上杉謙信。
創設時である1872年(明治5年)は、上杉謙信と上杉鷹山の2柱が祀られていました。
1902年(明治35年)に別格官幣社となり、御祭神が上杉謙信のみの1柱となりました(鷹山は先述の松岬神社へ分祀)。

現在の本殿は、1919年(大正8年)の米沢市大火で焼失後、1923年(大正12年)再建されたものです。

参拝後、社務所に立ち寄り御朱印を頂きました。

御朱印には、上杉家の家紋が力強く押印されており、参拝の良き記念となりました。
上杉城史苑
参拝を終えた後は、お買い物や食事が楽しめる上杉城史苑へ立ち寄りました。

上杉城史苑館内にはレストラン、カフェの他に、地元山形の物産コーナーも充実しています。
この日はレストランが休業日だった為、カフェ ル・シエルにお邪魔しました。

こちらのカフェでは、米沢牛を使ったハンバーガーや、米澤豚を使用したホットドッグなど、地元のブランド肉を気軽に楽しめるメニューが並びます。

今回の旅の大きな目的の一つは、やはり「米沢牛」を堪能すること。
迷わず「米沢牛100%ハンバーガー(ドリンク付き)1,960円(税込)」をオーダーしました。
席に着くと、まずはセットのドリンクが運ばれてきました。
選んだのは、山形名産の名を冠した「さくらんぼサイダー」です。

淡いやさしいさくら色のサイダー。
見た目通り、繊細な味と香りが楽しめる爽やかな一杯です。
3月上旬とはいえ、歩いた後の体にスッと染み渡る美味しさで、夏なら一気に飲み干してしまいそうな爽快感でした。

サイダーを楽しみながら待つこと数分。
いよいよ、主役の「米沢牛100%ハンバーガー」が運ばれてきました。

米沢牛100%の贅沢なパティが食欲をそそる
「米沢牛100%」という贅沢な響き。
バンズの間から顔を出すパティからは、上質な肉の香りが漂います。
一口頬張ると、お肉の旨味がダイレクトに広がります。
米沢まで来たなら、一度は食べておきたいと思えるハンバーガーでした。

まとめ・感想
っという感じで、上杉神社を参拝してきました。
筆者の好きな戦国武将の一人である上杉謙信を御祭神とした上杉神社を、実際に歩き参拝できたことは、今回の旅でも特に印象に残る時間でした。
「敵に塩を送る」の逸話でも知られる上杉謙信。
無骨な存在感を放つ上杉景勝。
「愛」の前立てで知られる直江兼続。
そして、藩財政を立て直した米沢藩中興の祖、上杉鷹山。
さらに、前田慶次や伊達政宗など、多くの武将たちが過ごした米沢。
今回は天候不順と帰路のこともあり、上杉神社のみ立ち寄る形となりましたが、米沢にはまだまだ武将ゆかりの見どころが数多く残されています。
次回は、もう少し時間を取りながら、改めて米沢の街を歩いてみたいですね。
おわり

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