2024.1.17現在、中止の可能性があります。
沖縄本島と与論島・沖永良部島を結ぶ定期旅客船が、2021年7月、就航との発表がありました。
運営は千葉県館山市で海中観光船の日東商船株式会社(東京都)。
なぜ千葉県の会社と思いますが、日東商船株式会社の西田富士雄社長は、与論島出身です。
これで与論島や沖縄本島での観光の幅が広がりましたね。
2021年09月07日追記
日東商船株式会社ホームページより2022年03月開設予定に変更
2022年06月16日追記
2022年03月から2022年07月へ開設予定に変更
2022年09月15日追記
2023年03月20日開設を目途に準備中
(9/14電話確認)
2024年01月17日追記
運営を計画していた日東商船株式会社ホームページは現在なく、また千葉県館山市で海中観光船は譲渡?売却?しており、別会社が運営。
(1/17電話確認)
航路 沖縄ー与論島ー沖永良部島
沖縄本島側は北部、沖永良部島側は南部の港を利用することによって、距離と時間を短縮しています。

運航ダイヤと運賃
運行は1日2往復。
沖縄本島・塩屋漁港から与論港まで1時間半。
知名港までは2時間半。

片道運賃の予定価格
与論島~沖縄本島間が3500円
沖永良部島~沖縄本島間が4500円
港までのアクセスや現地での交通の便
誰もが問題点と思うのが、港へのアクセスもしくは現地での交通の便でしょう。
与論島・沖永良部島
与論島ではバスは北回り(時計回り)、南回り(反時計回り)の2つのルートが、島を1周しています。
各ルート1日5分、運賃は一律200円、1周約40分。
バス停はありますが、タクシーのように気軽に手をあげて、どこでも乗り降りが出来ます。
他はタクシー、レンタカー、レンサイクル、レンタバイクですが、都会のようにタクシーは流しはつかまらないと考えた方がいいでしょう。
沖永良部島も各種運賃等の違いはありますが、与論島と似たような環境でしょう。
与論島と沖永良部島は既存のフェリー航路の港を使用するので、待合室もあります。


沖縄本島大宜味村・塩屋漁港
塩屋漁港は名護市よりさらに北部の大宜味村にあります。
那覇空港から沖縄自動車を経由して、約2時間強。
那覇まではかなり遠い位置にあります。
指定席の方は那覇まで無料送迎があるそうですが、これまた微妙な場所で、那覇港客船待合所なんですね。

2021年03月13日現在、ルートや途中下車の可否(直行のみ)送迎なのかは未発表。
また指定席の料金アップも未発表です。
塩屋漁港付近から、路線バスは名護バスターミナル行きが一日10数便ありますが、ただ普通のバス停です。
屋根があったかどうか覚えていません。

使用する港も漁港なので、待合室とかどうするのでしょうか?
雨や夏の暑い日など、厳しいです。
漁協の建物を利用するのか、プレハブが建つのか、何か対策はほしいものですね。
与論島へのアクセスが向上
今まで与論島への交通手段は、飛行機かフェリーでした。
飛行機の場合
季節によって時刻表は若干変わるかもしれませんが、ざっくりいくとこんな感じで、内地から与論島間の当日入出島ができます。
鹿児島
11:00
→
与論島
12:45
13:15
→
鹿児島
14:40
那覇
13:00
→
与論島
13:46
14:05
→
那覇
14:45
フェリーの場合
フェリーの場合は4船が、上りと下りを離合するように運行しています。
本土から与論島への当日入出島はかなりタイトで、沖縄での前後泊が基本となるでしょう。
時間のある人ならともかく、コスパ的には良くないですね。

高速船の場合
内地から与論島間の当日入出島ができます。
与論島での滞在時間は飛行機よりロスがでますが、指定席活用で那覇港客船待合所への無料送迎料の活用すれば、
飛行機よりかなり安価で行けるでしょう。

沖縄・与論島観光が便利になる
内地から直行便のない与論島の旅は、2泊3日でも行けますが、やっぱり3泊4日がほしいところです。
そうすると、大型連休か3連休+有給1日となりますが、料金や人の多さなどでデメリットが大きいかな。
ただ高速船によって、与論島の旅が大きく変りますね。
【半日年休活用】沖縄・与論島各1泊の2泊3日の旅が可能
1日の年休は厳しいけど半日ならかつ、東京、大阪、名古屋、福岡の都市圏の方向けです。
金)半年を取得し、沖縄那覇市泊。
フレックスや時短制度がある方はそれを活用。
職場が空港に近い方は、退勤後より弾丸コース(笑)

リーマン時代、
2時間時短して 羽田に行ってたな。
土)無料送迎利用で那覇から移動
10:30 与論港着
日)与論島発に乗船し、
沖縄観光し、帰路へ。
あとは年休取得や大型連休によって、日程を長くしたり、ゆっくり目などアレンジすれば大丈夫です。
沖縄本島北部エリア滞在で日帰り与論島
美ら海水族館や自然が多く残る沖縄本島北部(やんばる 世界自然遺産)は、多くのリピーターがいます。
沖縄本島北部で過ごすには、レンタカーが必要なので(バス派やバックパッカー等は除くw)大宜味村・塩屋漁港に行くのも問題ありません。
なので、与論島日帰りツアーも問題なく行けます。
与論島滞在時間は6時間半と短いですが、沖縄と違った雰囲気を味わうことができるでしょう。


2021年夏は沖縄本島北部から与論島の旅が楽しくなりそうな予感です。
あとは予定通り、高速船が就航してくれることを、祈るばかりです。
2022年7月追記 実際に塩屋漁港を行ってみた
リゾバで沖縄に帰ってきた筆者は塩屋漁港に行ってみました。
那覇方面から向かうと、塩屋漁港は進行方向左手にあります。
目印の看板は「大宜見村立歯科診療所」


漁港入口のゲートは18時に閉まりますが、運行ダイヤの予定では18時までの入出港なので、問題はありません。


筆者が塩屋漁港に行った時は、漁港内のどこに高速船が入港するのか、その気配はまったく感じられませんw






待合室とか将来作るのかどうか分かりませんが、雨や日よけができる「あずまや」やトイレがあるので、ちょっとは安心できそうです。
あとラーメン屋もありました。




漁港内にもいつから開始などの看板などはないので、今のところ開始日がまったく不明でした。
おわり
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