一人での食事は、自分自身と向き合い、ゆっくりと食事を楽しめる貴重な時間です。
そんな一人での食事を、フレンチレストランで体験してみました。
今回は、広島と沖縄のフレンチレストランでの体験について、紹介したいと思います。
では、行ってみよう
一人食事のメリット・デメリット
一人食事が主の筆者。
ただぜったい無理って人もいるでしょう。
筆者が考えられる一人食事のメリットデメリットを上げてみました。
メリット
デメリット
一人フレンチを実践するきっかけ
筆者は現在リゾバ先のレストランでホールスタッフとして働いており、料理は洋食のコース料理系のフレンチ。
洋食系の店に全く興味がなく、フレンチのフルコースを経験したことは人生で一度しかない筆者は、フレンチホールスタッフの仕事に悪戦苦闘していますw
っと言うことで、「客になりフレンチレストランを知ろう」と考え、今回筆者は【一人フレンチを楽しむ体験】を実践することにしました。
なぜフレンチフルコースは2名様からなのか?
ソロ活で一番高いと言っても過言ではないハードル、「ご予約は2名様より」。
このハードルの高さは並大抵のものではなく、食事だけでなく、楽天やじゃらんなどの予約サイトも宿泊人数欄のデフォルトは2名になっています。
食事に関して言えば、カウンターの無いレストランでは、1名からの食事はいろんな意味で厳しく、一人フレンチが厳しい理由もそこにあるのでしょう。
ちなみにテレビ東京で放送していた番組「ソロ活女子 第5話 ソロフレンチフルコース」では、このようなセリフがありました。
主人公は心の中で突っ込んでいました。
おいおい世界のフレンチ。
貴族っていつの時代の話だよ。
令和版にアップグレードしてくれよ。
ここまで苦労してんだ、私
筆者も激しく同意ですねwww
おっさん一人でも気楽に行けるお店がある!
筆者のフレンチレストランのイメージは、「デートや記念日など特別な日で行く」場所。
一人でフレンチレストランに行くのは緊張するのに、しかも「おっさん一人」って結構ハードルが高く感じますw
ただ結論は「おっさん一人でも気楽に行けるフレンチのお店がある。」でした
それはホテルなどのいかにもレストランではなく、ちいさな個人店。
そこはカウンター席があり、シェフや店員と会話しながら料理を楽しめるので、一人で来ても寂しくなく、フレンチのコース料理やワインを楽しみながら、リラックスして過ごすことができます。
またドレスコートなど気にせず、普段着で入れるところも嬉しいですね。
筆者は寿司屋や小料理屋のカウンターでの食事をよく楽しんでいます。
それと同じ感覚で、ちいさな個人店のフレンチレストランであれば、カウンター席でフレンチフルコースを楽しむことができることが分かりました。
数か月前はふぐのフルコースを食べたね
シェフと会話しながら、一人で来ても寂しくなく料理を楽しめる。
フレンチのコース料理やワインを楽しみながら、リラックスして過ごすことができる。
ドレスコートなど気にせず、普段着で入れる
一人フレンチに行ったレストランの紹介
広島小網町【ビストロフレンチ水土里】
広島市小網町にあるフレンチレストラン「ビストロフレンチ水土里」は、フレンチと日本の食材を融合させた料理を提供しているビストロスタイルのレストラン。
レストランの名前「水土里」とは、「水と土と里」という意味で、地元の食材を大切にし、地域の食文化に根ざした料理を提供されています。
レストランの内装は、モダンで落ち着いた雰囲気で、カウンターやテーブル席などがあります。
コース料理やアラカルトメニューも用意されており、季節ごとに変わる旬の食材を使った料理はもちろん、ワインリストにも力を入れており、食事と合わせてワインを楽しむこともできます。
シェフのおすすめコース
「ビストロフレンチ水土里」のフルコースは、本当に素晴らしいものでした。
おそらくフレンチシェフを50年以上しているオーナーシェフの緻密な技術と繊細な味わいが印象的でした。
筆者一人でカウンター席で食べたこともあり、シェフとの会話を楽しみながら、一皿一皿を心地よく味わうことができました。
特に、前菜とメインディッシュの調理法と素材選びは、筆者にとっては初めて聞く話でとても印象的でした。
この食事を通じて、オーナーシェフの情熱と技術に触れることができ、本当に素晴らしい体験でした。
那覇 レストラン ファヌアン
縄県内の高級リゾートホテルやゴルフ場を営むザ・テラスホテルズが運営するリゾートホテルのひとつザ・ナハテラスの2階にあるフレンチレストラン「レストラン ファヌアン」。
リゾートホテル内のレストランと言うことあって、なかなかゴージャスな店内はカウンター席はなく、全席テーブル席。
筆者の席は窓側で、この日は使用されていませんでしたが、外はテラス席がありました。
全席テーブルのレストランでのソロは初体験の筆者。
他のテーブルの9割は女性の2人組、あとは3人組の女性、途中カップルが一組きましたが、男性一人しかもおっさんは筆者のみ。
ちょっと照れたぜwww
店内
ファヌアンではランチでもフルコース(メニュー左側)がありますが、予算の都合上、右側のコースランチをセレクト。
前菜やパン、デザートなどはビュッフェ、コースはスープもしくパスタ、メインは4種類の中から1品セレクトするスタイル。
アラカルトで特別な一皿をプラスするこもできます。
沖縄でブダイと言えばイラブチャー(アオブダイ)。
スタッフの方にイラブチャーと確認したので、「ブダイのムニエルとセーイカの炙り 焦がしバターソース」をセレクトしました。
ブダイのムニエルとセーイカの炙り 焦がしバターソース
レストラン ファヌアンでの食事は素晴らしかったです。
フレンチのビュッフェスタイルで、前菜やデザートは自分で選べました。
選ぶではなく、全種類食べたけどねwww
メインのコースは、スープとブダイのムニエルとセーイカの炙りをいただきました。
特に焦がしバターソースが絶品でした。
写真はありませんが、アフターのコーヒーも美味しく、食後のひとときも楽しめました。
非常に満足のいくランチでした。
また機会があれば、ぜひ訪れたいですね。
那覇 St.Vincent (レストラン サン・ヴァンサン )
フレンチレストラン サン・ヴァンサンは、ゆいレール古島駅から5分程度で行ける4階建てテナントビルの2階にあります。
カウンター席、テーブル席合わせて約20席店内は、おしゃれだけどアットホームさを感じで居心地の良い雰囲気があります。
アラカルト1品料理の注文でもOKのサン・ヴァンサン ですが、フルコースをいただきました。
ソムリエの資格を持つスタッフさん(会話からオーナー?だと思うけど)に「白」だけを伝えて、おまかせでワインをセレクトしてもらいました。
一人飯で覚えたことは「知らないことは、お店のプロの方に任す」これが一番ですね。
コース ディナー
ソムリエお勧めの白ワインとフレンチフルコースをいただきました。
どの料理もとても美味しかったです。
素晴らしい素材を使用し、絶妙な調理法で仕上げられた料理は、私の味覚を大いに満足させてくれました。
特に、ソムリエがお勧めした白ワインとの相性が抜群で、料理の味わいを一層引き立ててくれました。
また、食事をゆっくりと楽しむことができたカウンター席は、落ち着いた雰囲気で、私にとっての至福のひとときとなりました。
フレンチの食べることで知ったこと。
ハーブについて
フレンチと言うか洋食にはハーブが良く盛り付けられています。
筆者は「香りを楽しむ」と「見栄え」と思っていました。
肉の上なのどにハーブが乗っていると、「ちょっと、ジャマかな」と感じる時もありましたが、ソロ活女子にその答えがありました。
ということで、料理にのっているハーブ類を一緒に口の中に入れて、料理を味わいました。
ソースを味わうことがフレンチの醍醐味
広島小網町【ビストロフレンチ水土里】のオーナーシェフが、「ソースにシェフのこだわりが詰まっている」と文言を正しく覚えていませんが、そんな感じのことを教えてくれました。
筆者は大の魚しかも刺身好きで、新鮮な刺身ほどワサビなど薬味は不要。
少しの醤油でよく噛んで食材の味を噛みしめて食べるのが、一番美味しいと言う、どちらかと言うと薄味料理が好みの筆者です。
薄味系の西日本の出身だからね
日本食でも煮つけや汁物などソースと言うか出汁は重要ですが脇役・隠し味的な要素が強いと思いますが、フレンチのソースは日本食の出汁とは違って、脇役でなく主役の一つに感じました。
フレンチのソースには、料理の味を引き立たせたり、食欲をそそったり、柔らかくしたりは日本食と一緒ですが、色を加え、華やかにすると言う要素があると感じました。
一人フレンチを楽しむ体験のまとめ・感想
というわけで、今回はホテルでのビュッフェスタイルのランチと個人店でのフレンチディナーのおひとり様を体験しました。
ホテルでのフレンチランチは、食事の種類は豊富で、前菜からデザートまでどれも美味しく、料理を堪能しました。
ホテルのレストランで一人だと緊張しそうですが、ディナーでなくランチだったことで問題はありませんでした。
そしてレストラン内の雰囲気も落ち着いていた為、自分自身の時間をゆっくりと過ごした贅沢な時間を満喫し、また行きたいと思う体験でした。
そして個人店のフレンチレストランの一人ディナーも、ランチ同様に楽しめました。
カウンター席での食事は、お店ならではのこだわりの料理を味わいながら、シェフとの距離が近く、料理に込められたこだわりや思いを直接聞くことができました。
一人で食事をすることに抵抗がある方も、個人店のレストランではお店のスタッフが親切に接客してくれるため、リラックスして食事を楽しむことができるでしょう。
こんな感じで、ホテルでの一人フレンチと個人店での一人フレンチの両方で贅沢な時間を過ごすことができました。
一人フレンチに興味のある方は、ぜひトライすることをお勧めします。
贅沢な気分はきっと忘れられない思い出となるでしょう。
おわり
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