美味しい海鮮が食べられる境港はゲゲゲの鬼太郎の作家・水木しげるが育ったこともあって、「魚と鬼太郎のまち境港」として鳥取屈指の観光スポットとして、鳥取砂丘と人気を二分しています。
その妖怪の住むまちwに現実逃避の旅に行ったなら、海鮮の食事を堪能し、景観を楽しむことをお勧めします。
今回は2022年4月に、人間界から妖怪のまちへエスケープした時の海鮮と景観を紹介します。
ランチタイム内は水木しげるロード周辺、外は国道周辺がおすすめ
駅そばの水木しげるロード付近や国道431側に境港の海鮮を食べられる飲食店が数多くあります。
ランチタイム内(11:00~14:00)であれば駅付近の水木しげるロード周辺、ランチタイム外であれば国道431号線周辺がお勧めです。
これは水木しげるロード周辺の飲食店はランチタイムが終了すると、いったん閉店し夕方から再開と言う飲食店が多く、国道431号線周辺はランチタイム終了後も営業続ける飲食店が多いからです。
単なる個人的な肌感覚だけどね
水木しげるロードはJR境港駅から水木しげる記念館まで約800m続く、道の両側に177体の妖怪ブロンズ像が並ぶ妖怪の道。
水木しげるロード沿いには、お土産物屋さんと飲食店がずらりと並んでおり、あの「すなば珈琲」もあります。
今回実食した水木しげるロード付近と国道431付近の飲食店を紹介します。
花筏
外観・場所
花筏は水木しげるロードから港側に入った住宅街にある漁師さん直仕入れの新鮮魚介類・かに・ うどん・鍋料理の食事処。
うどんが「長崎の五島うどん」ってとこがユニーク
メニュー
店前にあるメニューは写真付きもあるので、価格だけでなく料理のイメージもわきます。
価格は千円代前半が多く、観光地の海鮮としてはリーズナブル。
五島うどんを提供しているので、オーナーは長崎県五島列島出身かと思いきや、地元境港。
五島で食べたうどんの美味しさに感動して、五島うどんの提供を始めたそうです。
実食 刺身定食 1,300円(税込)
刺身の他、メインにしてもおかしくないあら煮や小鉢2品とボリューム満点の刺身定食。
刺身はサーモン、カツオ、エビ、ブリ、トビコがのったイカの5点の他、大物がもう1点。
大物と言うかラスボスでしょうw
6点目は大トロ。
「大トロが2枚もある」めっちゃお得やね
刺身は6点とも美味しく満足。
大トロに目を奪われがちでしたが、あら煮もいい味をだしており、白飯がめっちゃすすみます。
「さすが境港!!」納得な味とボリューム、価格とも満足のいく刺身定食でした。
店内
こじんまりとした店内は「地元の海鮮料理屋さん」って感じなんですが、お店の方に客層について尋ねると、観光客が主流とのこと。
筆者の印象は、昭和の雰囲気がある港町の懐かしい感じの海鮮料理屋さん。
優しい人柄の大将から、いろんな話が聞けて、心地いいランチタイムになりました。
他にお客さんがいなければ、2~3人グループでもカウンター席をお勧めします。
海陽亭 境港店
外観・場所
境港水産物直売センター内ある「天然海水いけす海陽亭 境港店」の営業時間は10:00~17:00(ラストオーダー16:30)なので、ランチタイムを逃がした時にはうってつけです。
また朝10:00オープンなので、素泊まりの方などはブランチ利用でもいいでしょう。
メニュー
価格はそこそこありますが、ボリュームは多めな感じ。
実食 まぐろ丼 1,650円(税込)
筆者が訪れた時刻は15:00、朝食抜きで動いていた為、「観光地価格で高目かな」っと思いつつも、とりあえず目についたまぐろ丼をセレクト。
メニューの写真と同じ、マグロに埋め尽くされた丼がやってきました。
観光地って、写真と実物とのギャップが激しい時がよくあるけど、ここはそうでなかったみたい。
境港で水揚げされていたと思われる米粒を行方不明にしたマグロの刺身が10枚敷き詰められています。
花筏の大将と話から、境港で水揚げされたと推測だけどね
筆者は漬け丼より、素材の味を直接味わえる生の方が好み。
「ワサビと醤油でかるく味を補佐して、白飯と一緒に食らう」、これが筆者のまぐろ丼の食べ方です。
味・量とも納得できる満足な丼でした。
あと1,500円切りだったら、完璧なんだけどw
店内その他
旬によって、変わるのかもしれませんが「天然海水いけす」の看板通り、店内にはいけすがあり、イカがたくさん泳いでいました。
天然海水いけすだから、海水は目の前の海から汲み上げているのでしょう。
海陽亭は境港水産物直売センター内あるので、海産物のお土産も買えます。
こう言う場所って「観光地価格で高い」のイメージがつきまといますが、境港は違っていました。
めっちゃ安い!!
紅ズワイガニ足のボイルが1,000円
他にも安いと分かる値札のオンパレード
カニシーズンを3シーズン連続で城崎温泉でリゾバした筆者。
働いていた身としては言いづらいのですが、城崎温泉は正直高すぎ。
境港はとにかく安かった!!
境港周辺はドライブスポットとしておすすめ
水木しげるロードとランチだけであれば電車だけでも問題のない境港ですが、筆者としてはレンタカーなど車利用の方がいいでしょう。
なぜなら境港は海辺の街だけあって、景観が楽しめるドライブスポットとしてお勧めだからです。
ただ境港は鳥取県ですが、ドライブスポットがお隣の島根県松江市なんですよw
まぁ、県境だからね
境港ー松江は中海を走って景観を楽しもう
境港から松江への移動は、中海を走っての一択でしょう。
仮に米子市内、皆生温泉や松江市内にいたとしても、時間がゆるすなら中海経由の移動をお勧めします。
理由はただ一つ。
海沿いの気持ちいいドライブができるからです。
中海には江島と大根島があり、本土とは道路でつながっています。
そのうちの一つが「ベタ踏み坂で有名な江島大橋」があります。
ベタ踏み坂だけならJR境港駅からタクシーもありですが、せっかくならドライブを楽しんでもらいたいですね。
ベタ踏み坂(江島大橋)ベタ踏みしないけど(笑)
ベタ踏み坂で有名な鳥取県境港と島根県松江を結ぶ江島大橋。
境港の水木しげるロードからも、車で15分程度行けたと思います。
そして実際走ってみた正直な感想は、ベタ踏みじゃなかった!!
写真で見ると、めちゃくちゃ急こう配でヤバい感じですが、実際に走ってみたら、そんな感じは全くありませんでしたw
馬力の小さい軽の筆者の車でも全然余裕。
横からみるとよく分かります。
勾配は境港側が5.1%、松江側が6.1%。
写真のイメージからもっと急勾配かと思っていましたが、意外となだらか。
ベタ踏みは期待通りではなかったけど、景観もよくドライブスポットとしては満足のいくところでしょう。
なんだかんだ言って、3往復しちゃったよwww
美保関灯台~山陰最古の灯台
出雲大社ゆかりの神社・美保神社がある美保関の先端には山陰最古の灯台・美保関灯台があります。
隣接している旧事務所は現在、レストランビュッフェになっているので、ドライブの休憩がてらティータイムもいいでしょう。
通常灯台内部には入れませんが、年1回入れる日があります。
海の日(7月の第3月曜日)に灯台が一般公開され、普段見ることができない灯台の内部を見ることができます。
引用元:神々のいるまち美保関ウェブサイトより
景観やカフェを楽しめる美保関灯台は、ドライブスポットとしては外せない場所ですね。
弁慶は島根松江出身だった
島根半島中海側にある「道の駅・本庄」
武蔵坊弁慶の出身地が島根県松江市のようです。
寺社や弁慶伝説を巡るコースがあり楽しめそうなスポットでしたが、筆者は時間がなくトイレ休憩だけで回れなかったのが残念。
まとめ・感想
「境港で美味い海鮮を楽しむ」以外の予定はなく、気ままに車を走らせると、ドライブには最高のエリアとわかりました。
筆者が訪れたのは4月の中旬の平日の為、車も少なく気持ち良くドライブができました。
GWや夏休みなどの休みの日は、多少車が多くなると思いますが、関東に比べれば全く問題ないレベルではないかと思います。
なので境港への観光は水木しげるロードだけでなく、新鮮で美味しい海鮮料理とドライブを楽しむことをお勧めします。
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