ケラマブルーで知られる慶良間諸島の一つ阿嘉島はダイバーに人気の離島ですが、沖縄本島から日帰りでも楽しめる為、観光客にも人気があります。
そして綺麗なだけでなく、ウミガメとの高い遭遇率で人気を集めています。
2021年4月、阿嘉島でダイビングを楽しんだ友人ダイバーの写真を引用しながら、阿嘉島の魅力をお伝えしていきますね。
ダイバーならではのウミガメとの出会い
シュノーケリングでもウミガメと遭遇することがある阿嘉島ですが、一緒に泳ぐとなると限界があります。
写真のようにウミガメと並んで泳げるのもダイバーだからできるのですが、これが意外と難しいんですよ。
出会うだけでテンションあがるのに、
うらやましい!!
アオウミガメと並んで泳ぐ友人ダイバー
ウミガメはゆっくり泳いでいるようで、けっこう早いんですよ。
ダイビングで一番遭遇するアオウミガメが0.6m/秒、泳ぎの早いダイバーが0.5m/秒と言われています。
以前は、最速20-40kmで泳ぐと言われていました。
引用:黒島研究所より
近年、小型の速度計が開発され、実際にウミガメに装着して調べられました。
その結果は、アカやアオでは0.6m/秒、オサガメ0.9m/秒でした。時速に直すと2.1kmと3.4kmです。
最も早いと言われるオサガメは、瞬間で2.8m/秒(時速 約10㎞)の記録があります。
もちろん、サメなどの外敵から逃げる時はもっと早いかもしれませんが、少なくとも今まで想像されたよりもゆっくり過ごしているようです。
ダウンカレントの発生メカニズムとしては、2つの要因が考えられます。ダイバーの泳ぐ速さは、速い人でも1ノット(0.5m/s)程度ですから0.5ノット以上の流れは危険を伴います。
引用:海上保安庁 海洋情報部より
なのでウミガメと遭遇することはあっても、ウミガメと並んで泳ぐことは、ダイバーでも難易度高めなんですね。
並んで泳ぐことが難易度がどれだけ高いかはこちらの写真で解説w
ポイントは沖縄県久米島。
①まずはカメ発見!!
そして猛追開始。
②何とか追いつき、やっとこのアングルで撮影。
この時のバディーはおしりからしか撮影できず。
このまま深追いは危険なので、ここで終了。
もっと難易度の高い出会いのシーンがこの写真。
ダイビング雑誌や沖縄関連雑誌に掲載されるようなロケーションですね。
写真のカメは、日本での生息域が沖縄方面のタイマイです。
ここまでくると、神ってるよ!!
撮影者はマリンハウスシーサー阿嘉島店のガイド
このアングルはホントに素晴らしいですね。
小さな呼吸で近づく友人ダイバーと呼吸の泡がない瞬間をとらえたガイドのコンビプレーで生まれたこの1枚はお見事です。
2021年の阿嘉島のサンゴは生き生きしている
友人ダイバーからの連絡によると、今年の阿嘉島のサンゴは一味違うようです。
阿嘉島のサンゴってこんなに生き生きしてたっけ?
って言うぐらい、サンゴが良かったよ
阿嘉島ダイビングの魅力の一つがサンゴと白い砂地に癒されるまったりとしたダイビング。
沖縄在住時の2016年か2017年頃かな?
海水温が長期間30℃を超え浅瀬のサンゴは白化現象を起こしていたのを覚えています。
ホームグランドは沖縄本島真栄田岬でしたが、他のエリアを白化していました。
阿嘉島では大復活をとげたようです。
サンゴが生き生きとしていると言う事は、サンゴを生息地とする魚たちが戻り魚影が濃く、そして5月下旬から始まるサンゴの産卵など、感動的な生命の力を感じるダイビングを楽しむことができるでしょう。
何もないが阿嘉島の魅力
阿嘉島は信号やコンビニがない、どちらかと言うと何もないと言ったのどかなちいさな島です。
アフターダイビングはビーチで読書やサンセット、夜は満点の星空を見て楽しむ。
何もないところだからこそできる優雅にセレブ的な時間が過ごせること間違いなし。
リゾート化が進む沖縄の離島の中で、時間が止まったような過ごし方ができる阿嘉島は、お勧めの離島の一つです。
おわり
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