群馬県には、草津温泉、伊香保温泉、水上温泉など、多くの有名な温泉地がありますが、これらの温泉地は人気が高く、宿泊料金も高めです。
そこで、今回は有名温泉地から少し外れた温泉宿に注目。
今回は伊香保温泉近くの「渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保インター」と水上温泉近くの「ホテル湯の陣」に宿泊しました。
結論から言うと、温泉ホテル1泊2食10,000前後とかなりお得感があり満足できました。
今回は3月中旬に宿泊した「渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保インター」と「ホテル湯の陣」のレビュー記事です。
では、泊まってみよう
渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保インター
場所
渋川天然温泉ハナホテル&スパ 伊香保インターは、関越自動車道伊香保ICから約3分、JR上越線八木原駅から徒歩12分のところにあります。
さらに車で約30分走れば伊香保温泉です。
JR上越線八木原駅からタクシーで約10分、2,200円前後で行けます。
本数は少な目ですが、バスでも行けます。
今回の宿泊プラン 1泊2食13,000円
今回の宿泊プランは、「1泊2食 豪華なまんぷくプラン」で、利用した予約サイトはじゃらんネットです。
宿泊費は13,000円(税込)。
客室
客室の広さは可もなく不可もなくってとこでしょう。
ただ大きいサイズのキャリーケースを広げるには、少し狭いですね。
ビジネスホテルでよくあるTV台とテーブルが一体化でなく、別々タイプ。
テーブルとイスがTV正面なので、鑑賞するのが楽ちんです。
ベットは禁煙ダブル(ベッド幅140cm)とゆったり。
バス・トイレはユニットバス形式。
シャンプー、コンディショナー、ボディソープ。
高級感があるわけではないが、安っぽさはないのが良い感じ。
冷蔵庫は小型のワンドアタイプ。
アイスクリームなどの冷凍には不向きですが、冷やす分には問題ありません。
赤城山を望む景観。
残念ながら窓の開放厳禁です。
温泉
源泉は地下1,400メートルから湧き出ており、露天風呂ではかけ流しの“生”源泉に浸かれます。
露天風呂でからの眺望は雄大で、写真は休憩スペースからですが、露天風呂からの景色はもっと角度が良く、真正面に赤城山を望むことができます。
泉質はナトリウム・カルシウム成分が豊富な塩化物泉で保湿効果が高く、弱アルカリ性のお湯は「美肌の湯」といわれています。
温泉はホテルとは別棟となり、日帰り温泉も受け入れています。
ただ外観は個性的www
施設内にはレストラン(宿泊者もここを利用)の他、マッサージ、ヘアサロンと充実しており、日帰り温泉の料金は平日700円、土日祝800円と安く、営業期間は10:00~23:00となっています。
また温泉cafeネストと言うプランでは、温泉の他、岩盤浴、ワーキングスペース、フリードリンク、マンガ読み放題、電動マッサージ機、TV付きリクライニングチェアなどの内容で、平日1,400円、土日祝1,600円と1日巣ごもりできます。
宿泊より日帰りの方が充実してるかもw
食事
夕食会場は温泉施設内のレストラン会場。
別注による飲み物や食べ物は、日帰り温泉や素泊まり客と同様に、券売機で購入し、セルフで持ち帰るシステムですが、利用する会場は飲食スペースでなく、別部屋での食事になります。
懐石料理の目的は「“お茶”を美味しく味わう」で、会席料理の目的は「お酒を美味しく味わう」と区別されています。
今回の夕食は会席料理でしょうw
会席料理なので、お酒も呑みます。
その結果飲みすぎの為、翌朝起きれず、朝食は放棄してしまいましたw
今回唯一の残念ポイント
筆者は翌朝、温泉に入らず、客室内のシャワーを利用しました。
起きれなかったからね
そのシャワーの水量が非常に少ないことが、今回唯一の残念ポイントでした。
水圧は文句無しなのですが、水量が少なすぎて、洗い流すのに時間がかかるのと、さっぱり感がありませんでした。
水圧は上がるけど、水量は節約できる仕様のシャワーヘッドなのでしょう。
昨今の燃料費高騰でお湯も高くつくでしょうから、コスト削減の一環かもしれませんね。
まぁ致し方ないでしょうから、客室内のシャワーでなく朝風呂も温泉に入ることをお勧めします。
感想
きれいな客室と景観の良い露天風呂、夕食だけでしたが食事も美味しく、満足のできる宿泊でした。
夕食時の飲み物のオーダー方法がフードコーナーのように、現金のみの券売機で毎回購入し、席へ持って帰るシステムには「ちょっと斬新だなw」って感じでしたが、安く提供するシステムとしては有りで、勉強になりました。
また関越道渋川インターから近く、便利で使い勝手が良い温泉宿でした。
ホテル湯の陣
場所
ホテル湯の陣は、関越自動車道水上ICをおり、水上温泉を通り過ぎたところにあります。
時間にして約20~30分です。
新幹線や電車でも行けます。
今回の宿泊プラン 1泊2食 8,580円
今回の宿泊プランは「じゃらん限定50歳からの大人旅♪ 平日限定客室グレードアッププラン」。
宿泊費は1泊2食8,580円。
夕食・朝食ともにはバイキングで、夕食ではソフトドリンクだけでなくアルコール類も飲み放題。
チェックイン時に予約を聞かれる「個室カラオケルーム」「卓球コーナー」が、無料で利用できるといったサービスもあります。
館内
古目の建物は昭和のバブル期の建てられたものかな?
外観は多角形となっています。
フロント前のロビーは広くとられています。
支払方法の対応は数多くのキャッシュレスに対応。
ホテル・旅館の支払い方法は未だに「現金」か「カード」が主流なので、この対応は良いですね。
宿泊費は事前払いが多いでしょうが、お土産などを購入した時に助かります。
浴衣やアメニティは、フロント前でセルフで受け取ります。
個室カラオケルームは和室で、部屋数は数えていませんが、ぱっと見大小5部屋はありました。
卓球台は3台ありました。
あとはお決まりのゲームコーナーもあります。
客室
和室ならではの造りとして、出入口扉を開けると「前室」が現れます。
出入口右手に下駄箱、前室右側がトイレ、前室左側が洗面所・浴室となっています。
トイレはもちろんウオッシュレット。
広い洗面所。
主室は12畳と、贅沢な広さです。
縁側もあり、冷蔵庫は縁側に設置。
多分ベランダにも出れると思いますが、雨だったのでチェックせずスルーしました。
温泉
温泉は夜と朝で男女入替制となっているので、朝風呂は必須の温泉。
泉質は弱アルカリ性低張性高温泉で、露天風呂は源泉掛け流し。
山や湯桧曽川の自然を楽しみながら入浴する露天風呂は最高です。
湯の陣は日帰り温泉も受け入れており、温泉入口前の休憩コーナーが広々としています。
温泉は宿泊客を優先しているのでしょう。
18:00までとなっています。
食事
朝夕ともバイキングですが、内容は充実していました。
夕食バイキング
夕食バイキングは50品目。
筆者が宿泊した期間は豚肉堪能フェアを開催していました。
筆者はアルコールとつまみと言う感じのラインナップで5回転しました。
1回目は生ビール
2回目は熱燗と冷酒
3回目 熱燗と冷酒
4回目 冷酒とウーロンハイ
5回目 デザート
朝食バイキング
朝食バイキングも品数が豊富で、主食の白飯の他、おかゆ、パンやカレーなどもあります。
筆者は和食を中心にしました。
今回の残念ポイントは2点
1点目
筆者が宿泊した部屋は広々とした部屋でしたが、コンセントが縁側にしかなく、主室にはありませんでした。
おそらく昭和の建物でしょうから、当時は現在のようにコンセントが必要となる機器を持参しての旅行は想定してないので、物理的には仕方ありません。
フロントで延長コードを借りる事ができるので問題はありませんが、可能であれば延長コードは最初っからセットされてた方が良いでしょうね。
ただ他の客室にはコンセントが便利なところにあるかもしれません。
2点目
建物は古いのですが、掃除は行き届いており、客室、ロビーなどの共用部もきれいでした。
なのにもったいない。
筆者の部屋の浴室は、整理されてましたが、なぜか髪の毛が20本程度は落ちていました。
浴槽から洗い場なでかなりの本数があったので、掃除をした後抜け落ちたにしては、違和感がありました。
チェックアウト時にフロントには「浴室は整理されてたので掃除はされてたと思いますが、なぜか髪の毛がかなり落ちてましたよ。内風呂は使用してないので問題はないのですが、確認してください。」と事実だけ伝えました。
感想
温泉宿で1泊2食8,580円は、2023年のコロナ明け以降の値上げラッシュからすると、破格の料金といえるでしょう。
食事はバイキング形式ですが、まったく問題ないですし、温泉もかけ流し露店風呂があり、なかんかのクオリティ。
まわりに何もないところにポツンと1軒だけなので、早めにチェックインしてまったりするのに丁度いい温泉宿でした。
まとめ・感想
2023年後半から、有名な温泉街の宿に宿泊するには、かなりの高額で厳しくなってきました。
有名温泉街は駐車場が少なく、また有料も多いです。
車派だったら自由度が高いので、無理に温泉街を選ぶのでなく、そこから少し離れた温泉宿の方が、価格・料理など十分満足できると思います。
こだわりがなければ、車派は有名温泉街を外す旅をお勧めします。
おわり
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