天理ラーメンの名で親しまれる奈良県の彩華ラーメンは、1968年奈良県天理市で屋台から始まり、関西に数店舗ある人気ラーメン店です。
彩華ラーメンの特徴は、「ラーメンに多量の白菜を乗せるスタイル」と「秘伝の自家製醤油ダレとニンニクが利いたスープ」。
学生時代を大阪で過ごした筆者は、スタミナラーメンと言えば「ニンニクが利いたスープ」の彩華ラーメン一択でした。
1988年(昭和63年)寮の先輩に連れて貰ったのが最初で、疲れた時や風邪をひいた時などには、「必ず」と言っていいほど食べに行ったものです。
現在和歌山県の白浜・田辺エリアでリゾートバイト中の筆者は、33年ぶりに彩華ラーメンを食べに奈良県桜井店に行ってみました。
営業時間:11:00~24:00
定休日:月曜日
駐車場:他店と共用でたくさん
今回は2023年10月下旬に訪れた「彩華ラーメン桜井店」を紹介します。
さあ、食べてみよう
ちなみ筆者が学生時代に通った当店舗・JR奈良駅店でしたが、現在はそこに店舗がないようで、閉店もしく移転したようで残念です。
彩華ラーメン小(1玉) 880円(税込)
彩華ラーメンの特徴の一つ「前面に盛られた白菜」の姿は33年前とまったく変わりません。
大量の白菜、豚肉、ニラ、ニンジン、などの具材を中華鍋で炒め、唐辛子の本場中国四川省より直輸入した「辣醤(ラージャン)」により辛みをつけた具材がたっぷりラーメンの上にのっています。
席に運ばれた瞬間、すぐわかるニンニクの匂い。
「ニンニクが利いたスープ」ですって感じで、スタミナ充電がしっかりできます。
「秘伝の自家製醤油ダレとニンニクが利いたスープ」。
脂が浮いて濃厚に見えますが、これが意外とあっさりしているんですよね。
麺は細麺で、のどごしが良く食べやすい麺。
ニンニクの効いたスープには、太麺より細麺の方が相性がいいのかもしれませんね。
卓上調味料はニンニク、辣醤(ラージャン)、コショウ、唐揚げ用塩、餃子のタレ、ラー油があります。
筆者の好みになりますが、彩華ラーメンにはコショウは不要。
また辛いもの好きの筆者ですが、辣醤(ラージャン)も不要。
ニンニク一本で攻めていきます。
おろしニンニクをたっぷり入れるのが筆者風。
スープに溶かして味見の後、追いニンニクで最終調整して、スタミナスペシャルの完成ですwww
ニンニクたっぷりでチョイ辛の熱々スープも残さず完食すると、汗ダクダクで「食った~」っと言う満足感でいっぱいになります。
メニュー
1988年(昭和63年)当時は消費税もなく「小(1玉)300円」、「大(2玉)400円」、「特大(3玉)500円」と言う激安ラーメン。
今は特大(3玉)が無いようですが、学生時代の筆者が贅沢する時の1杯が特大でしたwww
あと、これほど種類があった記憶がないですね。
支払方法
現金、クレジットカード、キャッシュレス多数。
筆者はWAONを利用しました。
店内の様子
筆者が通っていたJR奈良駅前店はカウンター席のみで、いかにもラーメン屋的な雰囲気の小さい店舗でしたが、桜井店は広くてきれいな店舗で、席数はカウンター席とテーブル席合わせて55席です。
ラーメン屋でよく見られる詰め詰めのカウンター席でなく、ゆとりあるカウンター席。
足元にはカバン置きがあります。
筆者の記憶が正しければ、全てのテーブル席が6人席だったような。
まとめ・感想
っという感じで、33年ぶりに彩華ラーメンを食べました。
学生時代にお世話になったラーメンの味、ボリュームが今も変わらず続いていました。
変わったのは価格ぐらいかなwww
彩華ラーメンはニンニク臭が強いラーメンなので、口臭が気になるところなんですが、客層として女性客・カップルが多く、ファミリーもいました。
もしかしたら関西特有で、関東では見かけることが少ない光景かもしれません。
学生の頃は男ばかりだったけどね
日本全国にはご当地ラーメンが数多くありますが、彩華ラーメンも天理ラーメンやスタミナラーメンの愛称があり、奈良天理のご当地ラーメン、ソウルフードと言えるでしょう。
奈良に行った際には、白菜とニンニクたっぷりの彩華ラーメンをぜひ食べてほしいお勧めの一品です。
おわり
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