リゾバで広島から沖縄へ移動することになった筆者。
本土から車を持ちこむ移動の場合、次の2択しかありません。
筆者は2020年10月、沖縄から鹿児島へフェリーで移動し、広島まで陸路で移動しました。
当時は2020年10月はGoToトラベルで1泊が伴う夜行バスやフェリーでの移動が非常に安価だったからです。
2022年6月現在、夜行バスやフェリーではGoToトラベルのようなキャンペーンは無いため、沖縄へ車と移動するには、かなりの費用がかかります。
検討した結果は陸路で鹿児島まで行き、沖縄までカーフェリーを利用しました。
今回は車と沖縄へ移動の検討と利用したフェリーについて紹介します。
【沖縄ー鹿児島フェリー】【車両輸送+空路】検討結果
筆者の地元広島市を起点地として沖縄までの検討となります。
ちなみに筆者の車は軽自動車です。
【沖縄ー鹿児島フェリー】の場合
1日目:夜間 鹿児島へ
2日目:18:00発 鹿児島新港
3日目:16:40着 沖縄・本部港+宿泊
概算費用
高速代:6,400円
燃料代:5,000円
フェリー代:72,000円
宿泊費(1泊) :5,000円
合計:88,400円
【車両輸送+空路】の場合
1日目:夜間 福岡博多港へ
2日目:午前 車持込み+宿泊
3日目:飛行機移動+宿泊
4日目:夕方 沖縄・那覇新港車引取り
+宿泊
概算費用
高速代:4,000円
燃料代:3,000円
輸送費:53,000円
飛行機:10,000円
宿泊費(3泊):15,000円
合計:85,000円
金額・日数ともに大きな差はありませんが、結論として【沖縄ー鹿児島フェリー】を選択しました。
理由としては次の2点です。
- 日数が1日少ない
- 船旅を楽しめる
他の活動ができる時間が取れる
旅と言うスパイスが加わって移動が楽しくなる
こんな感じでフェリーを選択しましたが、ちなみに筆者は2020年10月、沖縄→鹿児島をマルーフェリー株式会社のフェリー波之上で乗船したことがあり、この時も似たような理由でフェリーを選択しています。
沖縄ー鹿児島 カーフェリー航路について
カーフェリーは2社4船で運行
「マルエーフェリー株式会社」と「マリックスライン株式会社」の2社が2船づつ沖縄ー鹿児島を運行しています。
マルーフェリー株式会社の船は「フェリーあけぼの」、「フェリー波之上」、マリックスライン株式会社は「クイーンコーラルプラス」、「クイーンコーラルクロス」。
4船が毎日上り下りを交互に運行しています。
筆者は2022年5月25日にクイーンコーラルプラスに乗船しましたが、翌日出港するフェリーあけぼのが後方に停泊していました。
運行航路
航路は鹿児島新港ー奄美大島ー徳之島ー沖永良部島ー与論島ー沖縄・本部ー沖縄・那覇
運行ダイヤ
沖縄-鹿児島を25時間で移動する運行ダイヤになっています。
クイーンコーラルプラスに乗船
乗船の決め手は展望浴室
今回はマリックスライン株式会社は「クイーンコーラルプラス」に乗船した決め手は展望浴室。
シャワー室のみが一般的なフェリーですが、「クイーンコーラルプラス」には湯舟があります。
水平線を見ながら、湯船につかる。
気分は豪華客船や
ただ今回は残念な結果に(涙)
意外と安いレストランメニュー
フェリー内のレストランって高そうってイメージがありますが、正直安いです。
黒豚とんかつ定食は別格として、他のメニューは500円(税込)~700円(税込)が主流。
自販機の缶ビールもコンビニより少し高い程度。
筆者は昨シーズンスキーやスノボーに12回ほど行っており、スキー場のレストランは具無しカレーが1000円クラス、缶ビールも500ml500円などの価格を目にしていたので、フェリーの低価格には正直驚きました。
フェリー価格で高いと思い込んでいたんだよね
ドリンクは多少持ち込んでも、弁当などの食事はレストランをお勧めします。
ただレストランの営業時間には注意が必要です。
レストランの営業時間は各港に停泊中のみで、航行中は営業しておりません。
写真は11:30沖永良部島着の時の営業時間です。
コンセントやWi-Fi
筆者は利用した船室は2等船室、つまり雑魚寝の部屋な為、基本的にコンセントはありません。
ただラッキーな席が一つだけあります。
他のすみっこの席にはコンセントはありませんが、筆者の席K162だけコンセントがありました。
船内にはフリーWi-Fiはありますが、陸上からの電波なので、陸からの距離があると繋がり具合は悪くなります。
船内・船外
船外はヘリポートになっています。
テーブルやイスがあるので、海況と天気がいい日は、立ち飲みを楽しめますw
客室は船内の2F~4F。
筆者が宿泊した2等船室は2F~4Fにあります。
おそらく今回は乗船客が少なかった為、4Fのみで間に合っていると思われます。
2Fであれは、機関室などの機械類のすぐ上になるので、神経質な人は振動や音で寝れないかもしれません。
まとめ・感想
沖縄ー鹿児島を25時間かけて航行するフェリーは、非日常的を感じることのできる旅になります。
24時間フェリーに乗船する経験は今回で4回目ですが、毎回楽しい船旅として満足しています。
筆者は小笠原に行ったことがありますが、東京小笠原航路と沖縄鹿児島航路の違いは、途中の島に寄港するところです。
船酔いになりやすい人も、途中寄港するので、少しはマシなのかな?と思います。
なので予讃と時間があれば、たまには船旅を選択してもいいと思います。
おわり
おまけ:Wi-Fiは厳しいので、船旅に本や雑誌は必須ですよ。
筆者は船旅なのにJALのアゴラを持参しましたw
2023年1月9日追記
2022年12月3日 沖縄でのリゾバ終了後に再度乗船しました。
前回の乗船で本船のレストランは安いと分かったので、弁当などの持ち込みはせずに、レストランで3食済ませました。
レストランメニューでは、前回販売中止だった「鶏飯」があり、ラッキーでしたね。
コメント