カラフルな色あいから「海の宝石」とも呼ばれるウミウシ。
伊豆ダイバーには、初心者からプロ並みのウミウシマスターまで、多くのウミウシ好きダイバーがいますが、沖縄でウミウシが熱いと盛り上がるシーンは少ないと感じます。
まぁ、それはそうでしょう。
沖縄ではマンタなどの大物や群れ、カラフルな魚が目の前に現れます。
ダイナミックな海で、ちっちゃなウミウシ探しが盛り上がらないのもわかる気がしますw
ただセルフダイビングでビーチじっくり潜り、ウミウシは楽しいものです。
もちろんウミウシ以外の小さな可愛らしい幼魚もたくさんいましたね。
今回は沖縄本島北部のゴリラチョップで、ウミウシ観察でたっぷり潜った記事となります。
では、潜ってみよう
ダイビングログ
筆者が潜った日の天気はあいにく曇時々雨。
陸上は冷える上、水温も22℃と低めであることから2本潜ることはやめて、1本入魂することにしました。
太陽の日差しがほぼないと、透明度があっても薄暗く感じる水中。
水温以上に寒さを感じますね。
観察できたウミウシ
ウミウシの種類は世界で3,000種以上、日本では1,200種以上といわれており、「海の宝石」とも呼ばれるウミウシ。
英語ではSea Slugといい、和訳するとSlugはナメクジ。
つまりSea Slugは「海のナメクジ」となりますが、ナメクジにみえないのがウミウシの特徴と思う筆者。
別名ピカチュウで人気のウデフリツノザヤウミウシ
ムラサキウミコチョウ
タテヒダイボウミウシ
ムカデミノイウミウシ
老眼の筆者には厳しいサイズwww
おそらくトモエミノウミウシ
このあとは、筆者は名前がわかりませんw(誰か教えてください)
まぁナメクジに見える人にはナメクジに見えるかもしれませんが、かなりカラフルな色あいで、一味も二味違うナメクジでしょう。
また、この瞬間に出会えたら奇跡です。
ゴリラチョップの魅力
筆者が初めてゴリラチョップを潜ったのは、2001年2月。
その頃は冬のゴリラチョップにはほとんど人がいませんでしたが、駐車場や更衣室・トイレが整備された現在は、年中観光客の体験ダイビングやシュノーケルツアーが開催されるようになり、今や完全な観光マリンスポットとなっています。
そして、大型客船が停泊できるようにバースが造られました。
ただ、このバースの脚が根になり、この付近で多くのウミウシを観察することができました。
ゴリラチョップには多くのサンゴがあり、サンゴの産卵も観察することができます。
まとめ・感想
約1年ぶりにゴリラチョップに潜りました。
ゴリラチョップはダイナミックと言うより、まったりするダイビングスタイルです。
ただ年々観光客が増え、陸上でのまったり感は減ってきましたが、水中には今回のようにウミウシが多く観察できるエリアなど、ファンダイバーだからこそまったりと楽しむエリアは今も変わらずあります。
2024年4月現在は分かりませんが、過去にはーデンイールも観察しています。
いづれゴリラチョップもオーバーツーリズムになる日がくると思いますが、ファンダイビングエリアはオーバーツーリズムにならないでしょうね。
おわり
コメント