この記事を書いている7月27日現在、日本各地でクラスターが発生しています。
夏場でこの状態ですから、冬はどんな状況になるのか?恐ろしいですね。
自分のコロナ対策に対する考え方はただこれだけです。
「その時、自分ができる最大限の対策を行う。」
感染するのは仕方がない部分があるので、それに対する対策を最大限実施し、後悔しないことが重要だと思っています。
さて、6月19日に県外移動自粛解除、7月22日GoToトラベルキャンペーンが始まりました。
ゲストハウスふしぬやーうちーも7月1日から営業再開、その前には客目線でコロナ対策を感じる為に宮古島にも行ってきました。
その中で感じた事を綴ってみました。
宿泊施設について
仕事がらTwitterは宿泊施設・観光業界のツイートが流れてきます。
それは拝見した感想は正直これ。
「文句と愚痴のオンパレード」
「下品」
確かにGoToトラベルキャンペーンは混迷を極めまた欠陥も多いです。
なので活用したい宿泊施設にとっては、とても大変なのは理解できます。
が、ホント言いすぎ。
正直「だったらキャンペーンに参加するな」って言いたくなる時もあります。
また、感染対策のハードルが上がった時にも文句がでていました。
経営の為、集客は必要です。
キャンペーンに参加するのも経営の一つです。
当宿は参加しませんが。
キャンペーンの前に宿泊施設はする事があるはずです。
まずは「コロナ対策を最大限行っていること、その結果、安心して宿泊できる」を伝えることが先決ではないでしょうかね。
自分の考えはこうです。
予約受付は電話もしくはメールのみ。
全室個室1泊お一人2500円で再開。
意外と電話が鳴る。
「行っても大丈夫ですか?」「やっていますか?」問合せがほとんど。
宿の状況・考えなど説明(丁寧にのつもり)。
おしゃれや個性的なウリがあるわけでもないが、会話による相互理解と安心感はウリにしたい。— 沖縄ゲストハウス ふしぬやーうちー (@fushinuyauchi) July 4, 2020
「愚痴と文句」の多い業界のTwitterですが、「下品」と感じたのもあります。
「すべてがカオスすぎて草」(←GoToトラベルキャンペーンについてのツイートと思われる)
草はネット上では(笑)の意味で使われるスラングですが、「人を小ばかにしている」や「気に入らない」、「文句を言っている」時に使用している場面が多い気がして、個人的には見ていてとても不愉快に感じます。
何てったて、「くさ」と言う発音ですからね。
「それ面白いね(笑) (わらい)」
「それ面白いね(草) (くさ)」
印象が違うと思いませんか?
「すべてがカオスすぎて(草)」をツイートした人はホテル業界では有名な人らしいですけどね(草)ははは。
旅行客について
少しづつ旅行客が増えています。
それにともなって、やはり目にあまる感じの人たちも増えました。
那覇空港まではマスクをしているが、そこから先でマスクをしない人が多いとゲストさんから話を聞きました。
それどころか当宿には、そもそもマスクすら持っていないゲストさんが泊まりに来ました。
このゲストさんは複数の県をまたいでの旅の途中。
しかも「マスクしてない人ばっかりだったし、関係ないでしょう。」、「どんなに車の安全運転しても交通事故に遭うことがある。それが嫌だったら外に出るなと思う。感染も同じでしょ。」と平気で言う始末。
自分がまき散らす暴走車になる事が抜けいるこのゲストさんに、マジで発狂しそうになったので、説教レベルで指導し、マスクを2枚差し上げました。
この様にエチケット知らずの人たちが自由気ままに旅をしているようです。
他に、老若男女問わずグループがやっかいですね。
旅に出て、気が大きくなってるのでしょう。
「マスク無しで、公共の場で大声ではしゃぐ。」と言う場面をよく見かけます。
思わず、目を覆いたくなります。
今後、ワクチンや特効薬が出ない限り、コロナのリスクは常につきまといます。
今は「旅行は悪」みたいな空気もあります。
その空気をなくすには、宿泊施設側、旅行者側双方の安全意識を高めるしかありません。
旅行に出かけ日常を忘れて楽しんで貰える。
営業再開ができた立場からしたら、とても喜ばしいことです。
ただ、これだけは忘れないでほしい。
コロナの日常は旅先にもあるんです。
このことだけは、いつもの日常と変わらない事として、忘れないまま旅行を楽しんでも欲しいものです。
当宿も衛生面に細心の注意をくばり、感染の抑制をしつつ、旅行者を迎えていきたいと思っています。
おわり
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