1泊2日2食9000円未満温泉旅館・ホテル宿泊記3回目は鳥取市・浜村温泉、兵庫県新温泉町・浜坂温泉、兵庫県新温泉町・湯村温泉の3温泉で、3旅館は全て同じ名前の「魚と屋(ととや)」。
魚と屋は浜坂の渡辺水産が運営する旅館で、「魚と屋」他に以前宿泊した鳥取市・レーク大樹と湯村温泉・とみやも渡辺水産グループの宿泊施設です。
実は浜村温泉と浜村温泉の「魚と屋」を予約した時に調べたら、「レーク大樹」と「とみや」も同じ渡辺水産グループと知り、湯村温泉の「魚と屋」も宿泊することにしましたw
渡辺水産グループをコンプリートや
浜村温泉 魚と屋
浜村温泉は県庁所在地の鳥取市街地に湧く鳥取温泉をはじめとした5ヶ所の温泉で形成している「いなば温泉郷」の一つです。
2022年1月現在、浜村温泉には二つの温泉旅館があり、その一つが「魚と屋」で、JR浜村駅前にあります。
宿泊プラン:じゃらんワンドリンク付き!一泊二食付ビジネスマンプラン
料金:8,250円(税込) 入湯税150円 計8,400円
宿泊日:2022年1月12日
まずは部屋の案内
部屋のドアを開けると、踏込と前室が一緒になった空間がめっちゃ広いのに驚きました。
前室にはセパレートでトイレと風呂があり、風呂のお湯は温泉とのこと。
大浴場を利用するから関係ないけどね
和室の8畳か10畳の広い部屋。
多分6畳の部屋はないでしょうから、一人でもこの広さの部屋になるのでしょう。
広々とした部屋でくつろげるのが、ぼっち泊の良さの一つやな。
窓からの景色。
浜村温泉のもう一つの温泉旅館「旅風庵」が見えます。
夕食の案内
ワンドリンクサービスのプランなので、生ビールを注文し、料理を全て出してもうことにしました。
カレイの煮つけ、刺身、茶碗蒸し、唐揚げ、みそ汁。
これで全ての料理が出そろいました。
カレイの煮つけと言えば子持ちですよね。
しっかり卵が詰まった子持ちカレイの煮つけは、食べ応えがあり、とてもうまかったですね。
水産会社直営店だけあって、刺身も美味。
脂がのったブリの刺身が特に良かった
みそ汁の具はカニ。
みそ汁の具材にカニを入れるところは以外と少ないんですよ。
デザートは定番のメロン
朝食の案内
焼き魚は鮭。
冬の時期、山陰地方では焼き魚はエテカレイが多いのですが、エテカレイは身が薄く食べにくいので、鮭の方がありがたい。
イカ刺、美味かったなぁ
大浴場の温泉はかけ流しで、「泉質はナトリウム・カリウムー硫酸塩 塩化物泉の低張性・弱アルカリ性 高温泉」
低張性 だから湯あたりはしにくいと思います。
大浴場の写真は撮れませんが、1Fにあるため、露天風呂も板で囲まれて景観を望むことはできませんでした。
浜村温泉・魚と屋はJR浜村駅から徒歩2分と便利なところにあります。
公共機関で鳥取観光されるのであれば、鳥取駅からJRで5駅30分でいけます。
駅前には足湯があります。
浜村温泉は鳥取民謡の貝がら節の地なので、貝殻の里とも呼ばれています。
しかし、なんでふり○○の子どもなん?
ただ鳥取観光するには車の方がいいでしょう。
バスでも行けますが、鳥取砂丘へは車の方が便利でしょう。
ここで一つ難点が、鳥取市内のホテルは駐車場が有料が多いんですよ。
車だと鳥取市内から車で20分程度で浜村温泉に行けますし、海岸線を走る9号線の景色も良いので、お勧めです。
ただ筆者が行った時は、超ふぶいていましたけどw
浜坂温泉 魚と屋
浜坂温泉・魚と屋はJR浜坂駅から離れていますが、日本海を面前にしたオーシャンビュー(片側だけ)の旅館です。
駐車場の真正面が浜坂漁港。
ただ筆者の「お部屋お任せの格安プラン」では日本海側の反対側なので、ご覧の風景w
まっ、しゃあないなw
宿泊プラン:じゃらん【お手軽一人旅】ビジネス・観光に♪一泊二食 魚と屋マル得会席
金額:8,500円(税込) 入湯税150円 計8,650円
宿泊日:2022年1月13日
まずは部屋の案内
二人で利用しても窮屈さを感じない広い部屋。
夕食の案内
魚と屋の地元浜坂なので刺身に期待したのですが、悪くはないのですが、浜村温泉の方が良かったかな。
みそ汁は浜村温泉同様、カニの身入り。
しかも足だけでなく株の部分もあり、カニ汁と言っても過言ではないでしょう。
デザートも2種類と言うのが、なんかいい。
朝食の案内
でたーエテカレイ。やっぱ食べにくかったなw
イカの刺身はかなり美味しく、夜より美味しかった気がしました。
今回の朝食で残念なことが一つ。
湯豆腐用のポン酢に虫が入っていました。
虫が入っていた事については問題ないのですが、スタッフの対応がちょっとw
すいませ~ん。虫が入っているので、替えてください
はい、替えてお持ちします。
って感じでポンズを交換してもらったんですが、筆者の感覚はこうです。
まず最初に「申し訳ございません。」があってから、「至急交換させて頂きます。」ではないでしょうかね。
まぁこの辺は、50代のおっさんのたわごとだけどね。
温泉の泉質と言いますと「ナトリウム・カリウムー塩化物泉 中世低張性高温泉」のかけ流し。
大浴場は1Fなので、露天風呂は囲まれていますが、庭園風の造りにしていますので、おもむきを感じることはできるでしょう。
露天風呂に関しては浜村温泉よりよかったですね。
旅館の玄関には、船の大きなペラが置いてあります。
おそらく水産会社の船のペラなんでしょう。
カニの水槽も玄関先にあります。
魚と屋のすぐ近くに経営母体の渡辺水産があります。
こりゃあ浜坂では名士なんだろうなぁ
ビル1階が海産物屋さんですが、食堂もありますが、これまた驚きました。
各階にあるやんか。全店渡辺水産グループなんやろうぁ
安価なのに料理の品数・量とも多く、満足できるプラン。
近くには海水浴場とキャンプがあるので、夏は夏で楽しめる温泉地ですね。
湯村温泉 魚と屋
浜坂温泉と同じ浜坂温泉郷の一つ夢千代日記の湯村温泉。
派手な賑わいよりも、落ち着いた雰囲気を味わう温泉街と言ってもいいでしょう。
宿泊プラン:じゃらん【出張/湯治】ビジネスや長期滞在にもおススメ♪♪★季節のおまかせ御膳プラン★
金額:7,900円(税込) 入湯税150円 計8,050円
宿泊日:2022年1月19日
まず最初にバッドな部分を紹介。
湯村温泉魚と屋の客室では、Wi-Fiがつながりません。
1FロビーでフリーWi-Fiが利用できるとのことですが、1Fはご覧の通り。
PCはおろかスマフォを操作するような環境のロビーではありません。
ビジネスや長期滞在おすすめとうたって、客室でWi-Fi使えないのは最悪。
それでは部屋の案内
扉が鉄製の重たいやつw
昔勤めていた会社の宿泊施設と同じやん
踏込部分は狭目で、部屋のふすまがすぐ目の前。
部屋は8畳の和室。
縁側もあり、窓の外は岸田川を望む湯村温泉らしい景色を望む良いアングル。
ただ窓際は寒かったので、ほぼ利用できなかったなぁ
夕食の案内
浜坂温泉の魚と屋と同じパターンの海鮮の陶板焼きと肉の鍋物。
刺身は美味しく、とくにサワラが脂がのって最高でした。
煮魚は浜坂漁港で水揚げされたカサゴ。
カニ身入りの茶碗蒸し
魚肉を使ったつみれと白菜のお吸い物
デザート
朝食の案内
同じ水産会社だからでしょうけども、浜村温泉、浜坂温泉、湯村温泉の3旅館ともでも、朝食のイカ刺が美味しかったですね。
大浴場はB1にある為、内風呂のみで、残念ながら露店風呂はありません。
シャワーはお湯と水を両方出して調整するタイプなので、ちょっと面倒でしたね。
温泉の泉質と言いますと、「ナトリウムー炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉、低張性、弱アルカリ性、高温泉」。
兵庫から鳥取にかけての泉質はほぼ同じようで、無色透明の無味無臭って感じです。
温泉ソムリエからすると、全然違うって言うでしょう。多分w
感想・まとめ
今回の宿泊で、渡辺水産グループの宿泊施設全て宿泊したわけですが、どの宿もボッチ泊ができるプランがあってとても使い勝手が良い施設だと思います。
魚と屋は同じ名前だけあって、建物の造り、大浴場の配置や食事など全体的に似ていますが、クオリティが安定している為、どれ選んでも外れない安心感があります。
ただ湯村温泉の「魚と屋」はWi-Fiがないので、もし湯村温泉に宿泊するなら、「とみや」の方が良いでしょう。
「とみや」は自家源泉の宿で、特に 緑に囲まれた露天大浴場は風情があり、さすが江戸時代後期創業の老舗温泉旅館ってとこでしょう。
同じレベルのプランなので「魚と屋」と「とみや」の夕食に大きな差はありまあせんが、「とみや」には天ぷらがありました。
温かい天ぷらがでると、旅館の会席料理って感じがしていいですね。
鳥取のレーク大樹は鳥取市内湖山池(こやまいけ)に面するホテル。
筆者が宿泊したのは2021年9月で素泊まりだったので、食事については何もわかりませんが、館内のレストランではランチも営業しており、美味しいと評判だそうです。
ウリはやっぱり海鮮らしい
レーク大樹はレークビューでいい部屋なんですが、客室でWi-Fiが使えなと言うバッドな部分があります。
ただ大浴場の温泉は5Fにある為、展望が良く癒されますね。
こんな感じで、渡辺水産グループの宿泊施設全て宿泊したわけですが、総じて対応は良く、食事も美味しく満足しました。
その中でリピートするなら、湯村温泉・魚と屋とレーク大樹は外しますね。
だってWi-Fiが使えないんだもん。
PCを持ち歩く筆者としては、Wi-Fiは重要な要素の一つですからね。
あえて推しを一つ選ぶとすると、大浴場が一番良かった湯村温泉「とみや」かな。
緑に囲まれた露天風呂は気持ち良かったからね。
おわり
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