「スタバはないけど砂場がある」名言が生まれたのは2012年9月。
隣接する島根県にスタバが進出して、唯一スタバのない都道府県になったという事で、テレビ局からその件で取材を受けた当時の平井鳥取県知事からの名言が生まれ、2015年5月鳥取市にスタバがオープンしました。
「スタバはないけど砂場がある」から「スタバも砂場もある」に変わったけど、鳥取砂丘の魅力の良さは変わらず、大勢の人を魅了しています。
鳥取砂丘
見ごたえのある景色
いくつかある出入口の中で、駐車場から鳥取砂丘に入るのがほとんどでしょう。
すると最初に見る景色はほぼ全員がこちらですね。
正面に「オアシス」と呼ばれる水たまりがあり、その後ろには「馬の背」と呼ばれる砂の壁を目指していくことになります。
馬の背を目指して歩きだすわけですが、オアシスを寄ってから上ることにしました。
オアシス寄らずに馬の背に上がる人とオアシスによる人に分かれますが、見ているとグループはオアシス経由、カップルやファミリーは直接馬の背にあがっている傾向がありましたね。
4人組のグループ
修学旅行生
サハラ砂漠だったらおそらく飲んでしまうだろうオアシスの水。
鳥取砂丘ではその必要はありませんw
なぜなら砂丘の外には飲食店や自販機がたくさんあるからですw
訪れたのは2021年9月16日 気温33.5℃
気温以上に熱いのが、砂
鳥取砂丘では、はきものに注意しなければりません。
便所サンダルだと熱い砂が入ってくるので、人が歩いてない柔らかいところでなく、踏み固められたところを歩きました。
焼けた砂って、熱いのなんのw
馬の背からみる景色は気持ち良く、まさに絶景。
今回は昼前に行きましたが、次回は早朝に行って、風紋を楽しみたいですね。
実は日本一広い砂丘ではない
実は鳥取砂丘は日本一広い砂丘ではありません。
日本一広い砂丘は青森県「猿ヶ森砂丘」で、全長17kmで総面積は15,000haあり、鳥取砂丘の30倍のこと。
ただ猿ヶ森砂丘は防衛省の下北試験場(弾道試験場)の敷地の為、一般人の立ち入りが禁止されています。
鳥取県公式サイトでも「日本最大級の海岸砂丘「鳥取砂丘」を活用した観光地・鳥取の発信」と記載しており、日本一広いとはうたっていません。
気づかなかったぜ。
日本最大級とはウマい表現だ
日本三大砂丘とは 鳥取砂丘 吹上砂丘 中田島砂丘らしい
日本字人の好きな三大○○。砂丘にもしっかりありますよw
鹿児島県 吹上砂丘
面積 900ha
静岡県 中田島砂丘
公園面積60.07haはネット情報にありますが、砂丘面積については不明です。
いろんなブログや情報サイトでも全長4km、幅は500mを記載し、具体的な数字での面積表示はありません。
誰も面積がわからないのか?
なんか笑えるw
鳥取県 鳥取砂丘
面積 550ha
三大の理由は分かりませんが、ググるとほぼこの3つが日本三大砂丘になっています。
ほぼの理由は九十九里浜等他を推す場合もあるらしいから。
面積も公式にはどこに記載してあるか不明で、いろんなサイトを見るととこれらの数字が出てきました。
ただ静岡県中田島砂丘 に関しては、多くのサイトで「全長4Km、幅500m」を使い、面積が何haは記載していません。
まぁ、ネット情報ってこんなもんですよねw
砂の美術館
鳥取砂丘に入るほんの少し手前にある砂の美術館の入館料は600円(税込)。
8毎年テーマを変え8~9ヶ月間展示、新たな砂像を制作で約3ケ月間休館しています。
砂の美術館は2006年から始まり今年で13回期目で、2021年は「砂で世界旅行・チェコ&スロバキア編」~盛衰の歴史と神秘の残影を訪ねて~
マスク着用で入口で検温して中に入ります。
すばらしいの一言
のりを使わず、水と砂だけで制作された砂の彫刻の精密さに驚きました。
砂の美術館の屋外には展望広場があって、鳥取砂丘を一望することができます。
展望広場の一番高いところに「幸せの鐘」があり、「砂丘に向かって、想いを込めて、一回だけ鳴らしてください。」となっています。
この時は修学旅行生が大勢いたので、遊歩道から写真を撮っただけにしましたw
売店ではチェコとスロバキアの商品や旅行案内があります。
チェコの首都プラハは世界遺産「ヨーロッパの建築博物館の街」はロマネスク建築から近代建築まで各時代の建築様式の街並はめちゃくちゃ美しいと評判なので、行ってみたい街の一つですね。
旅行は厳しいのでチェコと、せっかくなので鳥取の地ビールも合わせて購入
左:チェコのピルスナービール
右:鳥取のクラフトビール
チェコはビール消費量が世界1位でピルスバービール発祥の地のようです。
チェコのピルスナービール
ポップがよく効いており、少し強めの香ばしさと苦みを感じる、濃い味。
いかにもビールって感じのビールで、懐かしい味に感じました。
キャップもかわいい
鳥取のクラフトビール
5種類あったので、鳥取砂丘がある鳥取市のクラフトビールを選んでみました。
なんも気にせず飲んだら「この味は生姜?」
よく見たらジンジャーって書いてありましたw
まぁ賛否両論が激しく生まれるであろうジンジャービールの感想。
クセが強すぎるw
まとめ
こんな感じで鳥取砂丘と砂の美術館を観光してきました。
「鳥取砂丘で自然を感じ、砂の美術館で人の創作を楽しむ。」
毎年訪ねたくなる人の気持ちが何となくわかりました。
おわり
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