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【玄武洞】柱状節理の美しさと充実したミュージアムとカフェを楽しむ

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柱状節理の美しさの集合体の玄武洞は城崎温泉から車で約10分で行ける観光スポットです。

玄武岩の名前の由来でもある玄武洞は、160万年前に行われた火山活動により山頂から流れ出したマグマが、冷えて固まる時に作り出した規則正しいきれいな割れ目が、約6000年前に波に洗われてその姿を現したと言われています。

玄武洞は無料でみることのできる洞の他、ミュージアムやカフェがあります。

目次

玄武洞公園

マグマが冷却固結する際、収縮して生じる現象で,露頭に見られる 規則性のある割れ目をのことを節理と呼び、 柱状節理・板状節理・方状節理 があります。

玄武洞は柱状節理で、他に秋田県筑紫森岩脈(流紋岩)、福井県東尋坊(安山岩)、福岡県芥屋大門(玄武岩)などがあります。

玄武洞には4つの洞があり、中国由来の四神である玄武、青龍、白虎、朱雀と名づけらています。

玄武洞

青龍洞

白虎洞

南北青龍洞

南朱雀洞

北朱雀洞

玄武洞公園はただ見るだけでも良いでしょうが、いろんな疑問が残るだけかもしれません。

例えば玄武洞は国の天然記念物に指定されていますが、4つの洞全てなのか、武洞と青龍洞の二つだけ(ウイキペディアより)なのかは分かりません。

こういう時に役に立つのが有料のガイドでしょう。

ガイドさんと立ち話をすると「玄武洞のガイド全員、大学院で自然科学について200時間学んでからガイドにつく。」とのことです。

今回は時間の都合でガイドなしでしたが、料金もそれほど高くないので、次回はガイド付きで回りたいと考えています。

化石好きにはたまらない玄武洞ミュージアム

建物右側がミュージアムで左側はカフェレストランとお土産物屋さんです。

まずは1F。

玄武洞ミュージアムなので、玄武洞や玄武岩を中心とした石についての展示が最初にでてきます。

正直、岩の種類はそんなに興味がそそらず「ふ~ん」って感じなんですが、この辺りから面白くなってきました。

実際の化石はこんな感じ。

ホウボウ

ぜんぜんわかんないや。この岩からよく足跡みつけるよなぁ。

玄武洞ミュージアムに入ると、いやでも目につくマンモス的なヤツw

ホウボウ

へー、日本にもゾウがいたのか

2Fにあがると、最初は岩と言うより鉱石の展示がでてきます。

1Fは火山岩でしたが、2Fはエメラルドやサファイヤなどキラキラ系の鉱石の展示ですが、まぁここも「ふ~ん」って感じで興味がそそられずw

ここからが、本番w

またもや化石が、しかも今度は大量に。

よく見たら「レプリカ」と言う文字が。

ホウボウ

まぁ、そうだようなぁ。

ホウボウ

本物がこんなにあったら、ヤバいよw

しかし半数以上にはレプリカの文字がありません。

ホウボウ

もしかして本物?

スタッフの方に確認すると、「レプリカ表示がないものはすべて本物」と教えていただきました。

めっちゃデカいアンモナイトやシーラカンス全てが本物の化石。

ホウボウ

これはすごい。

小さい子だったら、けっこうはまるかもしれませんね。

入場料は800円(税込)ですが、これは一見の価値があると思います。

カフェレストラン

玄武洞ミュージアムと同じ建物にあるカフェレストランはでは、8時からモーニングサービスもやっています。

お勧めなのは八鹿(ようか)豚ホットドッグ。

八鹿豚は豊岡市の隣にある八鹿町のブランド豚で、道の駅ようか但馬蔵ではハンバーガーや豚まんとしても販売されてます。

八鹿豚モーニングホットドッグセット 660円(税込)

甘くて香ばしく、肉汁が滝のように滴り落ちるジューシーな肉質の良いソーセージ。

そしてレタスとキャベツがたっぷり。

ホウボウ

ソーセージがパンに挟まれていないホットドッグを初めてだ。

モーニングセットなので、コーヒー付。

これは正直、相当お得でお勧めのモーニングセットですね。

玄武洞公園へのアクセス

玄武洞公園は城崎温泉から15分弱で行けます。

車で城崎温泉に来られた観光客のほとんどが立ち寄るのではないでしょうかね。

ただ公共機関でも行けないことはないですが、ちょっと面倒くさいんですよね。

玄武洞公園の最寄り駅は山陰本線玄武洞駅。

京都・福知山方面から「豊岡ー玄武洞ー城崎温泉」と続くのですが、玄武洞駅は無人駅で普通列車しか停車しません。

本数ももちろん少な目です。

豊岡駅から城崎温泉駅はJR以外にもバスも運行しており、玄武洞駅前に停留所があります。

もちろん本数も少ないすけどね。

玄武洞駅から玄武洞公園にはもう一つハードルがあるんですよ。

実は玄武洞駅は円山川を挟んで玄武洞公園の対岸にあります。

玄武洞駅側から見た玄武洞公園
玄武洞カフェレストランから見た玄武洞駅方面
ホウボウ

ってことは、船がいるじゃん?

そうなんですよ。船がいるんですよね。

玄武洞駅側から玄武洞公園側へは渡し舟で移動します。

予約制で電話番号が記載されているので、電話をかけて呼ぶスタイルなのでしょうね。

料金は片道400円・往復700円(2021年10月現在)。

カフェレストランから渡し舟が行き来しているのを見かけたので、それなりに利用されている方がいるのでしょう。

感想・まとめ

今回で玄武洞公園は2回目の往訪です。

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前回同様、今回もガイドをつけなかったのですが、玄武洞に関してはガイド付きの方が、より深く楽しめることでしょう。

なんせ大学院で自然科学を200時間学んだ人しかガイドができない規則なので、これは深い話が聞けるに違いありません。

玄武洞ミュージアムの化石の半数以上が本物にも驚きました。

ヘタな資料館より価値があると思います。

小さい頃って恐竜に興味がでる時期ってありませんでしたか?

大人より小さいお子さんを連れて行くとテンションが上がると思いましたね。

玄武洞公園そのものは無料で、城崎温泉から車で15分程度で行けるので、温泉帰りの観光にはお勧めです。

おわり

玄武洞公園

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