リゾートバイト 2022年から2年間7施設の評価・感想  

伊豆【富戸】今回見られる生物と現地の様子ダイビングログ2024.9.2

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東伊豆エリアのダイビングポイント富戸は静岡県伊東市に位置し、東京から約3時間半で行くことができます。

引用::マリンダイビングより

富戸はビーチ、ボートの両方のポイントがありますが、特に魅力的なのがビーチ。

その為、セルフダイバーや都市型ショップが多く集まるダイビングポイントとして人気を集めています。

今回はその富戸を20年ぶりに潜った記事となります。

ホウボウ

では、潜ってみよう

記事の内容は当時の情報ですので、現在とは異なる場合があります。

目次

天候・海況

ノロノロ迷走台風10号が過ぎ去った後のダイビングなので、若干不安定な天候とうねりが少々と言うコンディション。

気温は真夏の暑さではなく、ほどよい暑さで、全体的には過ごしやすい1日でした。

2024.9.2 9:30頃の富戸
2024年9月2日(月)
天気晴れ時々曇り、雨
気温29℃
風向き北東
大潮
満潮04:00/17:20
干潮10:40/23:00
波高うねり少し
天候・海況

1本目 ヨコバマ

1本目のポイントは、ヨコバマ。

いとう漁協が運営する施設「富戸ダイビングサービス」から徒歩5分程度移動したポイントになります。

グーグルマップより
ポイント名ヨコバマ
エントリー10:08
エキジット11:10
潜水時間62分
水温22.2~26.5℃
最大水深25.2m
平均水深13.8m
透明度10m~
ダイビングデータ

ルート及び水面・水中の雰囲気

ゴロタ沿いを進んだ後、砂地へ向かい、その後Uターンするルートで潜りました。

引用:富戸ダイビングサービスより

エントリー場所は大き目の石のゴロタ。

透明度は約10mありました。

エントリー直後

ゴロタエリアから砂地へ。

傾斜が付いており、徐々に深くなっていきます。

ゴロタエリアから砂地へ

砂地エリアに入ると、透明度は向上し、15mオーバー

ただし水温が22℃まで下がっていました。

砂地エリア

エキジット前は、安全停止をかねてゴロタエリアをゆっくり進みながら、小物探し。

ゴロタエリア

水面を見ると、雨が降っていることが分かります。

水中から見る水面

エントリー時は晴れでしたが、エキジット時は雨模様。

波は穏やかな状況でした。

エキジット時風景

観測された生物

エントリー直後、筆者たちの上をアオリイカの編隊が、通過していきました。

アオリイカの編隊

目線を下にすると、ソラスズメダイが乱舞しています。

ソラスズメダイ

砂地にはガーデンイール、ヒレナガネジリンボウ、ネジリンボウ、写真は撮れませんでしたが、ヤシャハゼやキツネメネジリンボウと、砂地のレギュラーメンバーが元気よくホバリングをしていました。(ガーデンイールはしませんけどね。)

ガーデンイール
ヒレナガネジリンボウ
ネジリンボウ

ゴロタエリアではニシキフウライウオがあちこちにいました。

ニシキフウライウオ

ペアのニシキフウライウオも。

ニシキフウライウオ ペア

今回一番のお気に入りエソのペア。

この寄り添っている姿に、ほっこりしてめっちゃ癒されました。

寄り添うエソのペア
寄り添うエソのペア

体長5mm程度のカエルアンコウも多数。

シロクマことクマドリカエルアンコウ。

クマドリカエルアンコウ

これが一番小さかったチビケロ、イロカエルアンコウ。

ケロはカエルアンコウのカエルからのケロですwww

イロカエルアンコウ

キビナゴ?の玉のまわりに、大き目の魚たちが狙いを定めています。

小魚が玉になるのは、防御の為に玉になることで大きな魚に見せるのですが、何となく魚の形に見えなくともない感じ。

キビナゴ?を狙い大き目の魚が群がる

こんな感じで、マクロからワイドまで楽しめた1本でした。

2本目 脇の浜

2本目のポイントは、脇の浜。

実は脇の浜が初見の筆者。

昔はダイビング器材を自分自身で運ぶスタイルでした。

従って富戸のメインビーチはヨコバマまで器材を運んだら、脇の浜を潜るには器材を真反対まで運ばなければなりません。

っで結局、ほとんどのダイバーはヨコバマに行ったきりになっていました。

しかし今は器材運搬用の軽トラが無料貸し出しされてるので、ヨコバマと脇の浜の器材運びが容易にできるようになり、今回潜ることができました。

ポイント名脇の浜
エントリー12:07
エキジット13:05
潜水時間58分
水温26.0℃
最大水深17.5m
平均水深12.1m
透明度8m~
ダイビングデータ

ルート及び水面・水中の雰囲気

根が点在するエリアを往復する感じのルートで潜りました。

引用:富戸ダイビングサービスより

脇の浜は貸切状態でのダイビングでした。

エントリー直後の透明度はイマイチでしたが、進むにつれて良くなってきます。

かわいい生物が生息してそうな雰囲気の根が点在しています。

根が点在する脇の浜

水中ではうねりがほんの少しありましたが、エキジット時の水面は凪。

空模様は曇り空。

脇の浜 エントリー・エキジット場所

帰宅前はめっちゃ快晴の脇の浜w

帰宅時の脇の浜

観測された生物

カイメンやウミヒドラが、元気に生息している根が多く点在している脇の浜。

オウギウミヒドラ

擬態したかわいいコ達がたくさんいること間違いなしのロケーションです。

まずは黒色のクマドリカエルアンコウ。

ヨコバマではシロクマでしたが、今度はクロクマです。

クロクマこと黒いクマドリカエルアンコウ

チビケロなので分かり難いのですか、イロカエルアンコウかオオモンカエルアンコウのどちらか。

今年はニシキフウライウオ三昧のようです。

あちこちで観測できました。

ニシキフウライウオ
ニシキフウライウオ ペア

ニシキウミウシ

ニシキウミウシ

よく見ると、ウミウシカクレエビが乗っています。

ニシキウミウシの上にウミウシカクレエビ

穴があれば探しましょう。

コケギンポ。

コケギンポ

根がたくさんあると、かわいいコ達で熱く、探しがいがあるダイビングができますね。

お世話になったダイビングショップ

ガイド:ダイブフィーリング

今回ガイドでお世話になった現地ショップはダイブフィーリング

富戸ホームグランドとして潜っているショップで、今回の小物探しも素晴らしく、いいガイドをしてもらいました。

現地施設:富戸ダイビングサービス

現地施設はいとう漁協が運営している富戸ダイビングサービス

施設やタンクなどの提供のみで、体験ダイビング、講習、ガイドは行ってはいません。

ショップツアー、セルフダイバー問わず全てのダイバーは、この施設利用して富戸を潜ります。

富戸ダイビングサービス

富戸ダイビングサービスの良さの一つは温泉丸。

穏やかな海を見ながら、ダイビングの疲れを癒してくれます。

温泉丸からの景色

温泉丸はウエットスーツで入れる浴槽と水着のみの浴槽の2艘あります。

温泉丸

まとめ・感想

っという感じで富戸でビーチポイントを2本楽しんできました。

特に初見の脇の浜は、小物探しにピッタリで筆者好み。

またガイドにも恵まれ、60分ダイブでしっかり生物観察ができました。

台風直後の海でしたが、コンディションはそれほど悪くなく、20年ぶりの富戸に満足の1日でした。

おわり

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