何かと価格設定が高くなる観光地。
錦帯橋の前にある【岩国市観光交流所 本家 松がね】は特産品を100円からお試しで楽しめます。
岩国には5つの酒蔵があります。
全国的に有名な旭酒造 獺祭
岩国市民が一番飲んでいると言われてる「八百新酒造 雁木」
夫婦二人の酒蔵「堀江酒場 金雀」
酒造ではなく、酒場と書きます。
大坂なおみ選手が持つお守りの白崎八幡宮とコラボしている「村重酒造 村重」
昭和22年春全国新酒鑑評会第1位獲得で一躍有名になった「酒井酒造 五橋」
岩国市観光交流所 本家 松がねでは、五つの酒蔵店を開催しています。
大吟醸酒各種1杯30ml300円の試飲は年中可能ですが、五つの酒蔵店開催中の2021年5月31日までは、特別に吟醸酒各種1杯30ml100円で試飲できます。
現地の酒蔵で試飲ができるのは、確認済みの「旭酒造(有料300円 4種)」人から聞いた話になりますが「村重酒造」の2蔵です。
八百新酒造は行きましたが、試飲はありませんでした。
今回の試飲は雁木と金雀
店員さんから、貴重なアドバイス。
雁木、金雀の順に飲んでくださいね。
雁木
第一印象 飲みやすい。
口当たりの良さに、辛みと適度な酸をほどよく感じる。
飲みきったら、すっきり爽やかの後口。
飲みやすいね。
岩国市で一番飲まれているって、言うのも分かるわ。
岩国レンコンガラスで作られたおちょこがかわいい。
岩国レンコンガラスとは、出荷されずに廃棄されてしまう蓮根を乾燥させ燃やして灰にし、その灰をガラスの原料に混ぜ込んで作られたガラスです。
金雀
フルーティーで甘味とすっきりな感じは、雁木と同じ雰囲気ですが、酸味は金雀の方が強いですね。
この酸味は日本酒好きにはたまらない、玄人好みの日本酒ですね。
750mlは岩国市内でも
買うのが難しいですよ。
夫婦二人の酒蔵にひそかに人気があるので、品薄のようです。
2021年04月05日追記
残りの3蔵の試飲をしました。
獺祭は磨き四割五分、他は純米吟醸。
どれも美味しかったですね。
その中であえて一つ選ぶとすれば、飲んだ順番や体調、お腹の具合にもよりますが、一番印象に残った「五橋 西都の雫」ですね。
蔵元によると「控えめで上品な上立香の中に広がる、柔らかな口当たりとキレのよい喉越しが特徴。」のようです。
美味さが口の中に広がる感覚がありました。
岩国れんこん寿司 150円
一度に5升から10升の酢飯を専用の木枠に詰め、
引用:カラふる ふるさとニュースマガジン
その上を錦糸卵や酢レンコン、シイタケ、
でんぶ、春菊などで彩り鮮やかに飾ったもので、
これを同様に何層も重ね、
職人たちが押し蓋の上に乗って押し固めて仕上げる押しずしです。
旧岩国藩の城下町として栄えたこの町では「殿様寿司」とも呼ばれ、
引用:カラふる ふるさとニュースマガジン
豪華な具と整った四角い形が特徴的で、
出来上がったすしは1人前ずつに切り分け、
大勢で分け合っていただきます。
かつては藩主(殿様)への献上品として、
引用:カラふる ふるさとニュースマガジン
更に盆や正月、結婚式、葬儀など、
人が集まる場には欠かせない料理でした。
岩国れんこん寿司って、
高いから、
食べたことないんだよね。
ちょうど良かったわ。
味の方はそうですねぇ、通の押し寿司ですねw
岩国鉄砲隊の甲冑。本物です。
レプリカもあって、甲冑体験もできます。
毎週土日の10:00~16:00 要予約
そして驚いたことがあります。
ハワイの定番中の定番土産がマカデミアナッツ。
岩国出身のハワイ移民者・滝谷守さんが、完成させたレシピによるもので、完全に逆輸入ですねw
こんな感じで、岩国市観光交流所 本家 松がねを楽しみました。
観光交流所から想像もできなかったお試し価格でできる試飲と試食は、ホントにありがたいですね。
酒蔵できない試飲を、しかも各蔵の飲み比べができるので、日本酒好きにはお勧めですね。
2021年3月現在は五つの酒蔵展ですが、5月末には終了し、今度は他の展示をするそうです。
錦帯橋へ観光へ行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみて、楽しんでほしいスポットです。
おわり
岩国市観光交流所 本家 松がね
追記
八百新酒造 雁木
1998年(平成10年)まで現役だったレンガの煙突。
解体の話がでていたようですが、
クラウドファンディングで応援サポーターを募り、
2020年に修復が終えたそうです。
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