緑に包まれた宮古島・下地の食堂で、のんびり宮古そばランチ
宮古島市下地エリア、サトウキビ畑に囲まれたのどかな環境に建つ「音楽とごはんのンナピマイ」。
その名の通り、音楽と美味しいごはんを両方楽しめる、地元の人にも愛される憩いの場です。

「ンナピマイ」は宮古島の方言で「おかわり」や「もっとちょうだい」という意味。
お店の方に確認をしていないのであくまでも筆者の想像ですが、「おかわり」「もっとちょうだい」とリクエストされるほど美味しい料理を提供したいとの思いがこめられているのでは。
お店はサトウキビ畑が広がるのどかな場所にあり、緑に囲まれた一軒家が目印。


個性的なアート作品や楽器が並ぶ開放的な空間で、ゆっくりと食事を堪能できます。
今回は、2025年8月上旬に宮古そば・ジューシー・ぜんざいが付いたセットを堪能した「音楽とごはんのンナピマイ」を紹介します。
宮古そば・ジューシー・ぜんざいセット 1,200円(税込)
単品の宮古そば(800円)も魅力的ですが、今回は沖縄の味を一度に楽しめる宮古そば・ジューシー・ぜんざいセット(1,200円)を注文。
お盆の上には、沖縄の味を一度に楽しめる三品が並びます。

宮古そばは澄んだスープに三枚肉とかまぼこ、ネギが乗るシンプルなスタイル。

スープは透明感があり、一口飲むと鰹と豚のあっさりとした出汁がじんわりと体に染み渡ります。
鰹の香りと豚骨の旨みがバランスよく合わさったスープは、優しくも奥深い味わいです。

麺は少しちぢれた平麺で、モチモチとした食感が特徴。

トッピングの三枚肉はしっかりと味が染み込み、柔らかく口の中でとろける食感。

かまぼこはぷりっとした歯ごたえで、そばに心地よいアクセントを加えます。

卓上装備として、コーレーグース、島とうがらし、七味唐辛子が並んでいました。

ひと通りそのままの味を堪能した後、恒例の味変。
まずはコーレーグースを数滴。
泡盛の香りと島とうがらしの辛さが加わり、スープがキリッと引き締まります。

粉系の島とうがらしも試しましたが、やはり沖縄そばには液体タイプのコーレーグースがよく合います。

セットで付いてくるジューシーは、具材の旨みがごはんにしっかり染みており、一口ごとに優しい味わいが広がります。
宮古そばのあっさりスープとも好相性で、しっとりとした炊き上がりが印象的です。

食後は冷たいぜんざいでクールダウン。
小ぶりな器には金時豆や小豆、うぐいす豆など複数の豆類がたっぷり。
ほどよい甘さで、大満足の締めくくりでした。

店舗情報
「音楽とごはんのンナピマイ」は、宮古島市下地のサトウキビ畑の中に建つ一軒家の食堂。
外観は落ち着いた雰囲気の一軒家で、店先にはシーサーの置物が迎えてくれます。

青い空と緑に囲まれたロケーションで、店の前からはのどかなサトウキビ畑が広がります。

駐車場は店舗横にあります。

店内にはたくさんの楽器が置かれ、お店のコンセプトである「音楽」と「ごはん」が感じられる空間。
楽器は誰が弾いても良く、お店の方も演奏しているそうです。


座敷席とテーブル席があり、一人でもグループでも利用しやすいレイアウトになっています。


住所 | 沖縄県宮古島市下地洲鎌747-2 |
アクセス | 市街地から車で約15分 |
TEL | 0980-79-8282 |
営業時間 | 11:00〜15:00(L.O.14:30 |
定休日 | 火曜日・水曜日 |
駐車場 | あり |
座席構成 | 座敷席・テーブル席 |
支払方法 | 現金、クレジットカード、各種キャッシュレス |
ホームページ/SNS | 公式サイト Instagram 食べログ |
メニュー
ンナピマイの看板メニューは、赤味噌(宮古みそ)ベースのスープの「ワーブニそば」。
ワーブニとは「ワー」=豚、ブニ「骨」のこと。
メニューの基本はそば。
そばは単品の他、ジューシー・ぜんざいセットも選べます。



まとめ・感想
っという感じで、「音楽とごはんのンナピマイ」で宮古そば・ジューシー・ぜんざいセットをいただきました。
感想はもちろん期待を裏切らない大満足の内容。
あっさりとした出汁の宮古そば、優しい味わいのジューシー、そして食後のぜんざいまで、どれも丁寧に作られていることが伝わってきました。
お店の穏やかな雰囲気も魅力の一つ。
サトウキビ畑に囲まれたロケーションで、ゆっくりと流れる時間の中で食事を楽しめます。友人や家族とのランチはもちろん、一人で訪れてもくつろげる居心地の良い空間でした。
観光の合間に立ち寄ってもよし、のんびりランチを目的に訪れてもよし。
機会がありましたら緑に包まれたロケーションと沖縄らしい味を、ぜひ一緒に味わってみてくださいね。
おわり
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