沖縄に住んでいるので、映画「小さな恋のうた」を観て、そのままロケ地を巡ってみました。
沖縄が誇る人気バンドの一つMONGOL800(モンパチ)モンパチの代表曲「小さな恋のうた」を題とした映画が、2019年5月24日に公開されましたね。
映画小さな恋のうたを観た感想
青春、バンド、歌、恋に加え、沖縄県外では数か所しかない国境とフェンスと言うスパイスが効いた映画と感じました。
メッセージ性はあるものの、それを強く感じさせない、ことわざで言うと「山椒は小粒でもぴりりと辛い」みたいな印象です。
序盤はシーンの行ったり来たりが激しくて、見ずらい感じがありましたが、中盤からは引き込まれて行きました。
MONGOL800のボーカルキヨサクさんは沖縄国際大学を卒業されています。
キヨサクさんは1981年2月生まれなので、年齢的には卒業後ですが、2004年8月、その母校に米軍ヘリが墜落しました。
モンパチの歌には沖縄の基地に触れる曲もあります。
映画「小さな恋のうた」でも、国境、フェンス、そして予告編でも流れている基地ゲート前でのデモのシーンもあります。
しかし、それだけではありません。
エンドロールで色んなシーンが流れましたが、そこに映画のシーンと関係ない映像が流れました。
地域によってはですが、PTAや定年退職されたご年配の方が、小学生の通学時に横断歩道で黄色の旗を持って、安全確保してますよね。
実は沖縄の海兵隊員も地域ボランティアと同じ黄色いジャケットを着て、黄色い旗を持ち、学校前の横断歩道で子供達の安全を確保したりしています。(申し訳ありませんが、毎日かどうかは知りません。)
そのようなシーンが映像で僅かですが、流れました。
メッセージ性を強く出さず、ちょっとしたところに、制作者の意図が隠されているような気がし、個人的には最後に何か考えるものを感じた映画でした。
映画小さな恋のうたロケ地巡り
映画を観ている間、「おー、あそこじゃん!!」って感じで見慣れた場所がいくつもありました。
ただ映画のそのものの画像がないので、ロケ地巡りは公式サイトやパンフなどから引用できる海辺だけですが紹介します。
映画小さな恋のうた公式サイト予告から引用
映画小さな恋のうた公式ブログより引用
映画.comより引用
場所は北谷町の宮城海岸の堤防で、ダイビングポイントとして有名な砂辺になります。
ただ、この堤防は全長2~3Kmぐらいあるんじゃないでしょうか?
その中の一部ですので、同じアングルの場所を探す為には少し歩く場合があります。
アメリカ人少女との接点である国境のフェンス。
映画を観ている時は、「おそらくあそこかな?」とあたりはつくのですが、なんせフェンスだらけですから、自分は正確な場所がまだわかっていません。
ところで、映画を観ている間に困ったことがありました。
ライブなど歌のシーンが数多くあるのですが、「小さな恋のうた」や「あなたに」がかかると、思わず一緒に歌いそうになったり、拍手しそうになったりと、我慢するのが大変でした(笑)
映画も良いですが、主題歌を歌うキヨサクさんも気さくで良い印象を持っています。
以前キヨサクさんがカフェを開いていた時、お邪魔したことがあります。
キヨサクサンにオーダーもしたこともあります。
作中の街中のシーンでは、沖縄市の上間てんぷら店や、嘉手納基地ゲート2をから正面に伸びるゲート2通りなど、沖縄市の目抜き通りがロケ地になっています。
小さな恋のうたの上映中に沖縄に来ることがありましたら、沖縄で観て、ロケ地を巡るのもいいかもしれませんね。
おわり
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