地元民に愛される食堂でいただく!「まる子ちゃん食堂」のやさしい味わいの宮古そば
宮古島市上野の郊外にある「まる子ちゃん食堂」は、地元客でにぎわう素朴な食堂。

まる子ちゃん食堂の前身は、30年以上続いた西里通りの「喫茶まるこちゃん」。
筆者が宮古島を初めて訪れた頃は24時間営業(のちに深夜0時または2時まで)しており、飲んだあとのシメによく立ち寄っていました。
その「喫茶まるこちゃん」が、まる子ちゃん食堂として5年ぶりに復活。
宮古ラブの筆者としては、この再開が本当にうれしいニュースでした。
今回は、**2025年8月下旬に宮古そば(900円)を堪能した「まる子ちゃん食堂」**を紹介します。
宮古そば 900円(税込)
筆者が注文したのは、メニューの筆頭にあった宮古そば(900円(税込))。
宮古そば、紅しょうが、コーレクース、七味唐辛子が運ばれてきました。

青ねぎと錦糸卵、三枚肉とかまぼこがのった、スタンダードなスタイルです。

三枚肉はしっかりと煮込まれており、脂がやわらかく、甘辛い味つけがスープにほんのり溶けます。

あっさり系のスープに三枚肉のうま味が溶けて、スープ美味しさがより増してきます。

麺はやや平打ちで、ほどよいコシ。
スープとの絡みもよく、最後まで飽きずにすすれる軽やかな麺です。

ひと通り味わった後は、紅しょうがを加え、コーレーグースで恒例の味変。
一気にピリッとした辛味と泡盛の芳醇な香りが加わり、パンチの効いた大人の味へと変化!
最後まで飽きることなく、熱々の一杯を堪能できます。

素朴ながらも丁寧に仕上げられた宮古そばでした。
店舗案内
店舗の外観は、「農産物直売店」の看板も併設されているように、飾らないシンプルな造り。
青空と緑に映える灰色の建物と赤い旗が目印。
まる子ちゃん食堂は、幹線道路から少し入った場所にある、地元密着型の雰囲気を持つ食堂です。

店の入り口には**「まる子ちゃん食堂」**の黄色い看板と、TEL.79-0486の文字が確認できます。
広々とした駐車場があり、ドライブ途中の立ち寄りにも便利です。
店内は広々とした座敷とテーブル席が並び、どこか懐かしい雰囲気。
壁にはメニューがずらりと貼られ、昼どきには地元の方々がゆったりと食事を楽しんでいました。

| 住所 | 宮古島市平良字久貝936 |
| アクセス | 宮古島市街地から車で10分 |
| TEL | 090-3793-3987 |
| 営業時間 | 11:00~14:00 |
| 定休日 | 木曜日 |
| 駐車場 | 有り |
| 座席構成 | テーブル席・座敷 |
| 支払方法 | 現金 |
| ホームページ、SNSその他 | Instagram 食べログ |
メニュー
まる子ちゃん食堂のメニューは、沖縄の定番食堂メニューとドリンクを中心の構成です。
壁には手書きのメニューが並び、どれも手ごろな価格設定。
今回いただいた宮古そばの他、豚の骨付き肉を煮込んだソーキが主役のソーキ汁定食、沖縄料理の定番であるちゃんぷるー(日替わり)、そして人気メニューのタコライスと手作りタコスが並んでいます

まとめ・感想
「まる子ちゃん食堂」の宮古そばは、昔ながらの素朴さと、丁寧に仕上げた出汁のやさしさが印象的。
脂がほどよく落ちた三枚肉の旨みがスープに溶け込み、最後まで飽きずに食べられる一杯です。
喫茶まるこちゃん時代を知る身としては、看板が再び掲げられていること自体が感慨深いもの。
観光客にも入りやすい雰囲気ながら、味も空気も地元仕様。
ランチタイムに島の人たちが自然に集う姿を見て、まるこちゃんの再出発がしっかり根づいていることを実感しました。
おわり

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