城崎温泉には御朱印も頂ける守護寺として温泉寺があります。
温泉寺の山号・寺号は聖武天皇より「城崎温泉の守護寺」として賜ったもので、以来1300年の間、城崎温泉の入湯客を見守っています。
温泉寺は城崎温泉駅から徒歩約20分程度のところにある大師山にあります。
本堂は大師山の中腹、奥の院は山頂にあり、麓からロープウェイで結ばれています。
他に参道でも行けますが、結構登ります。
麓には城崎温泉の元湯があり、足湯はもちろん飲泉もできます。
城崎温泉の飲泉場は全部で3ヶ所あります。
山門
本堂のある中腹までは気軽に徒歩でも行けそうだったので、ロープウェイを使わず山門をくぐり向かうことにしました。
山門は明和年間(1764年~)に再建されたものです。
2020年04月07日追記
紅葉も良いけど、桜シーズンも格別です。
写真は2020年04月06日
薬師堂
総欅造りのお堂で文化年間(1804~)再建されました。
ここから参道と言う名の登山道で本堂を目指します。
ゆっくり歩いて約20分ぐらいで本堂のある中腹に到着です。
温泉寺・本堂
温泉寺の中興・清禅法印が造営した本堂は五間四面、南北朝時代を代表する建築物で、和様・唐様・天竺様の三式が融和した折衷様式の入母屋造りとなっています。
本坊から中へ入り拝観できます。
本堂の拝観料は300円で、隣接する温泉寺宝物館(城崎美術館)とセットで400円です。
国指定重要文化財である【本尊十一面観音像】と【千手観音立像】が安置されていました。
鐘楼
自由につくことができます。
御朱印
300円
本堂の名前である大悲殿と弘法大師の2種類ありましたが、今回は大悲殿を頂きました。
城崎を一望できる山頂の奥の院までの山歩きはきつそうだったので、今回は温泉寺駅からロープウェイで行くことにしましたが、後から調べると、ハイキングコースのようで結構気軽に山歩きができることが判明しました。
おわり
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