奈良県で天スタの愛称で親しまれている「天理スタミナラーメン」。
天理スタミナラーメンは奈良県桜井市で1980年(昭和55年)の屋台がスタートですが、その前に社長の中井嘉彦氏がジャズ専門のライブハウス「ジャミン」でライブ終了後にラーメンをふるまっていたそうです。
社長はバンドマン?
天理スタミナラーメン「天スタ」のはじまりは、世の中がまだ、昭和を名のっていた時代。
奈良の新大宮にあるジャズ専門のライブハウスで、現在の社長がライブの終わりにラーメンをふるまっていたことからはじまります。
当時は、ご来場いただいたお客様への感謝の気持ちをカタチに表したものとして作っていましたが、独自に開発したラーメンはしだいに評判を呼び、いつしかラーメンを楽しみにこられる方も現れるように。
その方たちの後押しもあり、桜井市三輪に屋台を構えたのです。
引用元:天理スタミナラーメンウエブサイトより
天スタが屋台を構える7年前の1968年に「天理ラーメン」、「スタミナラーメン」で親しまれてる「彩華ラーメン」が営業しており、パッと見の姿は良く似ていますが、味は全く異なります。
その姿かたちや天理ラーメン、スタミナラーメンと言ったネーミングから「天スタ派」「彩華派」と盛り上がることもしばしばwww
33年ぶりに彩華ラーメンを食べた数日後、天スタも33年ぶりに訪れてみました。
営業時間:11:00~14:15
:18:00~23:15
土日祝 :17:00~22:15
定休日:火曜日
駐車場:12台前後
今回は2023年11月中旬に訪れた「天理スタミナラーメン御所店」を紹介します。
さあ、食べてみよう
スタミナラーメン小 800(税込)
奈良県天理発祥のご当地ラーメン・スタミナラーメンは、白菜やニラなどの野菜を豆板醤とニンニクで炒めたピリカラスープが特徴.
天スタのスタミナラーメンも白菜がふんだんに入っています。
パッと見は彩華ラーメンと似ていますが、味が全く異なることがスープの色あいから分かります。
彩華ラーメンは「秘伝の自家製醤油ダレ」に対し、天スタは「長時間煮込んだ豚骨スープ」とスープが全くことなります。
長時間煮込んだ豚骨スープに、野菜の旨みが溶け込み、深いコクと旨みをプラスされた天スタオリジナルスープ。
筆者にとっては、ニンニクはそれほど強くなく、野菜の甘みが感じられます。
もっちりした甘味のある麺は、スープにからむように開発した卵入りの自家製麺。
もっちりした食感が食べごたえを増し、甘みがスープの辛味を和らげます。
具材は白菜、ニラの他、豚肉も入っています。
ひと通り味見が終了した後、席に置いてある調味料で自分好みに味変していきます。
筆者好みはニンニクの増し増しです。
他の調味料は不要です。
濃厚な豚骨スープに野菜の旨味がアクセントになったスープ、卵でもっちりとした甘みのある自家製麺、このコンビで生み出す天理スタミナラーメンの味わいはクセになる一杯で、あっという間に完食しました。
実店舗に行けない方はAmazonなど通販でも販売しています。
メニュー
ラーメンのサイズは小と大ですが、小は並サイズになります。
平日昼限定のサービス定食が別途あります。
店内の様子
いかにもラーメン屋的なテーブル席とカウンター席。
個人的には、最近のオシャレやおひとり様用より、こちらの方が「ラーメンを食べにきた」っという感じで落ち着きますw
マンガが置いてあるところも筆者好みwww
まとめ・感想
っという感じで、天スタこと天理スタミナラーメン御所店でスタミナラーメンを食べました。
天スタの豚骨スープはしっかり煮込んでクリーミーさがあり、スタミナラーメン特有のニンニクは効きはそれほどでもなく、あっさりしてとても美味しかったですね。
それほどないと言ってもニンニク臭はありますよwww
麺はもちもちしており、太ければうどんに近いかもしれません。
奈良県のご当地ラーメンとして人気がある天理ラーメンの元祖は、彩華ラーメンですが、天理スタミナラーメンも捨てがたく、食べ比べしながら楽しむのがお勧めです。
おわり
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