広島市西区・井口にある「寿し若」は、大トロ入りの寿司定食が手頃に味わえると評判の人気店。
最寄りの広電井口駅から徒歩5分ほど、落ち着いた住宅街の一角にひっそりと店を構えています。
ランチ時には常連客や近隣のビジネスマンたちが静かに寿司を楽しんでおり、地元に根付いた雰囲気も魅力です。

住所 | 広島県広島市西区井口明神3丁目8−16 |
---|---|
営業時間 | 11:30-14:00 17:00-22:00(LO21:30) |
定休日 | 水曜日 |
支払方法 | 現金、カード、電子マネー、QR/バーコード決済 |
TEL | 082-270-0570 |
アクセス | 広島電鉄井口から約徒歩5分 |
駐車場 | 有り 約15~20台 |
座席構成 | カウンター16席 テーブル6名席×3、4名席×4 個室10名席 掘りごたつ6名席 宴会場80名 |
ホームページ、SNSその他 | 公式サイト 食べログ |
筆者も地元に帰省するたびに足を運んでおり、琴平温泉でのリゾバが終了。
今回も定番の「日替り大定食」をいただきました。
今回は、2025年6月上旬に再訪した「寿し若」を紹介します。
実食 日替り大定食 1,400円(税込)
この日注文したのは、筆者の感覚では寿し若で最も人気のある「日替り大定食(1,400円・税込)」。
寿司9貫に赤だしと小鉢(大根と人参のなます)が付いた構成で、ボリューム・質ともに満足度の高いランチです。

以前と違い、注文は卓上にあるQRコードをスマホで読み取って行うスタイルに変わっていました。

今回のネタは、左上から順に以下の9貫。
イカ、大トロ、サバ、キス、エビ、本ガツオ、カンパチ、マグロホホ肉、タコの頭。

この日はとくに、大トロの脂のりが絶妙。
とろけるような舌ざわりで、口に入れた瞬間に幸福感が広がります。

さらに印象的だったのが、マグロのホホ肉とタコの頭。
この日に限って言えば、大トロよりマグロのホホ肉には驚きました。
マグロのホホ肉はマグロ1匹から、わずか2枚しか取れないため、一般的に市場に多く流通することはなく、希少性が高いとされています。
そのマグロのホホ肉は、口の中でとろける柔らかさ、噛むほどに広がる濃厚な旨みと上品な脂の甘みが完璧なバランス。
まさに口福でした。
希少な部位ならではの奥深さを感じた一貫でした。

タコの頭の握りは、噛むほどに広がる旨みが口いっぱいに広がり、まさに絶品。
タレとの相性も抜群で、忘れられない一貫でした。

毎回この2ネタが登場するわけではなく、筆者にとっては今回が初の組み合わせ。
こうした“ちょっと珍しいネタ”が混じるのも、寿し若の日替り大定食の魅力のひとつといえるでしょう。
そして1週間後再訪し、オーダーしたのはもちろん「日替り大定食(1,400円・税込)」。
この日と1週間前とでは、握り寿司の内容の他、小鉢は大根と人参のなますから切り干し大根になっていました。

この日のネタは、左上から順に以下の9貫。
イカ、大トロ、カンパチ、タイ、エビ、サバ、本ガツオ、サーモン、マグロ。
1週間前との変化は、「キスからタイへ」、「マグロのホホ肉からマグロの赤身」、「タコの頭からサーモン」と言った具合。
特にマグロは分厚く食べごたえのある1貫でした。

赤だしは2回とも白身魚(おそらくタイ)のアラが入ったもの。
特に2回目の赤だしのアラは大きく、食べごたえがありました。

ちなみに前回(2025年3月)はイカ、大トロ、サバ、サワラ、エビ、カツオ、ヒラメ、穴子、づけマグロ。

往訪の間隔もありますが、ネタが少しずつ違うのもよく分かります。
まとめ・感想
毎回ちがうネタが並ぶ寿し若の日替り大定食。
同じ「1,400円(税込)」でも、内容の組み合わせが変わることで、いつ訪れても新鮮な驚きがあります。
とくに今回印象に残ったのは、マグロのホホ肉とタコの頭。
普段あまり見かけないネタがひとつでも入っていると、それだけで満足度がぐっと上がります。
ちなみに、筆者が初めてこの日替り大定食を注文した2021年は1,100円(税込)、2025年3月には1,300円(税込)、そして今回ついに1,400円(税込)に。
少しずつ価格は上がっているものの、内容を思えば十分納得できる価格帯です。
これからも、帰省のたびに通い続けたい一軒。
寿司好きにこそすすめたい、日常に根ざした一貫勝負の店です。
おわり
コメント