リゾートバイト 2022年から2年間7施設の評価・感想  

参拝後はちょっと一息。金刀比羅宮・表参道の寄り道グルメうどん編

この記事には商品プロモーションが含まれている場合があります。

金刀比羅宮(こんぴらさん)の参拝を終えたあとの、ちょっとひと息つきたい時間。

表参道には、そんなひと息タイムにぴったりのお店がいくつも並んでいます。

週末の表参道は参拝客でいっぱい。
どのお店もにぎやかで、つい寄り道したくなる雰囲気

この記事では、うどん屋さんやカフェ、喫茶店など、私が実際に立ち寄ったお店をゆるくご紹介。

琴平温泉でのリゾートバイト3週間で、少しずつ訪れたお店です。

参拝の合間に「どこで食べようかな」と迷ったときの参考になればうれしいです。

記事の内容は2025年3~4月当時の情報ですので、現在とは異なる場合があります。

吉田屋

金刀比羅宮の石段を下りて、参道へと戻ってきた頃。ちょっと小腹が空いてくるタイミングです。

そんなとき立ち寄りやすいのが、表参道の階段途中、石段の100段目あたりにあるうどん店「吉田屋」。

吉田屋 外観
こんぴらさん 表参道 石段 100段目
こんぴらさん観光案内図
吉田屋 位置

提供しているのはうどんのみ。

単品と定食があり、潔い構成。

吉田屋
メニュー

卓上には七味だけが置かれており、いたってシンプル。

吉田屋
卓上装備

今回は「肉うどん800円(税込)」を注文しました。

出汁はカツオと昆布で取っており、やさしい味わい。

時間が経つにつれて肉の旨味がじんわりと出汁に染み込み、甘味とコクが広がっていきます。

本宮まで785段、奥社まで583段――合計1,368段の石段を上り下りした後に、この一杯は沁みます。

吉田屋
肉うどん 800円(税込)

座席はテーブル席と座敷があり、思った以上に広々で、くつろぎやすい空間づくりがされていて、落ち着いて食べられました。

吉田屋
店内

表参道の中腹で、最後まで石段を下りきらなくても立ち寄れる立地も魅力。

参拝の余韻に浸りながら、体をゆるめて一杯のうどんをいただける一軒です。

目次

こんぴらうどん参道店

金刀比羅宮の表参道、その中ほどにある創業65年の『こんぴらうどん』。

かつて旅館として使われていた旧さくらや旅館の建物をそのまま活用した店舗は、築百数十年の登録有形文化財に指定されており、木造の外観からは長い歴史の重みが感じられます。

こんぴらうどん 外観
こんぴらさん観光案内図
こんぴらうどん参道店 位置

風情ある外観から店内に入ってみると、欅(ケヤキ)や栃(トチ)の木で造られたテーブルや椅子が並び、落ち着いた雰囲気の店内。

100席以上ある広々とした空間にはテーブル席と座敷があり、子ども連れやご年配の方もゆったり過ごせるよう工夫されています。

大きな一枚板のテーブル席

ベースになるうどんは2種類。

特製しょうゆをかけて食べる「しょうゆうどん(汁なしうどん)」と、濃口醤油ベースの甘辛だしで味わう「ぶっかけうどん」。

このベースに、えび天やとり天などをトッピングしたり、定食として楽しむこともできます。

こんぴらうどん
メニュー

この日は、冷たい「ぶっかけうどん(570円・税込)」を注文。

見た目はシンプルながら、コシのあるうどんに爽やかなレモン、シャキッとしたネギ、そして香ばしい天かすが好バランス。

濃口醤油ベースの甘辛だしが、うどんの甘みをしっかり引き立たせてくれます。

こんぴらうどん
ぶっかけうどん 570円(税込)

参拝や町歩きで少し疲れた体に、冷たく引き締まったうどんがじんわり染み入るよう。

まさに、こんぴら参道グルメの醍醐味を感じる一杯でした。

てんてこ舞

表参道沿いを歩いていると、ひときわ目を引くにぎやかな外観のお店が見えてきます。

その名も「てんてこ舞」。

大きな看板とちょっぴりユーモラスな店名に思わず足を止めてしまう一軒です。

てんてこ舞
外観
こんぴら観光案内図
てんてこ舞 位置

木造二階建ての建物は、まるで芝居小屋のような風格と遊び心があり、店先には天ぷらやうどんのメニューがずらり。

てんてこ舞
メニュー看板

今回は、単独で看板となっていた「こんぴらにんにくカレーうどん(650円・税込)」の文字に惹かれて即決。

ちなみに香川県は、にんにくの県別生産量トップ5に入っており、ここ数年は全国3位をキープしています

艶やかなとろみのあるカレーが、太めでもちもちとしたうどんによく絡み、口に入れるとほんのりとにんにくの香りがふわり。

スパイスは控えめで、どちらかというと優しい味付け。ほっとしつつ、ちょっぴりクセになる味わいです。

てんてこ舞
こんぴらにんにくカレーうどん
てんてこ舞
こんぴらにんにくカレーうどん

卓上には『なんでもだし醤油』や『ゆず七味』など、うどんのお供がしっかりスタンバイ。

店内は1階・2階にわかれており、座席数も多め。

天井が高く、梁や木の造りにこだわりが感じられる内装で、広々とした空間でゆったりと食事が楽しめます。

てんてこ舞
店内1F
てんてこ舞
店内2F

お店の名前はてんてこ舞ですが、店内落ち着いた雰囲気で快適そのもの。

名前のインパクトとは裏腹に、ゆったりとしたうどんタイムを過ごせる一軒でした。

虎屋うどん

表参道を歩いていると、立派な木彫りの装飾が目を引く、モダンで明るい雰囲気のお店が現れます。

それが「虎屋うどん」。ガラス張りの外観と、温かみのある木のデザインが印象的な一軒です。

外観|虎屋うどん
虎屋うどん位置|金比羅観光案内図

サイズ大・中・小から選べるスタイルで、メニューによって冷たい・温かいも選べます。

メニュー|虎屋うどん

この日は「温かいぶっかけうどん 小(550円・税込)」を注文。

注文はセルフスタイル。

お盆を持って、最初に注文するうどんをコールして、スライドしながら移動。

必要に応じて天ぷらなどのトッピングを取りながらスライドし、うどんを受け取ったらレジで清算。

その後、薬味コーナーでお好みに仕上げます。

薬味コーナー|虎屋うどん

たっぷりの青ねぎ、削り節、天かす、わかめ、すりおろし生姜…出汁の風味がしっかり効いたつゆと、つるもちのうどんが絡み合って、ひと口ごとに違う味わいが楽しめます。

ぶっかけうどん小550円(税込)|虎屋うどん

表参道に面し、開放感のある造りの店内

店内|虎屋うどん

天気の良い日は、屋外テーブル席でのんびりいただくのもおすすめ。

屋外テーブル席|虎屋うどん


表参道のグルメ散歩の締めにもぴったりな「虎屋うどん」。

手軽さとカスタマイズ性が魅力の一杯。

参拝帰りのひと息にも、しっかり派の食事にも対応できる、頼もしい存在でした。

つるだや

金刀比羅宮・表参道の石段を登っていくと、およそ30段目あたり。

お土産屋さんが立ち並ぶ中に、ふと目に留まるのが「つるだや」です。

外観|つるだや
つるだや位置|こんぴら観光案内図

一見、完全なるお土産屋さんに見える店構えですが――よくみると「うどん」の提灯があります。

実はこのお店、奥に入るとうどんを提供する飲食スペースが広がっているのです。

うどんの提灯|つるだや

店内には郷土玩具や焼き物、駄菓子、Tシャツなどが並び、観光気分をくすぐる“なんでもあり”の賑やかな雰囲気。

お土産スペース|つるだや

そして「うどん」の提灯に導かれて、奥の奥へ。

するとテーブル席や厨房が現れます。

店内奥のテーブル席|つるだや
メニュー板の奥は厨房|つるだや

この日は「ぶっかけうどん(600円・税込)」をいただきました。

たっぷりの天かす、鰹節、青ねぎ、レモンにゴマ――それぞれの素材がシンプルに、でも調和していて、
出汁のやわらかい風味がふんわりと口の中に広がります。

ぶっかけうどん|つるだや

麺はのど越しがよく、つるつると入っていきました。

ぶっかけうどん麺|つるだや

テーブルには「鬼びっくり七味」なる調味料が控えていて、お好みでピリッとアクセントを加えることも可能。

卓上装備|つるだや

そして、愛媛のご当地キャラ「みきゃん」の蛇口から出てくる「みかんジュース(400円)」も楽しめます🍊

“蛇口からみかんジュース”という四国ならではのネタ感が、旅気分をさらに盛り上げてくれました。

みかんジュース蛇口|つるだや

表参道の石段途中にある、ちょっとした異空間のような「つるだや」。

参拝途中のひと休みに、もしくは登りきったあとの帰り道に――うどんと旅の雑多な魅力をいっぺんに味わえる、個性的な一軒です。

まとめ・感想

表参道には、こんぴら参拝の合間や帰り道に立ち寄りたくなるうどん屋さんが点在しています。

今回ご紹介したお店は、琴平でのリゾートバイト滞在中に、少しずつ立ち寄ったうどん屋さんたち。

どの店にも個性があり、雰囲気や味、メニューの工夫まで、それぞれに印象深いうどん時間がありました。

ただひとつ気をつけたいのが、多くのお店が15時〜16時頃には閉店してしまうこと。

参拝を終えてからゆっくり…と思っていると、タイミングを逃してしまうこともあるので、少し早めの訪問がおすすめです。

お参りのあとの一杯、町歩きの途中の一杯。

ふと立ち寄ったその一杯が、旅の記憶のひとつになる。

そんな、表参道ならではのうどんとの出会いを、これからの滞在でも、また楽しんでいきたいと思います。

おわり

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