筆者がゲストハウスを開業していた頃、毎日のようにDIYをしていたものでした。
使用した工具はデイスクグラインダー。
ベビーサンダーや単にグラインダーやサンダー等色んな呼び方があるようですが、ここではディスクグラインダーで統一します。
デイスクグラインダーは金属やブロックの切断・切削、金属研磨等様々な用途に使用できる強者ですね。
DIYの必須工具であり、勝手にDIY3大電動工具(他に電動ノコギリ、インパクトドライバー)の一つだと思っています。
その強者工具であるデイスクグラインダーで単管パイプ、鉄板波板(トタン)、コンクリートブロックを切断してみました。
準備するもの
デイスクグラインダー以外で準備するもの
1.防塵メガネ
火花や切断のカスがかなり飛んでくるので、100%必要です。
2.マスク
コンクリートを切断する際、粉塵が発生するので、必要となります。
3.軍手
作業に関する注意点
1.軍手や衣類の巻き込み
デイスクグラインダーのデイスクは鋭い歯であり、それが高速回転しています。
巻き込まれた場合、単純な擦り傷では済みません。
周囲はもちろん自分に対しても細心の注意を払い、安全に作業しなければなりません。
2.服装は長袖、長ズボンが好ましい。
金属を切断する場合、火花が散ります。
切断する箇所によっては、火花が自分の方向にくる場合があります。
従って、服装は長袖、長ズボンの着用が好ましいと思います。
ただ、化繊の衣類だと穴が開く場合もあるので、できれば綿が良いと思います。
今回、自分は半袖で行った為、火花の熱さを感じ、作業としては良くないと反省しました。
ズボンは半ズボンでしたが、綿のエプロンを着用した為、問題はありませんでした。
3.切断作業は力で無く、ディスクの当て方
高速回転しているディスク(歯)を力いっぱい切断面に押し当てても、切断は上手く進みません。
逆にディスク(歯)が割れたり、切断面に咬み込んだりして、不安全作業になる可能性があります。
切断面に真っすぐディスク(歯)を当て、切断作業をゆっくり行った方が良いと思います。
実際に単管パイプとコンクリーブロックを切断
今回の切断するのは駐車場の柱です。
柱として使用されているのは単管パイプ(48.6Φ、肉厚2.4mm)
単管パイプはかなり腐食しており、いつ折れてもおかしくない状態の箇所が多くあります。
ちなみにトタンで張っていた屋根は2018年の台風で飛んで無くなりました。
今回の作業範囲は時間の都合上、赤色で囲んだ部分になります。
切断終了後
単管パイプや鉄板波板(トタン)の切断に使用したディスク
横向きの単管パイプに対して、ディスクグラインダーを縦向きにして切断作業を行っています。
この時、火花が前方と自分方向に向かってくるので、デイスクグラインダーを身体の正面に構えず、少しずらして、半身の体勢で作業を行いました。
コンクリートブロックを切断に使用したディスク。
単管パイプ柱の基礎となるコンクリートブロック部分。
写真は有りませんが、ディスクグラインダーを横向きに使用し、コンクリートブロックと地面の境界線にディスクを当て切断しました。
粉塵が発生するので、マスクは忘れずに作業しましょう。
デイスクが単管パイプに当たるまで四方を切断し、最後は大ハンマーで叩いて抜き取りました。
地面に開いたパイプ穴をモルタルで詰めて終了です。
作業は安全に
今回はこの様な方法で、単管パイプとコンクリートブロックの切断作業を行いました。
作業に関する注意点では3点ほど記載しましたが、「切断部位の倒れ方・跳ね方」、「脚立からの転倒」などいろんな面に関して安全に気をつけなければなりません。
DIYは「楽しい」、「安い」などたくさんのメリットがありますが、高速回転工具を使用することが多いで、取り返しのつかない大怪我をする可能性があります。
ディスクグラインダーもその一つですので、本当に安全に気をつけて使用してくださいね。
そしてDIYを「やった感」、「達成感」で気持ち良く作業が終了すると、美味しくビールが飲めると言う個人的な楽しみを堪能していますwww
おわり
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