2018年3月23日に沖縄読谷村に新しい沖縄そば屋さん「まるは」がオープン。
こちらは宿から徒歩15分のところにある「居酒屋はりゆん」のオーナーが開いた沖縄そば屋さんです。
追記 2020年05月 閉店しました。
国道58号線沿い シーサーか豚なのか不思議な物体が目印
場所は那覇方面から国道58号線を北上し、読谷村の喜名交差点の次のガソリンスタンドを少し超えた左側に「まるは」があります。
お店な国道58号線に面しており、その上この目立つシーサーか豚のような大きくて不思議な物体があるので、簡単に分かると思いますよ。
店内へは入口と出口が別々の一方通行式になっています。
入口にはメニューが張ってあります。
なんとも珍しいイワシベースの出汁
まるはのウリはあっさりとしたイワシ(沖縄ではミジュンと呼びます。)のスープです。
お店の呼び名の通りミジュンと書いた方が良いと思いますが、沖縄以外の人に分かりやすくする為、当ブログではあえてイワシと書いています。
沖縄そばのスープはカツオ、豚がほとんどで、たまに鶏もあるけど、イワシはまったくみないですよね。
これはかなり珍しいと言うか、初めての味ですね。
まるはのスープは3種類。
あっさり味のイワシベース。
こってり味の豚骨ベース。
ふつう味のイアシと豚骨Wスープ。
店内に入る前に券売機で食券を購入するわけですが、もう沖縄でも珍しくなった2000円札が使える券売機です。
さて、今回選んだメニューはウリのイワシスープと豚骨スープを楽しめる食べ比べセット。
こちらの店舗は以前ラーメン屋で、その時の形が残っています。
カウンターは7席、テーブル席が2席、座敷が2席です。
イワシスープと豚骨スープの食べ比べを楽しんでみよう
こちらが食べ比べセット。
右がイワシスープ、左が豚骨スープ。
イワシスープと豚骨スープを混ぜ合わせたWスープ用の為に小さいお椀も用意されてます。
具材はあっさりのイワシスープには甘い三枚肉、こってり豚骨スープには塩の聞いたソーキと分けてました。
普段は紅ショウガとコーレクースをたっぷり入れますが、今回は食べ比べと言う事で、味が分からなくなるのを防ぐために、入れませんでした。
まずはあっさりイワシスープから。
イワシの味がしっかりしてるのに、青魚の臭みはまったくなく(青魚が好きな為余計にそう感じたかもしれません)、胃にやさしい味に感じました。
飲み過ぎた翌日に似合いそうなスープです。
こちらの豚骨スープは麺を沖縄そばからラーメンに代えたら、豚骨ラーメンとしてだせれるんじゃないの?って感じの味でした。
豚骨ベースと言っても沖縄そばの場合、ラーメンほどこってりにしませんから、かなり攻めた味ですね。
イワシスープと豚骨スープを半々に入れてみました。
一杯目はイワシスープに入ってた麺、二杯目は豚骨スープに入っていた麺と言う具合に変えてみました。
スープの味は半々ですが、麺にしみこんだ味の方を強く感じました。
大将のおすすめで、フーチバー漬けを入れて食べてみました。
フーチバーとはヨモギのことで、臭みのあるヤギ汁に入れて食べることが多いですね。
最初はあっさりイワシスープにフーチバー漬け
これは、かなり合いますね。
次に豚骨スープにフーチバー漬け。
こちらも、合いますね。
ただ好みなのはあっさりイワシスープの方ですね。
白ご飯に漬物に似た感覚があって、豚骨スープより美味しく感じました。
読谷村沖は定置網でイワシの漁獲量が県内でもトップクラス。
ただ、イワシを食用として使用するのは半分以下で、マグロ漁の餌で使用する量の方が多いようで、その販路拡大を検討している中、居酒屋はりゆんの大将がが2年余を掛けてあっさりイワシスープを作り上げました。
あとサイドメニューには「ゆし豆腐」「スタミナ丼」「軟骨ソーキ丼」など丼ぶりものと、大将自ら大好きな「沖縄独特の黄色いカレー」があるので、沖縄そば以外にも楽しめますよ。
おわり
沖縄そば専門店まるは
住所:中頭郡読谷村喜名458-3
電話:098-987-8031
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