2025年2月27日、寒波が過ぎて3日目のハチ高原&ハチ北スキー場で滑ってきました。
前回は寒波の合間(2月21日)にパウダースノーを狙って滑走しましたが、今回は雪質よりも快晴の気持ちよさを優先。
朝一のゲレンデは圧雪&アイスバーンでガリガリ。
午後は気温が上がってシャバシャバ雪に変化。雪質としては決してベストとは言えませんが、天気の良さがすべてをカバーしてくれました。

午前はスキー、午後はボードに切り替え、ハチ高原&ハチ北の両方を滑走。
同じゲレンデでも、寒波直後と3日後ではコンディションが大きく変わる。
今回はそんな変化を体感した1日でした。
午前:アイスバーンのハチ高原&ハチ北をスキーで滑る
朝一のゲレンデは気温が低く、圧雪されたバーンはカチカチに凍っていました。

特に日陰部分は完全なアイスバーンで、エッジが噛みにくく慎重な操作が求められるコンディションでした。
アイスバーンでの滑走を考え、午前はスキーを選択。
筆者にとっては、スノーボードより安定したターンがしやすい。
とはいえ、スキーでもスピードを出しすぎるとコントロールが難しくなるため、慎重に滑ることを意識しました。
ハチ高原側は比較的緩やかな斜面が多いため、カービングを意識しながら滑りました。

今回、前回滑っていなかったハチ高原の林間コースも滑ってきました。
このコースは山の中をゆったり滑れるルートで、斜度は緩め。
森に囲まれた雰囲気が新鮮で、マイナスイオンたっぷり浴びながら滑ります。

カービングで滑るというより、景色を楽しみながらクルージングする感覚で、のんびりした滑走を楽しめました。
一方、ハチ北は傾斜があり、スピードが出やすい。
圧雪されていても朝は硬いバーンが続き、急斜面ではエッジの使い方が重要でした。
ただパウダーらしき雪が硬いバーンの上にあり、ハチ高原より滑りやすく、アイスバーンとはいえ、天気が良かったので視界はクリアで、景色も最高。

景色を堪能しながら滑ることができました。
これがボードだと、筆者の腕前では厳しかったでしょうねw
午前のうちにハチ高原とハチ北の両方を回り、雪の違いを感じながら滑走。
スキーならではの安定感を活かしつつ、アイスバーン特有の緊張感を味わう時間でしたが、楽しく滑りまくりました。
午後:シャバ雪のゲレンデをボードで滑る
昼を過ぎると気温が上がり、ゲレンデの雪質は一気に変化。
午前中はガリガリだったバーンも緩み、シャバシャバ雪へと変わっていました。
午後はスノーボードに切り替え、すぐにハチ北へ向かって滑走。

シャバ雪はエッジが噛みやすくなり、ボードでもコントロールしやすい。
ただ、雪が重くなっている分、膝への負担も増します。
特に斜度のあるエリアでは、しっかり荷重しないとズルっと持っていかれることが度々ありました。
それでも、この日は快晴。
視界はクリアで、ハチ北の山頂からの景色が最高。

アイスバーンの緊張感とは打って変わり、午後はのんびり滑ることができました。
ハチ北でひと通り滑った後、最後にハチ高原側へ戻ると、こちらもシャバシャバ。

ハチ高原の斜面は日当たりがいいので、雪がさらに緩んでおり、ボードには少し重め。
適度にスピードをコントロールしながら、午後の滑走を楽しみました。
午前中のアイスバーン、午後のシャバ雪。
スキーとボードの両方で、同じゲレンデの異なる表情を満喫できた一日でした。
天気が良い日のハチ高原&ハチ北の魅力
快晴のゲレンデの気持ちよさ
この日の滑走で感じたのは、天気が良いだけでスキー場の印象が大きく変わるということ。
快晴のハチ高原&ハチ北は、雪質が多少悪くても滑っていて気持ちがいい。
特にハチ北の山頂からの眺めは絶景。

遠くの山々まで見渡せるクリアな景色が広がり、滑るたびに気分が上がります。
また、日差しがあると雪面がきらめき、ゲレンデ全体が明るく開放的。

雪質がベストでなくても、視界がクリアなだけで気分爽快。
写真映えする景色を楽しみながら、のびのびと滑れるのが、晴れた日のハチ高原&ハチ北の大きな魅力ですね。
曇雪の日との比較(どっちが良かったか)
前回の2月21日は寒波の合間で、天候は曇雪。
しかし、パウダースノーを楽しめる絶好のコンディションでした。

対して、今回の2月27日は寒波後数日。
雪質はアイスバーンからシャバ雪へと変化したものの、快晴で景色が抜群。
どちらが良かったか?
雪質にこだわらず、気持ちよく滑れる快晴の方が筆者好みです。
曇雪の日は確かにパウダーを楽しめるのは魅力ですが、曇雪の日は視界が悪く、遠くの景色も楽しめません。
その点、快晴の日は視界がクリアで、ハチ高原&ハチ北の雄大な景色を存分に味わえました。
さらに、写真映えも段違い。
青空と白銀のコントラストが美しく、ゲレンデの雰囲気も明るく感じられました。
やはり、気持ちよく滑るなら天気が良いに越したことはないと再認識。
とはいえ、どちらにもそれぞれの魅力があり、楽しみ方次第。
快晴の日は景色と開放感を満喫し、曇雪の日は雪質にこだわって滑るのがベストかもしれませんね。
日帰りで行くなら?平日はハチ北ベースがおすすめ
今回、ハチ高原側もハチ北側も滑ってみた結果、平日日帰りで行くなら「ハチ北をベースにするのが良い」と感じました。
その理由は以下の通り。
駐車場代がハチ北の方が800円安い。
雪質はハチ北の方が良い。
コースバリエーションがハチ高原より豊富(多いとは言えないが、選択肢がある)。
圧雪車の跡が綺麗で、滑りやすい。
レンタルショップやインストラクターの話では、ハチ高原の圧雪レベルは低めとのこと。
実際に滑った際も、圧雪車の跡がひどく、滑りにくかった。
日帰り温泉「ハチ北温泉」(700円)を利用できる。

ICリフト券購入時に保証金500円が含まれるが、リフト券を返却すれば500円が戻る。
ただし、ハチ北温泉の受付でリフト券を渡せば、700円の入浴料が無料に!
ハチ北側はコンパクトながらも、日帰りスキー・スノーボードの快適さを考えると、コスパ的にも滑りやすさの面でも魅力的でした。
まとめ・感想
ハチ高原とハチ北の両方を滑り、特徴の違いを実感しました。
幅広いコースのハチ高原は楽しかったですが、雪質や圧雪の丁寧さを考えると、日帰りで平日行くならハチ北ベースが良さそうです。
駐車場が安く、コースのバリエーションも少し広がります。
特に圧雪の差は大きく、ハチ北の方が滑りやすく感じました。
さらに、リフト券返却で温泉無料の特典も魅力的。
今後は春スキーにも挑戦し、さらなる違いを確かめてみたいです。
おわり
コメント