沖縄の街中のいたるところで目に入る「石敢當(いしがんとう)」
表札と間違われたりして、沖縄で一番多い名前と思われることもありますwww
石敢當とは・・・
市中を徘徊する魔物「マジムン(沖縄県や鹿児島県奄美諸島に伝わる悪霊の総称)」は直進する性質を持つため、丁字路や三叉路などの突き当たりにぶつかると向かいの家に入ってきてしまうと信じられており、その為丁字路や三叉路などの突き当たりに石敢當を設け、魔物の侵入を防ぐ魔よけとする。魔物は石敢當に当たると砕け散るとされる。元は中国伝来の風習で、福建省が発祥とされている。
引用元:wikipedia
似たような魔よけは中国のみならず、台湾・シンガポール等の一部の地域にも見ることができる。
まっ、具体的にこんな感じです。
路地の先が丁字路になっています。
この先の家の壁に石敢當が設置されてます。
突きあたりの電柱の下をみると・・・
ちなみに丁字路や三叉路などの突き当たりでなく、十字路で壁が突き出てると石敢當が設置されてます。
この石敢當ですが、実は内地にも設置されてるそうです。
大分県臼杵市畳屋町には、『豊後国志』によると大正3年(1575年)に建立されたとされる日本最古の石敢當がある(ただし、現存するものは後に復元したものとの説もある)。凝灰岩でできた高さ約1.6mの石碑状のもので、1967年に市の文化財に指定されている。
引用元:wikipedia
建立年が銘刻されているものでは、宮崎県えびの市飯野にある元禄2年(1689年)のものが最も古い。
臼杵市は宿主が旅人テビューをした高2の春休みに友人と2人で訪れた地だったのですが、残念ながらその時は畳屋町に寄ってませんでした。
他にも石敢当、泰山石敢當、石敢東、石散當、石散堂、石厳當と書かれたものもあります。
引用元:(wikipediaより)
石敢當の読み方は沖縄では「いしがんどう」、「いしがんとう」、鹿児島では「せっかんとう」のようです。
読谷村では石敢當の他に泰山石敢當(たいざんいしがんとう)を見かけます。
泰山とは中国の五大霊山の一つに数えられる山東省にある山の事らしいです。
泰山石敢當は世界遺産・座喜味城跡の付近で見かけることができます。
しかし、座喜味城付近にあるってとこに何か意味があるんでしょうね?
沖縄の風習ですが、内地でも明治以前のものがあったり、最近ではわざわざ石敢當を設置したりするなど、密かに広がりつつある感じがします。
ゆっくり散歩をしていると、沖縄だけでなく内地でも意外なところで見かけるかもしれませんね。
コメント
コメント一覧 (2件)
ご無沙汰しています
天気予報では明日6/27から梅雨明けとか
いよいよ夏本番ゲストハウスも忙しくなりますね
今年も沖縄に行きたいと思っていますが….果たしてどうなるやら
ダイビング、ゲストハウス共に忙しくなって来るでしょうがお身体気を付けて
zizi様
コメントありがとうございます。
こちらこそ、ご無沙汰しております。
昨年は長期滞在ありがとうございました。
そうですね、沖縄はそろそろ梅雨明けです。
お時間があれば、また沖縄にお越しくださいね。
また一緒に海にいきましょう。
元気な姿で再会を楽しみにしております!!