元ゲストハウスのオーナーとして、旅館でリゾバをしていた者として、GoToトラベル全国停止継続は基本的に賛成です。
いづれGoToキャンペーンは再開するでしょう。
ただ、再開するにあたって、現行ルールを変更してほしいと思っています。
なので、GoToキャンペーン(トラベル・イート)の運用について、考えてみました。
キャンペーン適用人数の制限
1グループ4名までなど、人数制限が必要と考えます。
4名が妥当かどうかなんて、正直わかりません。
最近、野党の政治家やマスコミが「エビデンス(根拠)は?」とすぐに突っ込んでいますが、4人がOKで5人がNGとか、
そんなもんわかるわけないでしょう。
マジでくだらないと思っています。
ただ何かしら基準が必要だと思います。でなければ、カオス状態ですからね。
そして同時に、NG事項も適用しなければなりません。
外食で4人グループ×3組で別々に予約した場合、「テーブルを一緒にしてほしい」と言うリクエストが、必ず出ると思いますが、それはNGです。
もし1グループで楽しみたいのなら、GoToキャンペーンの割引料金でなく、通常料金で予約すればいいのです。
あくまでもGoToキャンペーンは、税金を使っての割引キャンペーンですよね。
なので、税金を使っての割引ではなく、通常の方法で旅行や外食に行けばいいのであって、行くなと言う意味ではないのです。
ただし例外として、同居している大家族の場合は、身分証提示で良いと考えます。
同居なので、マイカードなどの身分証明書の提示で確認できるでしょう。
人数による割引率の変動制
通常、人数が多い程割引率が高くなります。
しかしコロナ禍では密を避ける為、多人数はNGです。
従って、人数が少ないほど割引率を高くすれば良いと考えます。
1人の場合:割引率40%
2人の場合:割引率30%
3人の場合:割引率20%
4人の場合:割引率10%
施設側からすると、無駄が多くなるので嫌なんですが、緊急事態宣言で自粛休業や時短営業よりマシだと考えます。
ただ通常金額では制限がないので、多人数の場合は、通常料金で利用すればいいだけです。
また繰り返すようですが、別予約で一緒のテーブル等のリクエストは、もちろんNGです。
曜日による割引率の変動
全期間通して35%以上の割引があるから、問題なんですよね。
曜日によってメリハリがあったら、利用者も少しは分散はするでしょう。
月~木が30%
金20%、
土と祝日前0%
翌日が祝日でない日・祝日10%
土日祝が公休日の人には不利に見えますが、「有給消化しましょう。」と言う世の中なんで、有給を取りましょう。
「テレワークなんて無理」と言いながら、現実に可能な職種がある事が証明されました。
なら一斉休日をやめて、シフトで休みをずらすなどできないはずがありません。
テレワーク同様、シフトワークができる職種があるはずです。
通勤ラッシュをずらそうと言うのであれば、休日ラッシュもずらしたらと考えます。
まとめ
筆者は旅行も外食も好きで、基本的には賛成です。
GoToトラベルは実際に利用しました。
ただ現状のGoToキャンペーンのルールには、反対ですね。
筆者の場合、宿泊業側そして一人旅も手伝って、マナーやエチケットに注意を払うことができました。
しかし、大人数での旅行や外食になると、どうしてもマナーやエチケットがおろそかになる傾向も事実で、実際に目の当たりにしてきました。
2020年以前のスタイルでの旅行や外食は、今や厳しい状況です。
かと言って、経済を止めるのも限界がありますし、息苦しい生活を一生続けるのも嫌です。
なら、どうするか?
ゼロにはできないリスクを可能な限り小さくして、楽しむしかありません。
なので、税金を投入しての経済活性化なら、単なるバーゲンセールではなく、密にならないような利用方法にするなど、ルール改正をしてもらいたと、切に願うばかりです。
そして安全に密になれる世の中に戻ってほしいです。

おわり
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