沖縄の5月初旬と言えば、雨が降ると「そろそろ梅雨入り?」って会話が挨拶替わりに始まるけど、今年は天気予報でさえまったく聞こえないですね。
コロナショックは梅雨の話題も吹き飛ばしているようです。
梅雨入りする前のダイビングで砂辺に行ってきました。
満潮時に潜った3週間前と違って、この日は干潮から満潮へ潮が上がるころ。
なので、それなりに水深のところまでは歩かないといけない状況でした(涙)
この日の透明度がかなり悪くて、ガイドチェーンから潜行した水深6m付近のところで約6mぐらいでした。
こう言う時は無理をせず、遠くには行かずそのあたりを楽しむことにしました。
畳半畳のエリアをじっくり観察し、小物を探す・・・元伊豆ダイバーの血が騒ぎます(笑)
群生になるときれいな花が咲き乱れているように見えるイバラカンザシ。
この手の生物は植物に見えて、実は動物なのが多い海洋生物。
イバラカンザシはゴカイの仲間でプランクトンを食べて生きています。
クリスマスツリーとのニックネームがあるイバラカンザシ。
横から見るとクリスマスツリーに見えるし英名がChristmas tree wormです。
wormは細長い虫と言うところから、ゴカイを表しているみたいですね。
洞窟の地面近くの岩肌でボバリングをしているアオギハゼ。
ラッコのようにお腹を上に向けて常に仰いでいるからアオギハゼ。
ビギナーを案内する時に水中ノートにいつも書くフレーズです(笑)
艶やかな色合いで人気者のムラサキウミコチョウ。
艶やかな色だけでなく、泳いでいる姿がヒラヒラして、クリオネのようみたいでかわいらしいところが人気の秘訣かもしれませんね。
この日は30分ぐらいで、エキジット。
エントリー時と違って、結構潮が上がっていたので帰りはエントリー口まで泳げて楽でした。
緊急事態宣言が解除されたら、多くのダイバーに沖縄の海を楽しみに来てもらいたいですね。
おわり
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