中国地方と言えば温暖な気候、瀬戸内海の魚介と言ったイメージが強いですが、山々がつらなる中国山地があり、積雪も結構あります。
その中国山地は広島、山口、岡山、島根、鳥取の中国5県にまたがり、各県にスキー場があり、九州・四国方面から滑りに来る人がいるなど、意外とスキー・ボードが楽しめる地域なんですよね。
今回は2023年2月中下旬に筆者が滑りに行った【恩原高原スキー場】を紹介します。
では、滑りに行ってみよう
恩原高原スキー場 基本情報
ゲレンデ
標高は820~920メートに広がる高原の美しい景色が楽しめるゲレンデ。
コースは大きくパノラマゲレンデとレイクサイドゲレンデに分けられ、レイクサイドゲレンデは平均斜度9度前後、パノラマゲレンデの第2ゲレンデはダウンヒルコースで、コブや深雪、急斜面を滑走できる上級者向きコースもあり、初心者から上級者まで楽しめます。(2022-23年シーズンはレイクサイドゲレンデはクローズ)
またボードパークや、キッズパークもあり、小さな子連れのファミリーも遊べるようになっています。
リフト券料金
リフト券の料金は1日券が大人4,000円(平日3,500円)回数券や半日券や回数券の他に、割引料金などあります。
リフト券売場はレストハウス(レストラン)で販売しています。
レンタル料金
レンタルハウスの営業及び更衣室の利用時間は8:30~17:00
スキー場の営業時間は8:30~16:30なので、最終リフトに乗って滑っても、レンタル用品の返却する時間は問題なくあります。
レンラルハウスは駐車場前にあります。
アクセス・駐車場
中国自動車道、院庄IC下車後50分。
公共交通機関では行けません。
駐車場料金(除雪協力費)は普通車500円ですが、2022-23年シーズンは平日・休日ともに無料です。
レストラン
レストランはレストハウスとクリスマスパレスの2店舗あります。
駐車場に近いレストランが写真のレストハウスで、リフト券の購入場所でもあります。
恩原高原スキー場良かった点
午前券のが13:00まで使える
リフト代は大人料金で1日券4,000円(平日3,500円)。スキー場の規模からしていたって普通の価格ですが、半日券(2,500円)と11回分回数券(2,600円)は大変お得です。
午前券適用時間は一般的には12:00までが多いのですが、恩原高原スキー場の午前券は8:30~13:00。
10:00に到着しても3時間滑れるので、これはかなりお得感があります。
午後券の販売は11:45で、使用開始は12:00。
実際に来訪者を見てみると、午前券っぽい人たちが10時前ぐらいから多く来ていましたし、12時前は学生さん達が午後券を購入していました。
シーズン中いつでも使える便利な回数券
回数券の良さは「シーズン中ならいつでも使用可」「時間にとらわれない」にあります。
今回、筆者は2/22 6本、2/28 5本をサクッと滑って帰宅しているので、リフト代は2日間で2,600円です。
回数券の不便なところは、都度フォルダーから出し、切ってもらう時間がかかるので、混んでる時はちょっと後続が気になりますね。
また初めて滑る人は11本も滑るのは厳しいでしょうから、回数券は便利だと考えます。
例えば2人組で10時頃にスキー場に到着した場合、経験者は午前券、初めての方は回数券を購入。
初めての人に教えながら滑るとなると、休憩など入れると13時まで11本も滑れないでしょうから、13時超えたら回数券を二人で利用すればいいので安上がりですよね。
初心者も安心 ワイドなコースで滑りやすい
決して大きいスキー場とは言えない恩原高原スキー場ですが、横幅はありとても滑りやすかったですね。
初心者の方はターンが上手くいかないことが多いので、緩斜面で幅広いワイドなコースは安心感があると思います。
写真はパノラマ第3ペアリフト初心者コース
天然雪が嬉しい
中国山地はそれなりに積雪でも信州や北海道のような積雪ではない為、人工雪を活用するスキー場もありますが、恩原高原スキー場では人工雪を活用せずに天然雪だけ営業しています。
人工雪と天然雪は全然雪質が違うので、天然雪嬉しい限りです。
アクセスが良い
中国自動車道新庄ICから恩原高原スキー場までは約50分程度。
駐車場までの全ての道が片側1車線はあるた為、運転は楽です。
関西や関東と違って、大きい渋滞はほとんどないので、中国地方のスキー場の良さでもあります。
唯一のデメリット
これは恩原高原スキー場だけではなく、中国山地のスキー場全般言えることですが、信州や北海道に比べ、積雪量が圧倒的に少ないので、シーズンが短めです。
大寒波の積雪でオープンしても、その後積雪がなければ途中でクローズし、積雪を待つと言うことが、中国山地のスキー場では良くあり、また営業終了日も3月初旬が多く、1月、2月の営業終了やシーズン全てクローズってこともあります。
これは立地的に仕方が無い、唯一のデメリットですね。
滑走の可否は毎朝ホームページで発信しているので、確認は必ず行う必要があります。
まとめ・感想
今回は恩原高原スキー場に2回ほどボードを楽しんだわけですが、満足のいく時間を過ごすことができました。
費用としては、11回回数券(2,600円)、ブーツボードレンタル2回(7,000円) 計9,600円。
現在リゾバで岡山在住の筆者としては、恩原高原スキー場は滑りやすく、コスパの良いゲレンデでした。
平日ということもありますが、関東、関西に比べ人口の少ない中国地方。
人も少なく、気持ちよく滑ることができます。
また交通渋滞もなく車の運転も楽でしたので、サクッと滑って早い時間には帰宅でき、良いリフレッシュとなりました。
信州や北海道と比べると小さなスキー場ですが、のんびり滑るには恩原高原スキー場はお勧めですね。
おそらく中国地方在住で中国地方のスキー場に通うことは、関東、関西に比べ費用、時間においてめっちゃ楽で便利でお得でしょう。
関東、関西からわざわざ滑りに来ることはないでしょうが、転勤などで中国地方在住となった時は、近場にスキー場があり、スキー・ボードを楽しむことができるエリアと言うことをお伝えします。
おわり
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