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宮古島から博多港へ車を輸送|那覇で5泊した理由

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宮古島から博多港へ車を輸送|到着まで6日間、その間那覇5泊

宮古島での仕事が終了し、内地に帰ることになった筆者。

自家用車を宮古島に持ち込んでいたため、今回は車を内地へ戻す必要がありました。

以前の記事でも触れていますが、今回筆者は、宮古島から博多港へ向けて車を輸送しています。

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輸送にかかる日数は6日間。

往路で宮古島へ渡った際は、仕事先が用意したアパートがあり、博多港で車を預けたあと、すぐに宮古島へ移動できました。

一方復路の場合、地元が広島の筆者には、そうした受け皿がありません。

宮古島のアパートを引き払う必要があり、車が使えない6日間をどこで過ごすかを考える必要がありました。

この記事では、宮古島から博多港への車両輸送の流れとあわせて、車が使えない期間をどう過ごすことになったのか、かかった費用とあわせて整理します。

本記事の内容は、2025年11月当時の状況にもとづいたもので、現在とは異なる場合があります。

本記事はあくまでも筆者の体験談であり、輸送会社の各種規定がある点はご留意ください。

目次

宮古島から博多港までの車両輸送

スケジュール

今回、筆者が利用したのは宮古島・平良港から福岡県・博多港への車両輸送です。

平良港への持ち込み曜日によって、博多港での受け取り可能日が異なります。

目安となるスケジュールは、以下の通り。

  • 月曜日・日中までに平良港へ持ち込み
     → 土曜日【午前9:30】、または翌月曜日【午前9:30】以降に博多港で受け取り可
  • 水曜日・日中までに平良港へ持ち込み
     → 翌月曜日【午前9:30】、または火曜日【午前9:30】以降に博多港で受け取り可

筆者は月曜日に平良港へ持ち込み、土曜日に博多港で受け取るスケジュールを選択しました。

このため、輸送にかかった日数は6日間

天候や海況によっては日数が延びる可能性もありますが、今回は案内どおりのスケジュールで受け取ることができました。

車内積載について

車両輸送において、車内への荷物積載は規定上NGとされています。

これは一部の港や業者に限った話ではなく、基本的な取り扱いです。

実際、輸送会社や引越し業者の公式案内でも、「車両への荷物の積み込みは不可」と明記されています。

2025年現在、海上輸送時の車内へのお荷物の積載が厳しく禁止されております。
2025年4月1日より積載物に関してさらに厳しい通達が出されました。

車内への過剰積載の報告が絶えず、年々取り締まりが厳しくなっている状況です。

他の港においても基本的に車内の荷物積載は認められておりませんが、特に東京有明港は貨物船の乗船率が高いため、厳しく管理されております。車内に荷物を積載していたことで乗船不可と判断されるケースが頻発している状況です。

アイランデクス公式サイトより

このように、規定としては「積載不可」が前提になります。

今回、筆者はこの規定を理解した上で、自己責任を前提に、最低限の荷物を車内に積載した状態で輸送しました。

今回のハッチバック
前回のハッチバック

前回は宅配便で送った荷物を、今回は後部座席にまとめました。

今回の後部座席
前回の後部座席
今回の助手席足元
前回の助手席足元

積載位置は窓より明らかに低い位置に抑え、外から見て荷物が見えにくい状態にしています。

社外から荷物が見えない状態

また、港で積載を指摘された場合は、その場で宅配便に切り替える前提で臨みました。

結果として、この状態で車は問題なく博多港まで輸送されました。

ただし、これが「許可された」のか、「見逃された」のかは分かりません。

同じような積載状況でも、断られる可能性は十分にあります。

車内積載については、あくまで規定はNGであることを前提に、最終判断は自己責任になります。

車が使えない6日間をどう過ごすか

車を平良港で引き渡した時点で、筆者は車がない状態

宮古島での生活は、車が前提です。

そのため、車を預けたあとも宮古島に残る選択肢は、早い段階で外しました。

次に考えたのが、車がなくても数日間、生活が成立する場所です。

条件は多くありません。

  • 徒歩や公共交通で移動できること
  • 数日間の滞在でも無理がないこと
  • 宿泊費が現実的な範囲に収まること

この条件をもとに、筆者は那覇と博多を候補に挙げました。

いずれも交通の便がよく、車がなくても移動には困りません。

ただし5泊となると、博多は宿泊費が高くなりやすいと感じ、こうした点を踏まえ、車が使えない6日間を過ごす場所として、筆者は那覇を選びました。

あくまで目的は滞在コストを抑えつつ、車がない期間を現実的にやり過ごすこと

那覇はその条件を満たす場所であり、「せんべろ巡り」や「映画鑑賞」など充実した那覇滞在を過ごせました。

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トータルでかかった費用

今回の移動では、車両輸送に加えて、車が使えない6日間の滞在費が発生しています。

内訳は大きく分けて、車両輸送費/宿泊費/移動費の3点。

復路にかかったトータル費用は133,382円でした。

以下は、往路(広島→宮古島)と復路(宮古島→博多港)の費用比較です。

項目今回の金額(税込)前回の金額(税込)
車両輸送費(軽自動車)75,900円75,900円
高速代(広島→博多)3,980円3,980円
ガソリン代2,300円2,300円
飛行機代(福岡→宮古島)32,125円12,690円
タクシー・バスなど2,500円2,500円
宿泊費16,577円0円
宅配便(2個口)0円4,400円
合計133,382円101,770円
往路(広島→宮古島)と復路(宮古島→博多港)の費用比較

往路と比較すると、宅配便の費用は発生しなかった一方で、飛行機代が19,435円高くなりました。

往路は日程が確定していたため、JALのセール運賃で手配できましたが、復路は仕事の最終日が未確定だったため、セール運賃を利用できませんでした。

LCCを使えば費用は抑えられますが、台風による欠航時の対応を考え、今回はフルキャリアを選択しました。

往路時、博多上空

なお、以前の記事では「5ヶ月間の滞在であれば、レンタカー代の方が高い」と判断しました。

しかし今回あらためて現地で確認したところ、免責10万円ではあるものの、月額3万円(車両保険込み)のレンタカーが、ハイシーズンでも見つかりました。

ただし、これは現地で探した結果であり、事前に同条件で確保できるとは限りません。

あくまで結果論として捉えてください。

レンタカー比較といえば、たびらいレンタカー

まとめ・感想

車の輸送は、車が使えない期間の段取りまで含めて考える必要があります。

筆者の場合、往路は仕事先の住居があり、車を預けたあとすぐに宮古島へ移動できましたが、復路ではそうはいかず、車を受け取るまでの滞在先をどうするかが現実的な課題になりました。

今回は、車がなくても生活が成立し、宿泊費を抑えやすいという条件から、那覇を選びました。

費用面では、車両輸送費そのものは往路と変わらない一方で、飛行機代や宿泊費など、復路特有の出費が発生しました。

それでも長期滞在を前提に考えた場合、車を輸送するという選択肢自体は、十分に現実的だと感じています。

ただしレンタカーが安く見つかるケースもあり、必ずしも同じ結論になるとは限りません。

この記事が、その判断材料の一つになればと思います。

おわり

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