紀伊半島の熊野エリアは所説あるようですが、ざっくり言うと和歌山県南部から三重県南部にまたがるエリア(地図の黄色部分)が一般的でしょう。
ちなみに、熊野市は三重県にあります。
和歌山県では、熊野エリアで育まれた熊野牛と言うブランド牛を生産しています。
熊野牛は、その名のとおり和歌山県南部「熊野地方」で昔(旧藩時代)から飼われていた和牛で、農耕用の貴重な労働力として活躍していました。
元々優秀な能力と由緒を持っている熊野牛は、選び抜かれた血統を取り入れた改良により和歌山県特産の黒毛和種として平成 3 年にブランド化されました。
現在、熊野牛の基準を、和歌山県内又は熊野牛認定委員会「以下委員会」が指定する牧場で 出荷月齢の半数以上飼育された24 ヶ月齢以上の黒毛和種から生産された枝肉で、(公社)日本食肉格付協会による枝肉格付が A3 、B3 以上のもの、もしくは委員会が委嘱した調査員により肉質等が確認され、委員会において適当と認められたものと規定しています。
引用元:和歌山県ウエブサイトより
港町那智勝浦と言えばマグロですが、熊野牛を食べることができるお店もあり、「ステーキハウスひのき」は美味しい熊野牛を食べることができる評判のお店です。
営業時間:11:30〜14:00 17:00〜21:00
定休日:月曜日
駐車場:6台
筆者はまだ熊野牛を食べたことがないのですが、熊野牛の肉質はきめ細やかで柔らかく、焼いたときの香ばしい香りの良さも熊野牛の魅力のようです。
今回2023年7月下旬、その美味しさを味わいにランチで訪れた「ステーキハウスひのき」を紹介します。
では、食べてみよう
ハーフ&ハーフランチ(熊野牛ハンバーグ&まぐろハンバーグ)1,650円(税込)
筆者が注文したハーフ&ハーフランチ(熊野牛ハンバーグ&まぐろハンバーグ)1,650円(税込)のラインナップは、ハンバーグ、サラダ、ご飯、みそ汁、漬物。
最初にサラダ、食べ終わったごろに、ご飯、みそ汁、漬け物が運ばれてきました。
ハンバーグが焼き上がったのは、約5~10分後ぐらいだったとかな。
筆者は初めての経験ですが、ハンバーグの焼き方を聞かれました。
元々の肉の食感を感じたいので、レアでお願いしました。
ソースは2種類あり、左がまぐろハンバーグ用のおろしポン酢、右が熊野牛ハンバーグ用のソース。
さっぱり味のまぐろハンバーグから頂きました。
まぐろをミンチにして、臭み取りを行ってこねたまぐろハンバーグは、まぐろの旨味を感じ、また牛肉と違ってさっぱりして脂肪が少なく、ヘルシーなのが嬉しいところです。
レアで焼いた熊野牛ハンバーク、中はもちろん赤色です。
熊野牛の肉を100%使用のハンバーグは、焼き上がった外側をカリッと噛んだ後、レアで赤身のままの肉が口の中に上品な脂の甘みが広がり、とても美味しいハンバーグでした。
筆者の味覚では、ソースでたっぷり味付けするよりは、少な目にソースをつけ、焦がしガーリックと一緒にほおばる方がより美味しく感じました。
ひのきハンバーガー(熊野牛) 770円(税込)
レアで焼いたハンバーグと違って、パティは内部までカリッと焼き上げています。
ミンチはどちらかと言うと粗挽き。
グルメバーガーのような肉々しさやソースを前面に出すのではなく、焼くことによる香ばしい香りで熊野牛の美味しさを表現していました。
メニュー
メニューに記載している価格は税抜き価格です。
ウエブサイトでは、税抜き価格の下に小さく税込価格が併記されてますが、お店のメニュー表は下の方に税抜きと説明書きになっています。
税込価格を普通に表示してほしいと思うのは筆者だけでしょうか?
今回も支払い時に、消費税別途に気が付きました。
この手の表示方法って、分かり難いんだよね。
支払方法
現金、クレジットカード、d払い、LinePay、RPay、PayPay
2023年7月現在、筆者が食事した飲食店で、ここままでキャッシュレス対応した飲食店はありませんでした。
那智勝浦では、「現金のみ」もしくは「現金とPayPay」の飲食店しか経験していなかったので、非常にありがたかったですね。
店内の様子
席は鉄板を囲むように座るタイプで、マスターがお客さんの前で焼くスタイルです。
ふるさと納税の返礼品になっている熊野牛
和歌山県が推してるだけあって、ふるさと納税(ふるなび、ふるラボ、ふるさと本舗)の返礼品にもなっています。
ちなみに、那智勝浦のまぐろもふるさと納税の返礼品でもあります。
まとめ・感想
という感じで、那智勝浦のステーキハウスひのきで「まぐろハンバーグ、熊野牛ハンバーク、熊野牛ハンバーガー」のランチを頂きました。
こりに凝ったソースをつけて食べるのでなく、素材を味わう感じのスタイルが、筆者好みでとても満足しました。
特にレアで焼いた熊野牛ハンバーグは、肉の旨みがより強く感じられましたね。
日本有数のマグロの漁獲量を誇る那智勝浦ですが、美味しい熊野牛を食べることができるエリアでもあります。
魚が苦手な方は、熊野牛のステーキやハンバーグが食べられるステーキハウスはお勧めです。
おわり
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