沖縄本島北部・やんばる地域の山奥にオーシッタイと呼ばれる集落があります。
今(2013年)から「30年前」に沖縄本島で一番最後に電気が通った集落です。ちなみに電話も一番最後らしいです。
住所は名護市ですが、オーシッタイは東村(ひがしそん)との境界に近い山の奥深い秘境と言う感じです。
オーシッタイを目指し国道58号線を北上し、県道14号線を右折し山中へ入ります。
東海岸が見えてきました・・・もうそろそろオーシッタイの入口です。
「いやぁ~あぶないあぶない。」うっかり通り過ぎそうになりました・・・オーシッタイの入口です。
途中野菜の無人販売があります。
「オール 100円」でなく「オール 100円 ヨ」のヨがなんとなくツボにはまりました(笑)。
売ってる野菜は ニラにおくら・・・
この野菜は・・・???なんでしょうね・・・さっぱりわかりません(笑)。
手作り感たっぷりの看板。
この看板を過ぎると、舗装も終わり砂利道になります。
オーシッタイ地区に入ると20年前に静岡から移住されたご夫婦が営んでいる「コーヒーと手づくりケーキ しゃし☆くま~る」があります。(注 20年以上営業されてましたが 2017年1月に末日をもって、閉店されました。)
「しゃし くま~る」とはインドの言葉で「月の息子」と言う意味で、「お釈迦さん」を表しているそうです。
とても秘境の中にあるカフェとは思えない雰囲気のいいかわいらしいカフェです。
コーヒーとパイナップルのケーキを注文しました。
写真を撮り忘れましたが、全て奥さんの手づくりです。
そして、こちらは養蜂もされててご主人さんが「蜜蜂ファーム ときわ」をされてます。
ケーキに純度100%の蜂蜜がめちゃくちゃ美味しくて癖になりそうです。
葉蜜を使用した製品を他にもつくられており、お肌にいいクリームもあります。
お二人のお話しが楽しくて2時間半もいました(笑)。
オーシッタイは電気と電話は通ってますが、水道は通っていません。
このオーシッタイは大湿帯と書かれるほにど水が豊富で、全世帯 川から水を引いています。
この集落は明治30年代に政府が推進した開墾集落で、作物も豊富で米や野菜がたくさんとれて豊だっだそうですが、戦後過疎が進み一時は2世帯まで落ち込んだそうです。
そしてその2世帯が山を降りると考えた時期に移住者があり、ミラクルが起こって今は10世帯以上あります。
集落のみんなが梅の苗から育てた梅林があります。
開花時期は幅はありますが、正月±1か月です。
そして収穫は5月のGW頃です。
東日本大震災の時はその収穫による自治会の収益を全て寄付されたそうです。
山奥にある静かな集落オーシッタイ・・・人情の厚い人達の集落ですね。
沖縄本島北部の隠れ家的な観光スポット オーシッタイ・・・やんばるの空気を楽しめます 😛 。
おわり
2014年1月16日追記
オーシッタイの梅を見に行ってきました。
白梅ですね。
1月は梅に似ている寒緋桜が咲く時期でもあるので、寒さはあるけど春を徐々に感じる季節です。
2018年12月2日追記
現在このルートは土砂崩れの為、通行止め状態です。
オーシッタイへ行くには別ルートで行くことになります。
オーシッタイの梅林開花は2018年内か?2019年か?様子を見てきた。
2023年01月23日追記
2022年05月~11月筆者は沖縄リゾバ中にオーシッタイに行ってきました。
豊な自然は以前のまま。
そして以前にはないものもありました、多分ですけど。
イナホファーム?
ファームそのものがなかったか、ファームはあったけど看板がなかっただけなのか?
養蜂だけに集中されることで2017年1月閉店されたカフェ「しゃし くま~る」は養蜂ファーム・はちみつ販売を続けられています。
コメント
コメント一覧 (2件)
オーシッタイへの行き方よくわかりました!通ったことのある道ですが 見落としたみたいです!天気のいい休みの日にいってみようと思います。ちなみにおくらの写真の下の豆は「うりずん豆」で本土では「四角豆」と言うらしいです。本土に住んでいた頃は見たことないですが・・・
天ぷらにしたら美味しいですよ!本土風サクサクてんぷらで!
Nakamuraさん
こんにちは。
ぜひ天気の良い日に。
それと「うりずん豆」って言うんですね。
今度、天ぷらに挑戦してます。
ありがとうございました!!