沖縄で日本酒?情熱は美味なり清酒黎明

 

 

日本最南端の酒蔵は沖縄県にありました。

沖縄の酒と言えば泡盛、オリオンビールですが、日本酒も製造したんですね。

 

その日本酒造りの重要な要素には、水と温度管理があります。

 

水には軟水と硬水があり、今でこそ三大日本酒酒蔵の一つ広島西条も、三浦仙三郎氏が軟水醸造法を確立することによって発展しました

 

吟ずる者たち、恋のしずくロケ地安芸津は醸造酒の父三浦仙三郎の故郷。

 

 

沖縄本島の土壌には多く琉球石灰岩があるので、川の水質は硬水でしょうかね?

 

軟水より硬水の方が発酵が進みやすいので、気温の高い地域でも温度管理が十分にできるとは言え、ここは南国沖縄です。

 

日本酒は秋口から冬にかけて仕込む、寒仕込みが一般的で、工業技術と空調設備の発展により、温度管理の技術も発展したとは言え、暑い南国沖縄ですから、日本酒造りに適しているとは言い難い地域と思います。

 

そんな苛酷な沖縄でも日本酒が生まれていました。

 

 

清酒・黎明(れいめい)

 

 

沖縄県唯一の清酒黎明はうるま市の泰石酒造株式会社で製造されています。

 

泰石酒造で製造されている日本酒は純米吟醸酒と本醸造の2種類です。

写真は本醸造。

 

硬水は辛口の男酒、軟水は甘口の女酒と言われてますが、黎明はどうでしょうか?

 

 

自分は通ではないので、正しいかどうかは別にして、感じた味は「辛口」ですね。

 

4月に広島で酒蔵めぐりをしたのですが、試飲をした時に明らかに「甘い」と比較して、辛口と感じました。

 

酒処西条は蔵もロケ地も駅から徒歩10分圏内で巡れる観光地。

 

舌ざわりはそれほど印象強いものを感じませんでしたが、のどの方に味と言うか余韻が残るみたいな感じがしました。

 

この感じは、自分が若い頃日本酒全般に感じたもので、今の洗練されたものでなく、「ごつごつとした」昔の日本酒に近い印象を持ちました。

 

 

泰石酒造株式会社

 

沖縄での清酒造りは暑さとの闘いで、「黎明のそれは情熱の美味なり」、との考えが蔵にあるそうです。

 

ところで、沖縄の酒蔵なので泰石酒造は泡盛ももちろん製造していますが、会社の年表を見ると、面白いですね。

 

1953年 焼酎製造開始

1955年 泡盛製造開始

1955年  ウイスキー製造開始

1959年  リキュール製造開始

1967年  清酒製造開始

1981年  酒みりん製造販売開始

 

泡盛でなく焼酎からスタートした酒造所で、個人的に「チャレンジャー的なにおい」を感じる酒造所ですね。

 

 

 

 

沖縄で不向きとされたビールを製造に成功を収めたオリオンビール。

タイ米を使用することによって発展した沖縄の泡盛。

そして日本酒。

 

不向きな場所でも酒造りに挑む。

何が人を惹き付けるんでしょうかね?

 

酒って飲むだけではなく、造ると言う匠の業に魅了されてる気がします。

 

まさに「情熱は美味なり」ですかね。

 

おわり

 




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