2023年8月4日現在(国道交通省ウェブサイトより)、「道の駅」は1,209駅登録されています。
そして温泉施設併設の道の駅は年々増加しており、2000年には4か所だったものが、2023年には150か所まで増加。
道の駅の役割が地域の観光拠点や休憩スポットとしてだけでなく、温泉やグルメなどの地域の観光資源とした役割も担うようになってきたからでしょう。
また併設ではなくても、すぐそばに温泉がある道の駅も数多くあり、「龍神温泉」と「道の駅 龍神」もその一つで、車で約3分で移動できます。
今回は2023年9月下旬、日帰り温泉&ランチを堪能した龍神温泉と道の駅龍神を紹介します。
では、行ってみよう
日本三美人の湯 龍神温泉元湯
龍神温泉は、和歌山県田辺市龍神村にある温泉地で、高野龍神国定公園内に位置し、日高川沿いの渓谷美を楽しめることで知られています。
営業時間:7:00~21:00
最終受付:21:40
定休日:冬季は営業時間短縮や不定休有り
要電話確認(0739-79-0726)
料金:大人800円 小人400円
駐車場:別館を含めてたくさん
和歌山県龍神温泉は「島根県の湯の川温泉」、「群馬県の川中温泉」と並び、日本三美人の湯として知られています。
泉質はナトリウム炭酸水素塩泉で、美肌効果に優れているとされています。
浴室はカメラ持込みNGなので写真はありませんが、内湯・露天風呂とも源泉100%。
内湯は広々とした檜風呂、露天風呂は日高川の渓谷を眺めながら入浴できる開放感のある造りの岩風呂。
そして泉質のナトリウム炭酸水素塩泉は、肌がツルツルになる美肌の湯として評判通りでした。
元湯に宿泊はできませんが、徒歩約5分ほど離れた別館では宿泊ができます。
価格は1名素泊まり・個室・温泉付き4,500円とリーズナブル。
ただし12/1~2/28は冬季休館となっています。
道の駅 龍神 ウッディプラザ木族館
道の駅 龍神 ウッディプラザ木族館(きぞくかん)は、和歌山県田辺市龍神村にある道の駅で、龍神温泉から車で約3分ほどの場所にあります。
営業時間:9:00~17:00(4月~11月)
9:00~16:00(12月~3月)
食堂は15:00まで
休館日:4月~11月無休
12月~3月水曜日
駐車場:道の駅なのでたくさん
建物は、龍神村の「龍」をイメージして造られた木造建築で、館内には地元産の木工品や農産物、農産加工品などの直売所、喫茶・食事コーナー、木工品展示ルームがあります。
猪丼 950円(税込)
筆者が注文した猪丼 950円(税込)のラインナップは、猪丼、みそ汁、たくあんといたってシンプル。
ジビエの代表格イノシシの肉は豚肉に似た味わいですが、より濃厚で旨味が強いのが特徴。
猪丼はそのイノシシ肉を醬油ベースの出汁で煮込んだ玉子とじ丼です。
イノシシ肉は、赤身が若干硬めでパサパサしたあっさり系、脂身はサクサクとした食感と甘みがあり、肉そのものに脂っこさを感じません。
赤身も脂身もあっさりとしているのに、旨味もコクもあり食べごたえはしっかりあります。
野菜はゴボウ、ネギ、タマネギの3種。
ゴボウは柔らかく、タマネギの甘さが丼に染みわたり、あっさりしたネギがくどさを和らげてくれます。
全体的に優しい味で、食べやすい丼でした。
メニュー
全て1,000円(税込)以下とリーズナブルな価格帯となっています。
支払方法
券売機で注文の為、現金のみ
店内の様子
直売所では、龍神村で採れた新鮮な野菜や果物、山菜、きのこ、そして地元の木工職人が手掛けた木工品などを販売しています。
飲食スペースは屋内と屋外があり、屋内は座敷とテーブル席となっています。
屋外の飲食スペースは日高川と渓谷を望む景色を前に食事ができます。
建物自体が龍神村の「龍」をイメージモチーフにして造られた木造建築で、樹齢350年の栂の巨木など、木怪木を柱に使っています。
まとめ・感想
っという感じで「龍神温泉元湯」と「道の駅 龍神 ウッディプラザ木族館(きぞくかん)」を堪能しました。
「龍神温泉」は評判通り肌がスベスベし、日本三美人の湯と言われるのも納得し、「道の駅 龍神 ウッディプラザ木族館(きぞくかん)」の猪丼はあっさりなのにコクと旨味があり、満足のいく丼でした。
最近の道の駅はクオリティが高く、アミューズメントパークのような雰囲気が人気があるのは良いですが、人混みに行くような感じで、筆者は敬遠しがちです。
しかし、和歌山県山中の道の駅は小さ目で、人も少なくまったりできるのが、嬉しい。
「道の駅 龍神 ウッディプラザ木族館(きぞくかん)」は「龍神温泉」も近くにあるので、温泉・グルメ・ドライブを楽しめるお勧めのスポットですね。
おわり
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