大阪から約150km約2時間強で行けるダイビングスポット知られる和歌山県田辺市。
田辺は大都会の大阪からたった2時間強の近場の海で、田辺ブルーと呼ばれる青い海を楽しむことができるダイビングスポットです。
今回は2023年9月19日に初めて潜った田辺の海を紹介します。
では、潜ってみよう
天候・海況
2023年9月19日(火)
天気:晴れ時々曇り
気温:31℃
水温:27~28℃
透明度:15m~
波高:1.5m
潮:中潮
風向き:南西
この日はほど良い暑さと穏やかな海況で、抜群のコンディションでした。
好コンディションの中、筆者が潜ったポイントは「ミサチ」と「ミナベダシ」です。
1本目:ミサチ
ミサチへは港から約15分で到着します。
ミサチは大きな根のポイントで、トップは11m、ボトムは砂地になり約40mになります。
エントリー直後、眼下を望むと、根が見えます。
根の上はスズメダイが群れており、イソギンチャクも根づいています。
かなりのイソギンチャクが白化していました。
サンゴは水温30℃以上が長期間続くと白化しますが、イソギンチャクはも白化します。
サンゴは白化後は死んでしまう可能性が高いのですが、イソギンチャクは死んでしまうことが少なく、また褐虫藻が戻ってくるのを待っているそうです。
最初の回遊魚との遭遇はイサキ。
数百匹の群れで、目の前を通過していきます。
そーと近づいてもすぐ逃げるアオリイカ
群れを楽しんだ後は、小物探しを開始します。
八放サンゴ類の群体やウミシダ類には擬態する魚が多く、それを見つけるのもダイビングの楽しみの一つ。
しっかり擬態しているニシキフウライウオ。
根のくぼみには、小さいエビの集団がいました。
いたのはイソギンチャクモエビ。
イソギンチャクの中には、カザリイソギンチャクエビ。
小さい穴にはギンポが可愛い顔を出しています。
アライソコケギンポ。
ミナミギンポ
潜水時間50分で、群れとマクロを思う存分楽しめたダイビングでした。
2本目:ミナベダシ
ミサチへは港から約10分で到着します。
ボトムの砂地まで水深約20mと比較的浅場のポイントです。
砂地と言えばハゼ類、目標生物はヒレナガネジリンボウ。
いましたね、ヒレナガネジリンボウ。
気持ちよくボバリングしています。
途中、何故かライト方向に向きを変えましたwww
エキジット直前、青い海に黄色のラインが目立つ群れが回遊してきました。
群れてる魚はタカベ。
筆者の前からやってきて、下を駆け抜けていきました。
水底では少し冷たい場所もありましたが、1本目同様、2本目も回遊魚から小物まで観察できる満足なダイビングでした。
想像以上に青い海
今回、初めて潜った田辺の海は想像以上に青い海でした。
筆者は田辺のとなり白浜で潜っていたので、田辺ブルーと言う言葉に疑心暗鬼でしたが、田辺ブルーは確かにありました。
透明度の良い海の中が、必ずしも青いとは限りません。
黒潮の恵みがなければ青さがありませんからね。
白浜のポイントは若干湾になったエリアにポイントが集中していますが、田辺は湾外にポイントが集中している為、田辺のポイントは黒潮の恵みを受けています。
お世話になったダイビングショップ
今回お世話になったダイビングショップは「田辺ダイビングサービス」
ボートダイビングはショップのすぐ前にある港から出港で、徒歩1分。
近くには、ウユニ塩湖のような写真が撮れるフォトスポットとして人気の天神崎があります。
まとめ・感想
っという感じで、初めて田辺の海を潜ってみたわけですが、田辺の海は魚影が濃く、マクロも楽しめる素晴らしいダイビングスポットでした。
また想像以上の青い海田辺ブルーも存分に味わえて、満足のいくダイビングができました。
田辺には光るイソギンチャクのオオカワリの群生があり、次回はオオカワリ狙いでリピートしたいですね。
おわり
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