和歌山県南部の古座川は、那智勝浦町と串本町の間を太平洋へ流れる鮎やウナギが生息する清流です。
市場出荷には至りませんが、全国屈指の清流古座川には天然の鮎、ウナギ、テナガエビなども多く生息し、古座川の名物として地元飲食店などで出されています。
引用元:古座川町ウエブサイトより
古座川には河口で採れたシラスウナギの稚魚を使ったウナギの養殖場もあります。
そのような土地柄なので、古座川町、串本町には美味しいウナギ料理を提供する飲食店がありますが、マグロの街・那智勝浦でもウナギを提供している飲食店があります。
そのお店は「いちりん」で、メインはもちろんマグロを中心とした海鮮ですが、ランチ時にウナギ料理も食べられる飲食店です。
営業時間:11:30〜13:30 17:00〜21:30
定休日:木曜日
駐車場:4台
今回2023年8月初旬、猛暑の夏のスタミナ補給の為に、ランチでうなぎ料理を頂いた「いちりん」を紹介します。
では、食べてみよう
土用の丑は年4回ある
土用とは「「立春」「立夏」「立秋」「立冬」の前、約18日間ずつ、計約72日間」のことで、土用の丑は年4回あります。
秋と冬の丑は、期間中に「一の丑」、「二の丑」と2回あるので、正確に言うと「土用の丑の日は年6回」あることにあります。
そして、それぞれの土用の丑で食べたら良いとされる食物があるわけですが、その中でもっともメジャーになったのが、「夏の土用の丑・ウナギ」です。
あつあつ うなぎ石焼ごはん 1,700円(税込)
あつあつ うなぎ石焼ごはん食べ方は「ひつまぶしスタイル」。
うなぎ石焼ごはんの前に、タレと薬味が運ばれます。
数分後、うなぎ石焼ご飯が運ばれてきました。
メニューの取説には、このように書いてあります。
まずはタレをかけます。
全体があつあつの石焼鍋で焼きながら、全体が茶色になるまでかき混ぜて、出来上がり。
そのまま食べる1杯目。
ふっくらしたウナギを食べるよりも、かき混ぜて焼き上げたので、ビビンバかチャーハンっぽい感じ。
筆者の味覚では、タレはかなりの甘タレ。
自己主張の強いタレを感じるウナギ飯といった感じでした。
薬味をのせた2杯目。
ネギが自己主張の強い甘タレを緩和してくれて、食べやすくなりました。
出汁茶漬けで3杯目。
甘タレをほどよく薄めるだけでなく、出汁が美味い。
これが一番美味しかったですね。
筆者は一番美味しかった食べ方でシメるタイプなので、3杯で完食はしませんw
出汁だけでは、まだ甘さが口の中にしつこく残る感じがしたので、ワサビがほしいと思っていたら、実は薬味皿にはのネギに隠れてワサビが入っていました。
薬味とワサビを添えたうなぎ石焼ごはんの茶漬けで4杯目。
結果的には、これが一番美味しかったですね。
さらに梅干しと漬物を加えた出汁茶漬けで5杯目。
これは、うなぎ石焼ごはんの良さを消してしまい、単なる茶漬けになってしまい、ちょっとイマイチでした。
失敗したね
メニュー
表示価格は税込価格です。
ランチメニューは丼や定食、夜は丼はあるようですが、海鮮居酒屋メニューがメインのようです。
支払方法
現金のみ
店内の様子
L型のカウンター席(7名)、テーブル席(4名)×1、座敷×3
座敷はテーブルをくっつければ、10席になるようなので、グループでも入れますね。
駐車場
店舗から徒歩1分のところにある月極駐車場に4台分あります。
まとめ・感想
っという感じで「いちりん」で「あつあつ うなぎ石焼ごはん 1,700円(税込)」を頂きました。
1杯目の甘くて濃い味のタレのみは、筆者の好みではなかったのですが、2杯目からは「ひつまぶしマジック」が炸裂。
薬味、出汁茶漬けと味変するたびに、美味しくなり、満足できました。
他のお客さんが注文したまぐろ丼も美味しそうでしたが、暑い夏に「あつあつ うなぎ石焼ごはん」は食べ応えがあり、満足する一品でした。
自爆した最後の漬け物類全部入れはお勧めできませんw
おわり
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