地方で少ない収入で節約しながら生活する・ミニマリストに近いスタイルを確立すれば、「時間的豊かさ」を手に入れた生活、スローライフが可能ではないかと思っています。
この「時間的豊かさ」を手に入れた生活は、FIRE ( Financial Independence, Retire Early ) ムーブメントになるのではないでしょうか?
目次
FIREムーブメントとは
FIRE ( Financial Independence, Retire Early ) ムーブメントは、 経済的独立と早期退職を目標とするライフスタイルを啓蒙するムーブメントである。
このモデルは、ブログ、ポッドキャスト、およびオンラインフォーラムで共有されている情報を通じて2010年代より大きな注目を集め、特にミレニアム世代に人気が高まった。
FIREを達成するための方法は、収入増や支出減を模索しながら、意図的に貯蓄率を最大化することである。
その目的は、(FIRE達成後の)生涯の支出を賄うのに十分な不労所得を得ることだ。
FIREムーブメントの支持者は、(退職後の資産の取り崩しに関して)4%ルールを提案しており、推定年間生活費の少なくとも25倍の貯蓄目標を設定している。
経済的独立を達成すると、労働所得は付属的となり、標準的な定年よりも数十年早く退職が可能になる。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)
現在、アメリカの20代30代でこのスタイルがムーブメントになっているらしいです。
ムーブメントが本当かどうかは分かりませんけどね(笑)
ただこのスタイルを実践するには、若いころからかなりの節約をしないとできません。
なぜなら、推定年間生活費の25倍の貯蓄が必要だからです。
仮に推定年間生活費が300万円であれば、25倍は7500万円になります。
日本のサラリーマンの年収で35歳ぐらいまでに、7500万円を貯蓄するには、がむしゃらに働き、めいっぱい節約しても厳しい数字です。
そしてFIREにも2通りあります。
1.Lean FIRE
体脂肪を燃やしまくるかのごとく、とことん切り詰めるタイプ。
年を取れば取るほど、何が起こるかわからないので、これは推定年間生活費25倍では怖い気がします。
2.Fat FIRE
普通の生活水準を保ちつつ、余剰収入(fat=脂肪)を貯蓄と投資で肥やしまくるタイプ。
投資には失敗がつきものですから、これも結構怖いですね。
でもアメリカ版でなく、上手くすれば自分流のFIREスタイルはつくれるでしょう。
自分流のFIREスタイルを考える
1.ゲストハウス収入
ゲストハウスを営業してますが、現在のゲストハウス業界は乱立及び値下げ合戦の体力勝負の時代に突入しました。
いわゆるレッドオーシャンの業界です。
もともとゲストハウスの収入での生活は、どちらかと言うとミニマリストの方になると思います。
もちろんウハウハな経営者もいますよ(笑)。
っで、自分のところは?って言うと・・・・ウハウアハではありません(泣)
それはさておき収入についてですが、ゲストさんが多い時期の夏季を中心に春休みやGWなどに絞って営業する。
そうすると、年間休日が4~5か月ぐらいになるでしょう。
その為には、ゲストハウスの集客を今の数倍にしなければなりません。
ここは、人一倍の努力が必要であることは言うまでもありません。
2.ブログ収入
ブログ収入は広告収入のことになります。
当ブログにも広告を掲載していますが、広告収入はほとんどありません。
プロブロガーと呼ばれる人を参考に、ブログについて勉強し試し改善を続ける。
そして自分のペースでブログをアップし、それなりに安定的な収入を得ることができれば、ゲストハウスの補完的要素が成り立つと思います。
ただ時代はブログ(テキスト)でなく動画、つまりYouTubeかもしれませんけど・・・
このスタイルで収入が確保できれば、アメリカ版FIREは厳しくても、スローライフ的な感じで自分流FIREスタイルの確立ができると考えます。
FIRE副業として情報発信
FIREの火付け役のPete Adeneyさんにはブログ収入があるそうです。
夫婦で各6万7000ドル(約750万円)のソフトウェアエンジニアの仕事をしながら無駄遣いを一切やめて貯めこみ、20万ドルの家と60万ドル貯まった30歳のところでスパッと会社を辞めました。
60万ドルあれば運用利回り4%を生活費に回すだけで、夫婦と子ども計3人の家計は十分回っていくと考えたからです。
その経験をブログ、Mr. Money Mustacheで広めたら共感を呼び、年間40万ドル(約4500万円)の収入源になってしまってるわけですが、いちおう30歳のリタイア時点の資産で13年間、生活は賄えているようです。
ギズモード・ジャパンより引用
リタイア時の貯蓄とは別にブログ収入が年間約4500万円。
これは、完全にプロブロガーですね。
FIREのような夢のような生活は憧れの的ですから、成功例のブログは必ず読まれるでしょう。
日本ではアメリカより年齢は高くなるでしょうが、「地方移住」、「早期リタイヤ」、「セミリタイヤ」をされる方もいらっしゃるので、この方たちのブログなどは読まれる可能性は高いでしょうね。
このあたりを参考にすれば、ゲストハウス+ブログ(動画)でFIREスタイルも夢ではないと思いますね。
高度経済成長時やバブル期の時は「物質的豊かさ」を求めることは自然の成り行きだと思います。
そしてバリバリに働いて、お金を稼ぐ方法が一般的だったと思います。
しかしインターネットの出現によって、お金を稼ぐチャンスがほぼ全員に公平に存在することで、誰にでも「時間的豊さ」を得る生活スタイルが可能になったと思います。
小学生の稼ぐユーチューバーがいるぐらいですからね。
ゲストハウスのオーナーは「旅好き」、「自由」を求め、そして「物質的豊さ」より「時間的豊さ」を求めている割合が多い気がします。
FIREとまで行かなくても、インターネットを駆使したら、「時間的豊さ」を得た生き方ができると思います。
ちなみに自分は仕事は好きな方なので、「ゆる~く仕事をしながら、自由な時間が多く、それほど贅沢をせずに生活する。」スタンスですかね。
おわり
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