大師山は山頂では「みはらしテラスカフェ」で展望を眺めながら美味しくコーヒーを飲め、ふもとの山門から中腹に境内が広がる城崎温泉の守護寺「温泉寺」をお参りすることができる観光スポットです。
お勧めルートはロープウエイと山歩きミックス
大師山山頂まではロープウエイと山歩きの2通りがあります。
ロープウエイは「麓駅」「温泉寺駅」「山頂駅」は3駅あります。
2021年9月現在のコースと料金です。
時間がなければ「山頂コース」での往復ですが、お勧めコースは温泉寺もお参りする「ロープウエイ3/4コースと山歩きのミックス」です。
中腹~山頂間の山歩きの履物がハイヒールでは厳しい部分もありますが、ふもとから中腹までは整備された階段ですので、そこは大丈夫でしょう。
なので温泉寺のお参り後の下山も簡単にできるので、 「ロープウエイ3/4コースと山歩きのミックス」がお勧めとなります。
温泉寺~城崎温泉守護寺
養老4年(720年)、道智上人の一千日ご祈願により温泉が湧出して、城崎温泉を開いたとされています。
聞き間違えがなければ、ロープウエイの中での観光アナウンスによると、最初に湧き出したのが七つある外湯の一つ「まんだらの湯」のようです。
その道智上人により温泉寺は天平10年(738年)に開創され、「末代山温泉寺」という山号と寺号は聖武天皇により名付けられました。
大師山全体が温泉寺の境内になっています。
薬師堂
大師山ふもとに温泉寺の山門があり、そこをくぐると、 西国四十九薬師霊場第二十九番札所に指定されてい薬師堂があり、多くの人がお詣りに来られています。
薬師堂では温泉寺の御朱印が全て用意されており、持ち帰りだけでなく、御朱印帳を持参すれば直接御朱印を書いてもらえます。
薬師堂の御朱印は瑠璃殿となっていますが、祀られている薬師如来の正式名称が「南無薬師瑠璃光如来」だからです。
薬師堂では、大師山中腹の温泉寺本堂と大師山山頂の奥の院の御朱印を頂くことができます。
それは「大師山に上がれなかった人のために」との配慮からだそうです。
本堂でも御朱印は頂けますが、本堂と奥の院のみとなります。
温泉寺 本堂
国の重要文化財の「千手観音菩薩像」と「十一面観音立像」が安置されていますが、本堂内は撮影禁止となっています。
特別御開帳として十一面観音率像を2021年10月30日は拝見・参拝ができます。
特別開帳は2018年04月から3年間でしたが、ここ1年以上コロナのこともあったので、開帳期間を2021年10月30日までの半年間延長されたようです。
次回の特別会長は30年後の2051年。
本堂内見学は300円必要ですが、次回が30年後なのでこの機会に拝見するのをお勧めします。
この御朱印も10月30日までで、次回は2051年となりますね。
ちなみに2019年11月に温泉寺本堂をお参りして御朱印を頂いていますが、「薬師堂か本堂のどちらで書いてもらったのか?」を見てもらった結果、筆跡から本堂の老僧(住職の父)に書いてもらったことがわかりました。
本堂は観音菩薩の別名の大悲からとられているので、御朱印は大悲殿となっています。
奥の院
温泉寺は真言宗なので高野山・弘法大師を祀っており、ちなみに本堂に安置されている千手観音菩薩像は弘法大師空海の御作と伝わえられています。
御朱印は奥の院ご本尊の弘法大師。
大師山山頂
絶景カフェ 城崎珈琲みはらしテラスカフェ
ロープウエイ山頂にある絶景カフェ「みはらしテラスカフェ」。
春~秋は屋外で、冬は薪ストーブのある屋内でティータイムを過ごせます。
城崎珈琲みはらしテラスカフェのメニューはドリンクとスイーツ系の軽食ですね。
テラス席でほぼ全員がやるであろう写真w
この日は曇りで写真映えはしませんが、生で見ると絶景を感じることができますよ。
小さいお子さんも遊べる山頂
山頂には小さいお子さんが遊べる遊具があります。
芝生の広場もあります。
大師山山頂はちいさい子連れでも安心して楽しめます。
まとめ
城崎温泉の大師山は景観を楽しめ、温泉寺の境内でもあり、また山歩きもできるちょっとしたハイキングコースでもある、万能スポットです。
温泉だけでなく、山頂からの景色を楽しめるのも、城崎温泉の良さですね。
おわり
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