早朝から大満足！那覇の朝に寄りたくなる、平和通りの食事処「うさぎや」
那覇観光やビジネスで朝を迎えたとき、何を食べるか迷う方も多いのではないでしょうか。
せっかく沖縄に来たなら、沖縄らしい朝食を楽しみたいものです。
那覇・平和通りの一角にある「うさぎや」は、朝8時から利用できる便利な食事処です。筆者が見る限り、朝食メニューはゆし豆腐定食やみそ汁定食のような沖縄の定番から、ソウルフードのポーク玉子定食までそろっています。
ボリュームもしっかりあり、一日を活動的に過ごすためのエネルギーチャージに向いている印象です。
筆者は11月初旬に3度訪れ、みそ汁定食、ゆし豆腐定食、ポーク玉子定食を順にいただきました。
今回は、2025年11月初旬に朝食を堪能した「うさぎや」を紹介します。
グルメリポート
みそ汁定食 900円（税込）
深めの丼に、湯気を立てながら届いたみそ汁定食。
セットはみそ汁、ご飯、小鉢、漬物という構成。
迷わず食べ始められる、朝の定番です。
主役のみそ汁には、島豆腐、キャベツ、ニンジン、ポーク、豚肉、玉ねぎがたっぷり。
ひとつひとつの具材がしっかりサイズで、箸を入れるたびに別の表情が見えます。
汁は白みがかった色で、口に含むと出汁の旨味がじんわり広がります。
味噌のコクはありつつも重さはなく、朝の体になじむ仕上がり。
スプーンを沈めると、崩れかけの半熟卵が現れました。
卵が混ざると味わいがまろやかになり、またひと口進みます。
一緒に運ばれたコーレーグースや七味唐辛子を少量加えると、辛味と酸味がふわっと立ち上がります。
味の輪郭が変わり、最後まで飽きずに食べ進められます。
朝からしっかり食べたい日にも、控えめに整えたい日にも寄り添ってくれる一杯。
朝の定食として過不足なく、筆者は最後まで気持ちよく食べ進められました。
ゆし豆腐定食 1,000円（税込）
筆者が別日の朝にいただいた ゆし豆腐定食。
セットはゆし豆腐、ご飯、ベーコンエッグ、漬物といった構成。
沖縄の朝らしい一汁一菜が、ほどよいボリュームで並びます。
ゆし豆腐とは、豆腐を固める途中の、まだふわふわした状態のもののこと。
沖縄の食堂では定番中の定番です。
丼の主役であるゆし豆腐は、スプーンで触れただけでほろりと崩れるほどの柔らかさ。
ふわっと口に広がる大豆の風味が心地よく、体にすっと入ってきます。
汁は淡く白濁しており、コクがありつつも重たさはありません。
朝の胃に収まりの良い、落ち着いた味わいです。
定食に添えられたベーコンエッグ。
香ばしく焼かれたベーコンと半熟寄りの黄身が、ゆし豆腐の穏やかな味にほどよいアクセントを加えてくれます。
一緒に運ばれたコーレーグースや七味唐辛子を少量ゆし豆腐に加えると、また違う表情に。
筆者は途中でコーレーグースを数滴だけ加え、後半に軽やかな刺激を添えました。
食べ終えるころには体の内側が温まり、肩の力がすっと抜けるような朝食。
三回訪れた中でも、この一杯は特に“落ち着ける朝”をつくってくれた印象がありました。
ポーク玉子定食 900円（税込）
筆者が三回目の訪問で注文したのは、沖縄の朝食としておなじみのポーク玉子定食。
セットはポーク玉子、ご飯、みそ汁、小鉢、漬物という構成です。
「うさぎや」のポーク玉子は、オムレツのように薄く焼き上げられた卵焼きの上に、三角形にカットされたポークが3枚のせられています。
ポークはしっかりと焼かれて香ばしく、卵はふんわり。
焼き目のついたポークは塩味がほどよく効いており、白ごはんとの相性が抜群です。
付け合わせには、細切りキャベツとニンジンのサラダ。
みそ汁と合わせると、朝食としてバランスのよい一皿になります。
シンプルながら、朝に食べたい要素がしっかり詰まったポーク玉子定食。
卵とポークの塩気がご飯とよく合い、思わず箸が進む一皿でした。
店舗案内
那覇・平和通りに位置する「うさぎや」。
店内は1階と2階のフロアに分かれており、1階はテーブル席、2階は座敷となっています。
2階は最大25名貸切ができる座敷席。
| 住所 | 沖縄県那覇市牧志3-5-2 |
| アクセス | 国際通りてんぶす広場より徒歩5分 |
| TEL | 098-963-4083 |
| 営業時間 | 08:00～24:00 |
| 定休日 | 不定休 |
| 駐車場 | 無し |
| 座席構成 | テーブル席、座敷 |
| 支払方法 | 現金、電子マネー、Paypay |
| ホームページ、SNSその他 | Instagram 食べログ ホットペッパーグルメ |
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