日本航空JAL国内線予約が330日前から可能となりました。
JALホームページから引用
JALは2020年東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーですから、それを見越して330日前から予約可能としたのでしょうね。
現在、同じく東京オリンピック・パラリンピックのオフィシャルパートナーである全日空ANAに関しては、今のところ何も発表はありませんが、同じキャリアとして、何かしらでてくるのではないかと予想します。
これで「どんなお得感があるのかどうか」、「LCCとの比較」検証してみました。
目次
特典航空券も330日前から予約可能
JALホームページから引用
お金の支払いがある全ての運賃だけでなく、特典航空券も330日前から予約ができるのが、今回の改正点の特筆すべきポイントではないでしょうか?
持ち得る知識と技術を駆使して行うマイラーと呼ばれるポイ括の人たちには、「陸マイラー」や「マイル修行僧」と呼ばれる方たちがいます。
マイルで特典航空券をゲットして無料で旅にでる。
これはホントに嬉しい事ですが、意外と難しいんですね。
なぜなら座席数に限りがある為、繁忙期はかなりの競争率で取り合いになっていました。
しかし、330日前に予定を組むのは難しいので、競争率が下がると予想しています。
ただ、「毎年決まった時期に○○に行く」と言うのがあれば、330日前に予約しても構わないでしょう。
なので、特典航空券も330日前からゲットできるのは、マイラーにとっては朗報だと思います。
キャンセル料が意外と安い
2019年10月27日(日)搭乗分からですが、キャンセル料も改訂されます。
JALホームページより
普通運賃・往復運賃などの予約変更ができるキャンセル料は常時430円。
そして予約変更ができない特別な割引運賃も55日前までのキャンセルであれば、430円と安いですね。
54日以降は運賃スタイルにもよりますが、430円+運賃の○○%になっています。
なぜ安いと感じたのかと言いますと、LCCのピーチと比べてみた結果ですね。
ピーチの規約を読むと、かなり手厳しいです。
ピーチが受領した一切の運賃・料金および手数料について払い戻しはいたしません。
運賃から取消手数料を差し引いた差額をピーチポイントで付与いたします。
現金やクレジットカードなどへの払い戻しはできません。
詳しくは下記画像に記載されてる通りです。
peachホームページより
これは正直、勘弁してほしいですよね。
ピーチポイントで付与されたって、次もピーチに搭乗するとは限らないですから。
LCCは安いと言うメリットをいろんなリスクを承知で選択しなければなりませんが、運賃の払戻料金をピーチポイントへの付与もリスクとして考えた方が良いでしょうね。
このように比較検討してみると、「JALのキャンセル料はリスクを含めて意外と安い。」と言う結論に至りました
自分は過去「沖縄ー台湾」、「沖縄ー韓国」、「沖縄ー福岡」などをピーチのセールでかなりの格安で搭乗しました。
この時は、「この金額なら、もし全額戻らなくても、まっいいかぁ」を理由に予約をしました。
LCCとの比較
キャンセル料でJALとピーチを比較したので、もう少し深掘りしてましょう。
自分は過去にこのような記事をアップしました。
LCCは安いと言うイメージが強いですが、関東と関西については一概にそうは言えないところがあります。
福岡、セントレア、那覇、新千歳などと異なって、関東ではLCCは成田、関西では関空となり、羽田や伊丹のような便利なところではほとんど搭乗できません。
その分、LCCの航空料金は安くなるのですが、空港までの移動料金・時間を加味すると、必ずしもトータルで安いとは言えません。
それで、沖縄ー東京を比較してみました。
このブログは9月21日にアップしていますので、95日後の12月25日と103日後の1月2日の2パターンを比較しました。
12月25日 ピーチ
種類:シンプルピーチ
10:10沖縄発
12:45成田着
運賃は5,590円ですが、空港使用料が加算され、6,090円。
支払方法がクレジットカードであれば570円(10月1日から値上げで600円)加算され、6,660円。
受託荷物及び座席指定は別途有料で、6,660円が最低必要金額となります。
12月25日 JAL
種類:ウルトラ先得
11:35沖縄発
13:45羽田着
受託荷物25Kg、座席指定有り、別途追加費用無しで9,010円
12月25日
シンプルピーチ VS ウルトラ先得JAL
6,660円 VS 9,010円
成田着 VS 羽田着
受託荷物25kg無 VS 受託荷物25Kg有
座席指定無 VS 座席指定有
払戻不可 VS 払戻430円で全額
1月2日 ピーチ
種類:シンプルピーチ
12:50沖縄発
15:25成田着
運賃は35,990円ですが、空港使用料が加算され、36,490円。
支払方法がクレジットカードであれば570円(10月1日から値上げで600円)加算され、376,060円。
受託荷物及び座席指定は別途有料で、37,060円が最低必要金額となります。
1月2日 JAL
種類:先得割引
10:10沖縄発
12:20羽田着
受託荷物25Kg、座席指定有り、別途追加費用無しで18,110円
7時台の方が安いのですが、公共機関では間に合わず、前泊の必要性があるので、ピーチとの比較対象から外しました。
1月2日
シンプルピーチ VS 先得割引JAL
37,060円 VS 18,110円
成田着 VS 羽田着
受託荷物25kg無 VS 受託荷物25Kg有
座席指定無 VS 座席指定有
払戻不可 VS 払戻430円で全額
当日など搭乗日が直近であれば、受託荷物や空港までの移動コストを含んでもピーチの方が安いです。
しかし、このように3か月以上先であれば、ピーチよりJALの方が、条件が良い場合もあります。
JALの330日前予約を有効に活用すれば、LCCより安く、快適そしてマイルも貯まると言うお得感がかなりあると思いますね。
遠い先の旅行を思い切って計画するのもいいかもしれませんね。
おわり
コメント