「道の駅 熊野古道中辺路」は、和歌山県田辺市中辺路町近露にある国道311号の道の駅で、熊野古道中辺路の入口に隣接しており、熊野古道歩きを楽しむ人にとって中間点となります。
道の駅 熊野古道中辺路は、「熊野古道のウォーキング&バスツアー」の観光行程に組み込まれており、大型バスでの団体さんも多いですが、団体さんが去ると、静かでのんびりできる道の駅です。
道の駅 熊野古道中辺路の建物は小さく可愛らしいですね。
営業時間:9:00~16:30(喫茶コーナー)
8:00~18:30(道の駅として)
駐車場:道の駅なのでたくさん
小さくてもそこは道の駅。
喫茶コーナーで、美味しい食事ができます。
今回は2023年9月下旬にランチで訪れた「道の駅熊野古道中辺路」を紹介します。
さあ、行ってみよう
鮎ひつまぶし丼 880円(税込)
鮎ひつまぶし丼のラインナップは、ひつまぶし丼、みそ汁、漬け物といたってシンプル。
ここで素朴な疑問が発生。
ひつまぶしと言えば「1杯目はそのまま、2杯目は薬味を加えて、3杯目はだし汁をかけて、3つの味わいを楽しむ」ことができる料理と認識していますが、だし汁がありません。
お店の方には聞きませんでしたが、世の中には「だし汁無しのひつまぶしもあるんだろうなぁ」って感じで食べることに。
お茶があるし、まっいいかwww
鮎は田辺市内流域のものを使用しているそうです。
最初はそのまま頂きます。
鮎の細かい身は甘辛く煮らていますが、川魚特有の香りを感じることができます。
白米にしみ込んだ味付けは、適度に濃く、適度にマイルドと絶妙な甘辛具合でめっちゃ食べやすい。
熊野古道を歩いている人は、腹ペコでしょうしょうし、一気に食べちゃいそうですね。
次は山椒を加え、味変。
甘辛な味付けに、ピリッとアクセントがつき、一気に箸がすすんでいきます。
ラストはお茶漬けで。
これは正直失敗でしたね。
お茶(ほうじ茶?)と味付けが全く合わず、イケてない味になってしまいましたwww
梅干しの美味しさが、最後に失敗したお茶漬けを帳消しにしてくれました。
さすが紀州といったところでしょうかね。
お茶漬けは失敗として、鮎のひつまぶし丼は非常に美味しく満足しました。
結論から言うと、ひつまぶしと言う名前に惑わされず、丼物としてそのまま食べましょうwww
メニュー
メニューは麺類が中心の軽食。
鮎のひつまぶし丼が横綱メニューで、それに続くのが和歌山ならではの「梅うどん」、山中ならではの「山菜うどん/そば」といったところでしょう。
支払方法
現金、PayPay
店内の様子
店内はお土産物コーナーがあり、その奥に座敷が2席、テーブル席が1席あります。
まとめ・感想
道の駅 熊野古道中辺路は、中辺路の中間点の山中にあります。
その為、中辺路ルート(田辺ー本宮ー新宮ー那智)を数日間かけて歩く人には、オアシスとなっているでしょう。
屋外スペースにもテーブル・ベンチが有り、休憩ができます。
筆者が訪れた時は、欧米人のバックパッカーが数組いましたね。
「熊野古道のウォーキング&バスツアー」の団体客が来た時は騒々しいですが、バスツアーは長居しないので、基本的には静かでのんびりできます。
食事は軽食がメインで、食事推しをしている感じはありませんが、今回筆者が食べた「鮎のひつまぶし丼」はクオリティが高く満足できました。
そして、おそらくうどんも美味しいでしょう。
隣の席の方が、「美味しい」と絶賛していましたからねwww
テイクアウトでお勧めなのは、「コンニャクのいなりずし」。
あっと言う間に売り切れていました。
クオリティの高い食事ができる「道の駅 熊野古道中辺路」は小さくて素朴な感じが、いい味だしていました。
おわり
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