兵庫県で牛と言えば神戸牛が全国的に有名ですが、城崎温泉のある兵庫県北部では但馬牛と言う美味しいブランド牛があります。
但馬牛は全国各地で育てられるブランド牛の素牛として全国に広がったそうで、神戸牛の素牛も但馬牛だそうです。
兵庫県産「但馬牛Ⓡ(たじまぎゅう)」の定義は次の通りです。
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【第20条】
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「兵庫県産(但馬牛 )」とは、本県の県有種雄牛のみを歴代に亘り交配した但馬牛を素牛とし、繁殖から肉牛として出荷するまで当協議会の登録会員(生産者)が本県内で飼養管理し、本県内の食肉センターに出荷した生後28ヵ月令以上から60ヵ月令以下の雌牛・去勢牛で、歩留・肉質等級が「A」「B」2等級以上とし、瑕疵等枝肉の状態によっては委嘱会員(荷受会社等)の確認により判定を行う。 尚、兵庫県産(但馬牛)を但馬牛、但馬ビーフ、TAJIMA BEEFと呼ぶことができる。
引用:神戸肉流通推進協議会ウエブサイトより
神戸肉Ⓡ・神戸ビーフの定義は次の通りです。
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【第21条】
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「神戸肉・神戸ビーフ」とは、第20条で定義する「兵庫県産(但馬牛)」のうち、未経産牛・去勢牛であり、枝肉格付等が次の事項に該当するものとする。 尚、神戸肉・神戸ビーフをKOBE BEEF、神戸牛、神戸牛と呼ぶことができる。
引用:神戸肉流通推進協議会ウエブサイトより
素牛にもなっている但馬牛への美味しさの期待はかなりのものですね。
城崎温泉を歩いていると、蟹だけでなく但馬牛の名も目につきます。
沖縄でバーガーをよく食べているせいなのか?、その中で但馬牛バーガーに心がひかれました(笑)。
但馬牛バーガーを3店舗を食べ歩きしたので、紹介します。
城崎珈琲倶楽部
【城崎珈琲倶楽部】城崎温泉駅から温泉街の中心地へ向かって、徒歩約3分ぐらいのところにあります。
但馬牛バーガー 1,100円
単品でサラダがついているのが、嬉しいですね。
とてもジューシーな手作りのパティ。
ソースはケチャップを使用。
ステーキの焼き具合で表現すると、ミディアムレアな感じパティです。
お店に人に聞くと、焼き過ぎると硬くなるので、表面だけをパリッこんがりしているそうです。
温泉街に似合う落ち付いた雰囲気のおしぼり(紙ナプキン)
キノサキ バーガー/KINOSAKI BURGER
キノサキバーガーは城崎温泉駅の目の前にあります。
但馬牛バーガー 1,500円
パティの焼き加減は城崎珈琲倶楽部と同じミディアムレアな感じ。
自家製のタルタルソースがとても良かったですね。
CREEZAN(クリーザン) 城崎温泉本店
豊岡鞄のお店が営んでいるカフェ・クリーザンは城崎温泉駅から温泉街に入り、駅から徒歩約10分程度のところにあります。
鞄屋さんなので、1階が鞄屋さん、2階がカフェの造りとなっています。
但馬牛バーガー 1,300円。
チーズバーガーではありませんが、チーズが挟んでありました。
城崎珈琲倶楽部やキノサキバーガーと異なり、しっかり焼き上げたパティでした。
しっかり焼き上げたパティにソースが合っていました。
こちらのウエブサイトを見ると、大きいバーガーを食べるのが難しい人には、バーガーを綺麗にカットして出してくれるそうです。
各店舗で特徴を出した但馬牛バーガーはどれも美味しくて、普段沖縄で食べているバーガーのパティと一味違った但馬牛のパティに満足しました。
城崎温泉は日本海側にあることから、冬は蟹目当てのお客さんが多いのですが、但馬牛も美味しいので、お勧めの一品ですね。
おわり
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