和歌山県南紀白浜は白い砂浜と温泉そしてパンダで、関西では大人気のリゾート地。
南紀白浜へは、新大阪発特急くろしおで約2時間30~40分でJR白浜駅(運賃約6,200円)へ、車では大阪から高速利用で約2時間15分前後(高速料金約5,000円)でいけます。
国内では、白いビーチと温泉が揃うリゾート地は少なく、激込みの上野動物園よりアドベンチャーワールドのパンダの方がじっくり見れるなど、いろんな楽しみ方ができますね。
実は南紀白浜へは関東からでも行きやすく、JALが羽田ー南紀白浜を1日3往復運航しており、フライト時間は約1時間10分前後。
空港から南紀白浜のビーチ白良浜へは、車で10分、バスも運行しており、現地でレンタカーがなくても何とかなります。
したがって、関東からでもリゾート気分を満喫するのに、お勧めのリゾート地といえるでしょう。
筆者は関西在住歴が13年半の経験があり、昭和、平成、令和の3時代で南紀白浜へ訪れており、また埼玉県在住時には、飛行機や夜行バスを利用して訪れた経験もあります。
2023年6月中旬に訪れた南紀白浜に訪れたましたが、あらためて南紀白浜のリゾート地としてのポテンシャルの高さに感心しました。
今回はリゾート気分を満喫できる南紀白浜を紹介します。
では、ゆっくりしてね
関東から南紀白浜をお勧めする理由
南紀白浜は大阪からだと、電車でも車でも2時間以上かかる上、大型連休など休日絡みの時は、車だと高速道路はもちろん現地でも渋滞が激しく、意外と面倒で遠くに感じます。
しかし関東からだと、羽田空港から約1時間10分で南紀白浜空港に到着し、空港から10分のタクシーやバスで気軽に行ける渋滞知らずで、羽田空港に近い人は京都、滋賀、奈良、兵庫の関西より短時間で行けます。
またバス路線は円月洞などの景勝地を結んでいる上、意外と本数もありバス利用の景勝地巡りの観光も便利です。
また、白い砂浜のリゾートと言えば沖縄を想像しますが、白浜でもそれができます。
しかも白いビーチの後ろにはホテルが立ち並び、いかにもリゾート地をかもし出していますwww
白浜温泉は有馬温泉、道後温泉と並んで「日本三古泉」のひとつであり、関西屈指のダイビングスポットで、マリンスポーツも楽しめます。
筆者も大阪在住時は、ダイビングで白浜に通っていました。
羽田から1時間30分程度で、白い砂浜と温泉、マリンスポーツが1ヶ所で楽しめる白浜は、関東在住の方にはお勧めのリゾート地だと筆者は考えます。
唯一のデメリットは飛行機はJAL便しかないので、飛行機代を安くする方法が限られ、「早くチケットを購入」、「バーゲンで購入」、「マイルで行く」、「安価な宿泊付きツアーを購入」ぐらいでしょう。
白良浜の白い砂浜はまさにリゾート気分
日本国内で白いビーチと言えば沖縄でしょうが、南紀白浜のメインビーチ白良浜も負けてはいませんね。
ただ現在は、オーストラリアからの輸入品の砂で白さを保っています。
白良浜の砂は、波で細かく砕かれた珪砂砂岩(けいせきさがん)でできています。
この珪砂砂岩は、ガラスの原材料としても使われるもので、雪のように白く明るい色をしています。
白良浜に限らず、砂浜では、砂が波でさらわれて徐々に減っていきますが、河川から砂が再び供給されることで砂浜は適正量を保つことができます。しかし白良浜周辺では、観光や宅地などの開発が進んだ結果砂の供給が減り、昭和の終わり頃から砂浜が痩せてきました。
引用元:マイ大阪ガスウエブサイトより
そこで、観光資源であるこの白い砂浜を守るために、和歌山県では1989年(平成元年)より、砂浜に砂を足していく「養浜(ようひん)」事業を行うことになりました。
このような理由から、相性がぴったりのオーストラリアのパースの砂を養浜しています。
白良浜は海水浴場なので、誰でも自由に遊べるのもいいところ。
ただラッシュガードや日焼け止めなどで、身体を守りながら遊んでください。
マリンスポーツ用品のヴィクトリア関東からは羽田空港から南紀白浜空港空港へ行くのがベスト
関東から南紀白浜へのアクセスは羽田から飛行機の一択でしょう。
南紀白浜空港はJAL便のみな為、ANA派の人は関空利用となりますが、関空からJR白浜駅までは2時間15分程度かかるので、羽田から電車への乗換時間を考慮すると、トータル4時間程度は見込む必要があります。
また大宮・池袋から夜行バスで那智勝浦へ行き、JR乗換でも可能です。
ただこの2ルートは時間もかかるし、そこまでして行くか?となると、よっぽど思い入れがあれば別です。
例えば白浜から南へ海岸線を移動すると、温泉だらけなので、「全国温泉巡りが趣味」、「世界遺産、熊野古道を歩く」などと抱き合わせであれば話は別ですが、関空、高速バス利用はタイムパフォーマンスが悪くなるので、単純にリゾートを満喫する目的では、お勧めできません。
そういう面から、関東からはJAL利用で南紀白浜空港へ行くのがベストと言えます。
南紀白浜空港から車もしくはバスで白い砂浜へ
車利用
白浜のメインビーチ白良浜へは、南紀白浜空港から、約10分。
羽田を離陸してから、1時間30分後にはこの白い砂浜に到着することができます。
運賃の方はタクシー料金検サイトとによると、1,700~1,800円です。
レンタカーがあった方が便利ですが、観光名所は意外とかたまっており、路線バスでも移動は可能です。
バス利用
路線バスは南紀白浜空港から白良浜の他、観光名所の三段壁や千畳敷、円月島、パンダがいっぱいいるアドベンチャーワールドを結んでおり、意外と便利です。
筆者はバス利用はしておりませんが、意外とバスをよく見かけた印象があり、バス移動の人も多く見かけました。
有馬温泉、道後温泉と並んで「日本三古泉」のひとつ
白浜温泉は有馬温泉、道後温泉と並んで「日本三古泉」のひとつで、町営温泉をはじめ日帰り入浴ができる施設がたくさんあり、白浜温泉で最も古い歴史を持つ温泉が崎の湯です。
崎の湯は「日本書紀」や「万葉集」にも記載されており、657年(斉明3年)孝徳天皇の皇子である「有間皇子」が、翌年には、「斉明天皇」、701年(大宝元年))には、「持統天皇」「文武天皇」、その後は「後白河法皇」、「8代将軍、徳川吉宗」など、が入浴されているそうです。
崎の湯は海へ排水を直接流す為、シャンプー、リンス、ソープ類全て使用禁止ですが、全く問題ありません。
筆者が大阪在住時、白浜あたりの現場仕事が終了した後、崎の湯で汚れを落とスベスベした状態で、作業服からスーツに着替えて帰社したものです。
その頃は無料で無人でしたが、その後300円ちょっとかかる有料温泉となり、今は入浴料500円です。
白浜は関西屈指のダイビングスポット
白浜は関西屈指のダイビングスポットです。
基本的にボートダイビングになりますが、白良浜ではありませんが、ビーチエントリーもできます。
海岸線は絶景のオンパレード
筆者が大阪在住時は、パンダ推しはそれ程なかったのですが、いつ間にか頭数が増えてパンダ推しになっている白浜ですが、やはり海岸線の景観が一番の見所です。
しかも全て、バスで回れるところが、便利です。
弾丸なら日帰りも可だけど、コスパを考えるなら1泊2日
羽田ー南紀白浜空港は1日3往復しており、日帰りも可です。
日帰りで、白い砂浜でビールを飲みながら日光浴、その後温泉で汗を流してリラックスして帰るってのもありですが、せっかくなら1泊2日で白浜を楽しんでもらいたいところですね。
白浜は海鮮の美味い土地柄なので、飲める人は1杯飲みながらでも、海鮮を楽しむことをお勧めします。
筆者が宿泊したホステルのアサはお勧め
今回、筆者が宿泊した施設はホステルのアサ。
元旅館を簡易宿泊所にリノベーションしたホステルです。
簡易宿泊施設という事で、布団敷やチェックアウト時のシーツ等の片付けはセルフ、連泊の場合の部屋掃除希望は有料などありますが、お風呂が天然温泉かけ流しの大浴場なんですよ。
日帰り入浴も受け付けていて、地元の方が入浴にこられていました。
筆者が宿泊した部屋は和室ですが、洋室もあります。
部屋のトイレはウオッシュレットで、嬉しかったですねwww
1Fロビーはカフェも併設しており、モーニングやランチが食べられます。
筆者はテラス席で、ドリンクを飲みながら、ブログを執筆していました。
ホステルのアサは白良浜まで徒歩15分程度なので、空港から直接タクシーで乗り込み、荷物を預けて白良浜へ行けば、手軽にビーチで遊べます。
ちなみに宿泊料金は時期によって変動しますが、1泊1名素泊まり時期によって4千円代後半から7千円代です。
予約状況・料金は公式ホームページやじゃらんなどの予約サイトで確認してくださいね。
楽天トラベルで見るまとめ・感想
2022年はとなりの田辺市に宿泊し白浜を訪れましたが、白浜に宿泊するのは約20年ぶりで、過去に何回も訪れ宿泊しているとはいえ、いつも複数でした。
一人だと時間にゆとりができ、今まで感じなかったことを感じることができましたね。
また昭和から訪れているわけですが、筆者にとっては、時代の移り変わりを感じる場所の一つで、変わってないところには懐かしさがあふれ出てきました。
そんな感じで白浜で2泊3日過ごしたのですが、「飛行機代は必要ですが、関西からより関東からの方が楽に来れる」と強く感じました。
そして、関東で多忙を極めてる人が、1泊2日で白い砂浜と温泉を味わえるリゾート気分を満喫するに南紀白浜はお勧めだという事です。
JAL便しかありませんが、時期によってはJALダイナミックパッケージなどは信じられない安値があるので、関東の方が一度は南紀白浜への旅行を検討されることをお勧めします。
おわり
コメント