扉を開けると、スパイスの香りがふわり。「MOSESU CURRY(モセス)」でランチ
宮古島市平良西里にある「MOSESU CURRY(モセス)」は、2023年8月3日に現在の場所に移転オープン。

モセスの駐車場は店舗裏にあるのですが、隣接する民家との間を通ります。

この民家を見てピンと来る人は、宮古通ですねw
今は閉店していまが、この民家は筆者が定宿にしていた「ゲストハウスヒダマリ」。

モセスの建物は、「ゲストハウスヒダマリ」と今も営業している「ゲストハウスフェーヌカジ」の宿泊客用の「Bar Soil(ソイル)」なんですね。
数年ぶりに訪れたら、ゲストハウスヒダマリは廃業しており、ソイルがカレー店になっていたので、びっくりしました。
今回は、**2025年10月初旬に訪れた「MOSESU CURRY(モセス)」**を紹介します。
グルメリポート
本日のカレー:サバレモンカレー 1,400円(税込)
筆者が注文したのは「本日のカレー:サバレモンカレー」。
今回は味より前に、このビジュアルには正直、目が点になりましたw
サバの切身がそのまま盛りつけられており、まさかの光景です。

食べ方に迷いながら、スプーンで身をほぐしていきます。
スパイスの香りに続いて、サバ特有の青魚の匂いもふわり。
とはいえ、スパイスとレモンの酸味が臭みをしっかり抑え、味わいは驚くほど上品です。

ライスは白米で、その上には青とうがらし。
スパイスよりも青とうがらしの刺激が効いており、全体にパンチの効いたアクセントを添えています。

サバの切身が盛りつけられたカレー。
これは筆者にとって、忘れられない一皿となりました。
本日のカレー:キーマカレー 1,400円(税込)
数日後、再訪時に選んだのは「本日のカレー:キーマカレー」。
ライスの上には、つやつやの目玉焼き。黄身の色にまず惹かれました。

スプーンを入れると、肉の粒感と香ばしさがふわっと立ち上がります。
ひき肉の旨みが濃く、スパイスが心地よく舌に残る。

青とうがらしの刺激は思った以上に効いていて、後半からじんわり汗がにじむほど。
それでも、マッシュポテトが優しく受け止めてくれるので、口の中が整います。

見た目も味も満足感があり、再訪して正解の一皿でした。
店舗情報
モセスの中へは、テイクアウト用の窓口の横の扉から入ります。


扉を開けて中に入ると、「待ってました!」と言わんばかりにスパイスの香り。
カレー好きにはたまりませんね。
細長い通路の突き当りを左に行くと、店内に入ります。

店内はアンティーク調で、ゆったりとした空気が流れています。
奥にはソファ席、壁際には振り子時計やドライフラワーが飾られ、落ち着いた雰囲気。

カウンター越しには厨房が見え、注文後にカレーが丁寧に仕上げられていく様子も伝わります。

店内は静かで落ち着いており、ひとりでも過ごしやすい空間です。
| 住所 | 沖縄県宮古島市平良西里538 |
| アクセス | 居酒屋が並ぶ西里通りから3分 |
| TEL | 080-9143-8733 |
| 営業時間 | ランチ 10:00-17:00(L.O.16:00) ディナー 17:00-21:00(月〜金) ※夏は土曜日ディナー休み |
| 定休日 | 日曜日 |
| 駐車場 | 有り |
| 座席構成 | カウンター席・テーブル席 |
| 支払方法 | 現金 |
| ホームページ、SNSその他 | 食べログ Instagram |
メニュー
モセスのランチメニューは、「プレミアムチキンカレー1,200(税込)」「海老カレー1,300(税込)」「チキンと海老の合がけ1,900(税込)」「13種の彩り野菜カレー1,300(税込)」のレギュラーメンバーと「本日のカレー1,300(税込)~」の計5種。

ディナーメニューは、夜限定メニューとして別にあります。

まとめ・感想
初訪時のサバレモンカレーは、酸味と香りのバランスが印象的な一皿。
再訪して味わったキーマカレーは、肉の旨みがしっかりと立った王道の味でした。
異なる方向性ながら、どちらもスパイスの使い方が繊細で、素材の良さを活かしています。
派手さはないけれど、丁寧でまっすぐなスパイスカレー。
宮古島でカレーを探している人に、静かにおすすめしたい一軒です。
おわり

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