店名は「宮里そば」なので主役は「そば」なんですが、他にもユニークなメニューがあります。
今回は2022年6月中旬に宮里そばで食べたメニュー二つを紹介します。
そば屋だけど不思議なメニュー
宮里そばのメニュー全8種類。
そば4種類に対して、その他メニューが4種類。
カレーとスパゲティーって町の洋食屋さんっぽい。
ごはんは分かるけど、トーストって何?
しかもスパゲティーにはトーストついてるしw
不思議なラインナップだよね
実食 カレーとそば
カレー 500円(税込)
沖縄大衆食堂いわゆるうちなー食堂でカレーと言えば、小麦粉とカレー粉で作られた昔ながらの「黄色いカレー」。
日本ではカレールーが家庭に普及する前はこの黄色いカレーが主役でしたが、今や絶滅危惧種状態w
ただ沖縄ではまだ根強く生き残り、人気があります。
小麦粉とカレー粉で作られた昔ながらの「黄色いカレー」は、本格的なインドカレーに比べると筆者は小麦粉の粉っぽいさを感じる部分がありますが、筆者にとっては「幼少期に食べた懐かしい昭和の味」。
筆者の過程ではカレーにはウスターソースをかけていましたが、確かにこの味付けだとウスターソースが合いますね。
今思えば昔「カレーに醤油かソースか」論争がありましたが、それは「この黄色いカレーに対しての論争」なんだってことだと分かりました(笑)
ちなみに沖縄では絶滅危惧種的な黄色いカレーは食堂以外でも根強く残っており、世界初のレトルトカレーのボンカレーは「ボンカレーの沖縄限定版」として発売当時のものがスーパーで今なお売られています。
ソーキそば 700円(税込)
宮里そばは昆布そばがあるだけあって、トッピングに結び昆布が乗っています。
大き目のソーキは、口の中でトロトロとろける嚙まなくてもいいってタイプではなく、一般的な柔らかさ。
トロトロソーキよりあっさりしているので、薄味好みはこちらの方がお勧めです。
また食べてる途中、トロトロソーキよりもスープへ溶け込み少ないので、スープそのものの味を最後まで楽しみやすいでしょう。
結び昆布は昆布そばと同じものを使用しています。
具材はソーキと結び昆布だけと思いきや、下側からきざみネギがでてきました。
ギザミ系って上にあるのが普通だけど、このパターンは珍しいな。
面は沖縄本島北部で好まれている平面。
味の濃いトロトロソーキでなく一般的なソーキそして結びこんぶはカツオの効いたあっさりしたスープには相性よく、あっさり好きにはお勧めのそばです。
外観・店内
プレナブ風?の外観に、内部はかなり多いテーブル数と奥には座敷。
かなり広い店舗ですが、満席になることしばしば。
駐車場も広いので、安心してお店にいけます。
まとめ・感想
筆者は2012年から2019年にかけて読谷村に在住していましたが、宮里そばの不思議なメニューのラインナップについては不明でした。
2022年6月からリゾバで恩納村に住んでおり、名護市の馴染みの整体の先生に聞いたところ、情報が少し入りましたw
数年前に経営者が変わった。
カレーとトーストは以前からあったが、スパゲティーは経営者が変わってからのメニュー。
スパゲティーをメニューに入れた理由は不明だけどね
あと筆者が知る限り、他のそば屋に無く宮里そばにあるメニューが、結び昆布が数個そばの上に乗っているだけの「昆布そば」。
ビジュアル的にはちょっと寂しいそばですが、筆者が幼少期に食べていた「とろろ昆布だけの素うどん」を思い出しまた。
まぁ何かと不思議と言うかユニークな宮里そばは、そば屋だけどそば以外のメニューも楽しむのも面白いですよ。
おわり
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