こんぴらさんの表参道へと続く新町商店街。
そのアーケード街の一角にたたずむ「喫茶ハニー」は、どこか懐かしい空気をまとった、昭和レトロを感じる昔ながらの喫茶店です。
現在、筆者は琴平温泉でリゾートバイト中。
この日は早朝の勤務を終え、朝ごはんをかねてモーニングを食べに立ち寄りました。

住所 | 香川県仲多度郡琴平町220 |
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営業時間 | 08:00~11:00 |
定休日 | 火曜日 |
支払方法 | 現金、 |
TEL | 0877-73-2028 |
アクセス | JR琴平駅から徒歩約10分 琴電琴平駅から徒歩約5分 |
駐車場 | 無し |
座席構成 | カウンター席 テーブル席 |
ホームページ、SNSその他 | 食べログ |
カウンターには常連さんの姿もあり、アーケード越しの柔らかい光のなかで、ゆったりとした時間が流れています。
観光の合間や、ちょっと早起きした朝にもおすすめの一軒。
今回は、2025年4月下旬に訪れた「喫茶ハニー」で味わったモーニングをご紹介します。
実食 モーニングセット 500円(税込)
喫茶ハニーでは、開店から午前11時までモーニングを提供しています。
この日はカウンターで注文を済ませ、そのまま席に腰を下ろしました。
まもなく運ばれてきたのが、こちらのモーニングセットです。

トレイの上には、厚切りのトーストが2切れ、ゆで卵、そしてホットコーヒー。
パンは軽くトーストされていて、表面にはじんわりとバターが染み込んでいます。
ゆで卵がひとつ添えられていて、シンプルながら満足感のある構成です。
コーヒーは酸味の少ないすっきりとした味わいで、朝にちょうどいい一杯でした。
価格は500円(税込)。
この内容でワンコインというのは、うれしい価格帯です。
ちなみに、筆者が良く利用する全国展開するコメダ珈琲と比べても遜色ありません。
コメダでは11:00までに入店すれば、ドリンクに「ローブパンまたは山食パン(トースト)どちらか一つ」と「定番ゆで玉子、手作りたまごペースト、コメダ特製おぐらあんから一つ選択」が付きます。
地域によって価格は異なり、最安で460円(税込)とされていますが、筆者がこれまで利用した店舗はすべて500円以上。
また、パンは1枚(または1個)です。
ローカルな個人店で、チェーン店と同価格帯ながらそれ以上のボリュームを出しているというのは、かつてゲストハウスを運営していた個人事業者としてもうれしくなるポイントです。
店内の様子
店内にはテーブル席とカウンター席があり、どちらも落ち着いた雰囲気。
木製の椅子や壁際に飾られた写真・絵画が、昭和喫茶らしい味わいを醸し出しています。

この日は朝から数名の常連さんがそれぞれの時間を過ごしていて、新聞を広げる人、静かに会話を楽しむ人、それぞれに心地よい距離感が保たれていました。
筆者はカウンター席を利用。

目の前にはコーヒー抽出用の器具が並び、静かに湯気を上げていました。
特に目を引いたのが、ガラス製の丸い容器が並ぶサイフォン式コーヒ器具(筆者は詳しくないので、多分ですが)。

店主が丁寧に淹れる様子からは、古き良き喫茶店文化が今も大切に守られていることが感じられました。
まとめ・感想
こんぴらさんの表参道から少し歩くだけで、観光地の喧騒を離れた静かな時間が流れている──そんな感覚を味わわせてくれる一軒が「喫茶ハニー」
500円で味わえるモーニングセットは、内容こそシンプルながら丁寧な仕事ぶりが感じられ、サイフォン式で淹れられたコーヒーにも店のこだわりがにじんでいます。
筆者自身、リゾートバイトで滞在中に何度か喫茶店に立ち寄っていますが、ハニーのような「変わらない日常」を守る場所は、旅の合間にふっと立ち寄りたくなるもの。
朝の一杯をどこで飲むか──そんな小さな選択肢のひとつとして、喫茶ハニーはしっかりと記憶に残る存在でした。
ちなみに筆者はコーヒー通ではありませんけどねw
おわり
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